中毒性のあるニット。
気温が下がってウキウキしていたと思えば、
嫌がらせのように暑くなり。
負けじとスタイルを曲げずに長袖を貫いてます。
今日はシャツにジャケットで暑い。
こんにちは。
clichéの木下です。
同じくそんな方に朗報ですが、今週の中盤あたりからグッと気温が下がります。
ウールのニットはもちろん、厚手のシャツやジャケットもいい頃合い。
最低気温14度、いい響きです。
STUDIO NICHOLSON
¥57,200 (TAX IN)
STUDIO NICHOLSONの今回のニットが、鮮やかなカラーリングで登場です。
ご用意したのは、"FOXGLOVE"と既に完売してしまいましたが、"SPANIEL"。
名前も可愛い。
色が良かったのは勿論ですが、ネーミングで選んだのも正直なところです。
FOXGLOVE = ジギタリス 花
SPANIEL = スパニエル 犬
幼少期に飼っていた犬がアメリカンコッカースパニエルのルル君でした。
ルル君は黒でしたが、とりあえず犬好きということあって、無性に惹かれたんですよね。
もう1色のFOXGLOVE、和名で狐の手袋を意味する、ジギタリスという花の名前です。
ピンクとパープルが混ざったような鮮やかなカラーリング。
派手ですが、赤ほどじゃない。
ついでに花言葉は、「不誠実」、「隠されぬ愛」、、
美しい花ではあるが、全草に毒があるそうで。
それが一歩間違えると危険な恋愛を彷彿とさせることからきているんだとか。
この絶妙カラーのニットも、ついつい手を出して着用頻度が増えてしまいそう。
ある意味危険なニットと言えるかもしれません。
なんだか、
祖母、母とそろって恋愛ドロドロなドラマが好きなので、よく一緒に観ていたのを思い出しました。
一番覚えているのは"不機嫌な果実"、懐かしいです。
フィッシャーマンズセーターの元祖にあたる、ガーンジーセーターがモチーフ。極寒の船上で働いている漁師のため、作られていたセーターのことを指します。
僕もあまり詳しくはないので調べてみると仕様があるらしく、
襟の高さに前後差があり、前が下がっている作りが通常の仕様ですが、
ガーンジーセーターは前後差がなく、前後同じパターンになっています。
汚れてもひっくり返して着られるように、考えられた作りですね。
また、本来脇下に四角のガゼット"ダイヤモンドガゼット"がつきますが、肩のみにガゼットを配置。
過度な動きに対するディテールですが、
ラックにかけていても殆ど伸びていない、安心の耐久力が嬉しい。
ルーズなサイジングで重い、
結果デロンデロンに伸びてしまっては元も子もないが、ご安心ください。
オリジナルのように四角い形で、肩から直線的に袖がついている作りではないけれど、イギリスでは馴染みのあるセーターを、ニコルソン流にアレンジ。
鮮やかな色ながらも、スタイリングに溶け込んでくれるよう仕上げています。
程良くずっしりの5G、保温性は高く。
リブのピッチ幅は短く、スウェットのような丸みのあるフォルム。
インナーに差し込みたいところですが、まずは秋口。
来週あたりに早速、パンツとシンプルに合わせるのが良い。
もう少しすると、シャツとレイヤードをしたいと睨んでます。
CREDIT
cantate "Denim 1955 Trousers" ¥42,900 (TAX IN)
cantate "Ribbon Belt" ¥38,500 (TAX IN)
せっかくいい色なので、一枚で目立たせていきたい。
フェードしたグレーのデニムと、スニーカーがよく合います。
なんだかデニムの合わせしか浮かんでこず、
完売したけどこちらの色のスタイリングも、、
CREDIT
cantate "Denim Flare Trousers" ¥49,500 (TAX IN)
シンプルにデニムに。
気温が落ちてきたらアウターの差し色に。
派手な色ではありますが、すんなり馴染む。
ついつい手を伸ばしてしまう飛び道具のような、
癖になるニットセーターだと思います。
毎年毎年、寒くなったらこれを着ようと、ワクワクするでしょう。
木曜日あたりから最高気温も19度、
悪天候が悔やまれますが、こんな感じが心地良さそうです。
それはそうと最近読み始めた漫画、ブルーロックも読み終わり、新刊まで少し時間があるので辛い日々。
ブルーロックはU-NEXTのポイントで見ていたので、月に何冊って決めて読もうと思っていたのに。
気づいたら20巻全部、課金して買ってました。。
ちょっと使いすぎかな〜って思いつつも、
続き読みてぇ〜、、
そんな人間の欲を刺激される、中毒性がすごい。
良すぎて、仕事の行き帰りに読むのが最近のルーティンです。
洋服に置き換えても同様に、僕はハマったらそればかり着てしまう。
このニットもそんな中毒性のある存在になってくれるはず。
cliché 木下