最強のスタプレ。
So many men, so many opinions.
こんにちは。
clichéの木下です。
先週末にご紹介したスーツ、、
の続きとなる、共地のカジュアルパンツをご紹介します。
cantate
¥47,000 (¥51,700 TAX IN)
良し悪しは置いておいて、はじめてブーツを買った時だろうか。
ワイドパンツばかりの僕が無性に欲しくなった、Levi'sのSTA-PREST®︎。
ワイドパンツでも別にいいのに、発した。
細みで、かつ美しさに秀でたシルエット。
サイドゴアブーツのフォルムにすんなり馴染むことを、容易に想像出来たんです。
でも意外にサイズが合うものがなく、古着屋を回っては探し、
なんだかんだ今は黒、茶色、変な色と数本所有しています。
たまーに穿きたくなる。
とか言ってましたが、517とか、同ブランドのフレアデニムを穿くようになってからは比例して、頻度も上がってきた。
センタープレスの入った、スリムストレートのシルエット。
そもそもSTA-PREST®︎は、1964年発。
1960年代は、アメリカで全自動洗濯機がグッと普及しています。
・洗っても縮まない
・型崩れしない
・シワになり辛い。
そんな洋服が求められていたんですね。
洗濯機が家にきたりしたら間違いなくテンションが上がる。
それまでは手洗いのみ、もしくは機能の少ない洗濯機なのだから。
僕だったら不用意に入れ込んでそう。
また、今のように品質表示がこれで、洗い方はこれで・・・
なんてものもあっても慣れていない、もはや無いに等しい?
デニムを洗えば縮む、型崩れもある、シワにもなります。
そんな苦悩の中、"ノンデニム"の代表格として生まれたパンツです。
今で言う、ガンガン穿ける・洗えるパンツ。
トラックに洗濯機を積んで売り込みに行く営業マンもいたんだとか。
てかそんな気持ち入った人来たら、二言返事で買っちゃいそうだな。
ダブルジャケットと同様の生地を採用したcantate流のスタプレ。
メリノウールを高密度に織り、キレイに毛羽処理をすることによって滑らかな風合いで、光沢のある品の良い面構えに。
モダンにアレンジされたこのパンツは、まず全てがめちゃくちゃ綺麗。
歩いた時に見えるシワと光沢が相まって、動くことでより美しさを助長します。
ウールなのでシワにもなり辛く、ポリエステルとは違う光沢が上品。
当時は化繊が入っていたので、毛羽立ちも起こっていましたが、
天然繊維のみで仕上げることでそんなデメリットを排除しつつ、併せてメリットも継承。
めっちゃ綺麗なスラックス、ではありますが、カジュアルにもドレスアップしたスタイルにも馴染む、万能パンツ。
これまた男心をくすぐる、スーツ屋さんで仕立てたパンツ、というワード。
勿論先日ご紹介したジャケットとも、合わせて着用が可能です。
ブーツとの合わせは抜群。
横のシルエットが何とも、、。
僕だけかもしれませんが、スーツとか、こういった作り込みを聞くと臆してしまう節があります。
なんかこう、持っている洋服と合うのか。とか、
渋すぎるんじゃ無いか、みたいな。
メインジャンルやブランドのイメージもあるかとは思いますが、自由系で大丈夫ですよ。
振れ幅って大事。
固定概念に捉われず、ブランドネームにも流されず。
そんな選び方をして欲しい。
CREDIT
cantate "Stupid Shaggy Cardigan" ¥145,000 (¥159,500 TAX IN)
cantate "Fluffy Crew-Neck Pullover" ¥39,000 (¥42,900 TAX IN)
また急に気温が落ちた最近、僕の中でカーディガンの需要がフルスロットルになりました。
羽織枠として丁度良い。
ちなみに今季グレーとクリームで展開しているスウェットですが、
来季になると色が変わってしまうので、お求めの方は今しかないです笑
パンツを持っていて上下で着たいなら、尚更、、
CREDIT
cantate "BIG Trucker Jacket" ¥62,000 (¥68,200 TAX IN)
ROTOL "TWIST TEE - BORDER - " SOLD
当時のトレンド、アイビースタイルの必需でもあったように、
カジュアルダウンしての着用も何でもあり。
僕的にはこのスタイリングが、ちょっと甘めのアメカジって感じでグッと来てます。
僕は32インチで穿いていますが、見ての通りタイトなので、サイズアップしても問題はありません。
僕が28インチとなるとさすがにピチりますが、34であれば許容。
ウエストはベルトをしないと難しいものの、レングスは175cm前後の方であれば大丈夫と思ってください。
28はそれこそ女性にもいいと思います。
そもそもこんなパンツを作っちゃおう、なんて考えが浮かばない。
古着とかだとビッグネームだし尚更、
買って、穿いてから何かを疑おうなんて思わない。
ましてや職人の目線も持ち合わせていないし、
それこそ固定概念に捉われ、妥協して、そういうものとして穿いている。
けど目線を変えれば、こういった作り方や、
それとなく感じていた、"ここがこうだったら、、"というものが具現化されていく。
こうやって表現された後のものを見てやっとこさ僕らは、あー確かに、ってなるんだけど、、
やっぱり説得力が大きいというもの。
そんな"気付き"、を与えてくれるパンツです。
そう言えば昨日ガッツリ髪を切りました。
1,2年振りのショート、清潔感を取り戻してホッとしています。
ジョジョを見ている人しかわからないかもしれませんが、
コウイチくん、いや、殆ど吉良吉影(川尻浩作、、)に近い。
勿論、気に入ってますけどね。
cliché 木下