経糸は黒、緯糸は茶で、黒にも見えるダークブラウンで仕上げているシングルジャケットと、組下のトラウザーズ。

経糸にはスーパーファインメリノのSuper140’s、緯糸にはモヘヤ100%を採用し、夏の男をエレガントに見せてくれます。

従来のスーツから、絞りの位置を変更し、背中のラインも見直しをいれたモデル。

べントはウェストのポケットとほぼ同じ位置でかなり深めに取っているのが特徴で、ほとんどの工程をフルオーダーのスーツと同じ手法で作るのに代わりはありませんが、ビスポークレベルの高い技術力を要する職人が、より丁寧に取り組んで仕立てました。

これまでのcantateのジャケットを凌ぐ、さらに一段上をいくジャケットは、文字通り身体に吸い付くような着心地をお約束します。

パンツはべルトループを設けず、両サイドの尾錠を取り外して、フロントの持ち出しを長めに取ってアレンジ。

シルエットに関しては、わたり幅は変更せず、裾幅を19cmにしてテーパードをややキツめに。タック幅も広めに取っているので、ウェスト周りがよりエレガントな表情になっています。

パンツの前立て部分にもジャケット同様に、表地に縫い目を見せずに縫う「手星」という縫製を採用。パッと見、ビスポークと見紛う高い技術力が光ります。