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「格好良さは、ゆとりの分量。」

「格好良さは、ゆとりの分量。」

今だから、もう一度。

501XXで、18歳の自分に返事をする。

「なぜこの眼鏡に惹かれるのか」──その続き。

“良い”を、ちゃんと良いと言えるか

 

こんばんは。
cantáte 松島です。

 

今回のコレクションのテーマは、

「格好良さは、ゆとりの分量。」です。

服の話をしようと思って考えた言葉ではありません。

 

僕がこれまで出会ってきた、「格好がいい大人」のことを考えていたら、自然と出てきた言葉でした。

若い頃から、不思議に思っていました。

本当に格好がいい人ほど、慌てないんです。

 

どんなことが起きても、必要以上に焦らない。

人を急かさない。

自分を大きく見せようともしない。

 

その人がいるだけで、周りまで少し落ち着く。

そんな空気を持っていました。

知識も豊富でした。

でも、もっと印象に残っていることがあります。

 

知らないことがあっても、まったく動じないんです。

「それは知らないな。」

そう言って笑う。

そして次の瞬間には、自分が知っていることを手掛かりに考え始める。

だから会話が止まりません。

全部知っているからではなく、考えることをやめないからです。

僕は、知らないことを恥ずかしいと思ったことはありません。

知らないことは、いくらでもあります。

でも、それで困ったこともありません。

知っていることから考えればいい。

 

経験とは、知識を集めることではなく、知っていることを使って考え続けられることなんだと思っています。

だから、考えなくなることのほうが怖い。

服作りも、まったく同じです。

新しい素材や新しい技術を追いかけることも大切です。

でも、それ以上に大切なのは、自分が積み重ねてきた経験を疑い、考え直し、また試してみること。

 

肩の傾き。身幅の分量。

袖の収まり。生地が歩いたときに描く線。

 

一つひとつは、本当に小さな違いです。

でも、その小さな違いを考え続けることでしか、人の雰囲気を変える服は作れないと思っています。

今回のコレクションは、「ゆとり」を大きなシルエットで表現したかったわけではありません。

着る人まで少し穏やかに見える。

肩の力が抜けて見える。

そんな空気を服に宿したいと思いながら作りました。

格好良さは、何かを足すことで生まれるものではない。

削るべきものを知り、残すべきものを知る。

そして、どんな場面でも、自分らしくいられること。

 

人も、服も。

きっと同じです。

 

今週末の受注会では、その一着一着に込めた考えも含めて、お話しできればと思っています。

ぜひ、実際に袖を通して感じていただけたら嬉しいです。

cantáte 27SS Presentation Preview

Date:7/11 (Sat), 7/12 (Sun)

12:00〜19:00

アポイントは必要ありません。

来シーズンは何を作ったのか。どんな服が並ぶのか。

まずはそれを見に来ていただくだけでも嬉しいです。

予算を組み立てるために見るもよし。目を肥やすもよし。次の一着をゆっくり考えるもよし。

「今回は見送ろう。」でもいい。

楽しみ方は、人それぞれ。

じっくりご覧になりたい方は、事前にアポイントをいただけると、ゆっくりご案内させていただきます。

もちろん、アポイントなしでも大歓迎です。

混み合った際は、お待ちいただく場合があります。

その時は、ごめんなさい。

 

※ご注文の際は、商品代金(税込)の30%を内金として、現金またはクレジットカードにてお預かりします。

※お客様都合によるキャンセル・ご返金はお受けできません。あらかじめご了承ください。

※納期はアイテムにより異なりますが、2027年1月〜4月頃を予定しております。

※生産の都合により、納期が前後する場合がございます。納期遅延を理由としたキャンセル・ご返金はお受けできませんので、あらかじめご了承ください。

 

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