僕の”Essentials”。
スーツは誰のために着るのか。
どこかへ行きたくなる服。
特別なネクタイの、長い話。
着たいものを、着たいときに。
こんにちは。
clichéの石橋です。
花粉症のせいで、この時期はポケットティッシュが手放せない。
幸い僕は軽めではあるのですが、ティッシュを忘れた日に限ってくしゃみが止まらないんですよね。
先日も案の定、電車の中で一人、鼻水と格闘。
「頼む、垂れてくるな」と念じながら揺られて、
ギリギリで最寄駅に到着。なんとか事なきを得ました。笑
年々重症化していく花粉症。
この時期はポケットティッシュが僕の必需品です。
少し脱線しましたが、
今回ご紹介するのも、一度手にしたら手放せなくなるもの。
皆さんにとって“なくてはならない存在”になる服。
いわば、“Essential(必要不可欠)”なアイテムたちです。


<cantáte>
COL : FADED BLACK, DIRTY L/GRAY
SIZE : 44, 46, 48
¥49,500 TAX IN


<cantáte>
COL : FADED BLACK, DIRTY L/GRAY
SIZE : 44, 46, 48
¥52,800 TAX IN
今季のcantáteには、「Essential」と名のついたアイテムがいくつか。
その名の通り、日常の中で自然と手に取ってしまう、
なくてはならない存在になってくれる洋服たちです。
そして、cantáteのシグニチャーと言っても過言ではないほど、
形を変えながら長く提案し続けているスウェットもそのひとつ。
脇にフライスマチを持たない二面構成。
ミニマルでクリーンな印象をつくりながら、
たっぷりとした身幅で丸みを出し、
裾と袖口のリブでコンパクトに整える。
リラックスしているのに、どこか整って見える。
そんなバランスに仕上がっています。
パンツは、長い距離の脇線を一度も縫い止めることなく、一息で縫い上げることで、
歪みのない一直線のラインを描く。
余計なクセが出ないからこそ、
ストンと落ちるシルエットが綺麗に出る。
シンプルに見えて、
細部の積み重ねがそのまま雰囲気になる一本です。

素材はアメリカ綿を用いたヘビーウェイトな裏毛。
FADED BLACKは、わずかに褪せたような色味。
DIRTY L/GRAYは、茶色のオーバーダイによるどこか土臭さを感じる仕上がり。
ヴィンテージのような空気感と、洗練された美しさ。
その相反する要素を一着の中で成立させています。
生地は横地使い。
縦方向への伸びを抑え、着込んでもシルエットが崩れにくい設計です。
むしろ着用を重ねることで風合いが増していく。
長く付き合うほどに、自分にとっての“Essential”になっていく一着です。




CREDIT
CLASS ”CCGS05UNI B 〈LAOSILK HAND EMBROIDERY JACKET〉”
EYEVAN7285 ”374【148-GM MD.BK】”




CREDIT
m's braque ”S2B COMFORT LOOSEN JACKET”
UNTRACE ”_252 LI/VIS V-NECK OVER SHIRT”
EYEVAN7285 ”374【420-GM MD.GRY】”
スウェットのセットアップで出かけることに、
どこか抵抗を感じたことがある方も多いはず。
でも、そんなイメージはcantáteのスウェットがあっさりと覆してくれます。
一見すると普通のスウェット。
それなのに、不思議と洗練された印象が残る。
FADED BLACKに関しては、遠目にはもはやスラックスのよう。
その中にほんのりと感じる抜け感が、
スタイリングを絶妙なバランスに整えてくれます。
ぜひ、ジャケットや革靴と合わせてみてください。


<cantáte>
COL : NOIR, MILK
SIZE : 44, 46, 48
¥59,400 TAX IN
デザインはあくまでシンプル。
余計な装飾はなく、ベーシックな佇まいです。
それでも「なんだか普通だな」と感じさせる隙がない。
それはきっと、素材や縫製、染色や撚糸に至るまで、
このシャツを構成する要素に妥協がないから。
使用しているのは、フランス・ノルマンディ地方産の一等亜麻。
水分を含ませながら紡績するウェットスパン製法によって、
毛羽の少ない滑らかさと、しっかりとした強度を実現しています。
程よいシワによって生まれる陰影が、
奥行きのある表情をつくり出す。
リネンはシワが気になりやすい素材ですが、
このシャツにおいては、そのシワすら味として成立する。
さらに、平織りで仕立てているため扱いも気軽。
日常的に着回せるラフさも、欠かせない要素です。




CREDIT
m's braque ”GATHERED WAIST WIDE PANTS”
EYEVAN7285 ”374【148-GM MD.BK】”




CREDIT
cantáte ”Denim Flare Trousers (VINTAGE WASH)”
EYEVAN7285 ”360【707-GM LT.GRY】”
リネン特有のドライなタッチ。
それでいて、上質なリネンと独自の染色によって、
光に当たったときの艶感が美しい。
これからの季節は、Tシャツやタンクトップの上からばさっと羽織るだけ。
それだけで成立する一枚です。
派手さがないからこそ、日常的に手に取りたくなる。
変化球なパンツからベーシックなデニムまで、合わせるものも選びません。


<cantáte>
COL : BLACK, WHITE
SIZE : 44, 46, 48, 50
¥33,000 TAX IN
最後は、“至極のロンT”と呼ぶにふさわしい一枚。
ぱっと見は「綺麗な生地だな」と思うくらいで、
特別なデザインがあるわけではない。
言ってしまえば、ごく普通のロンTです。
ただ、その印象は袖を通した瞬間に変わる。
一度着てしまえば、
このロンTが“普通ではなく至極である理由”が、自然と腑に落ちるはずです。
しっとりと肌に吸い付くような感覚。
とはいえ、まとわりつくような不快さは一切なく、
極端に毛羽の少ない、さらりとしたタッチ。
以前、松島さんがさらっと言っていた
「気持ち良すぎて、着るたびに声が出るんだよね。」
あの一言が、なぜかずっと頭に残っています。
実際に着てみると、少し大げさなようでいて、
不思議と納得してしまう感覚です。
使用しているのは、スビンコットンのファーストピックのみ。
それを36ゲージの超高密度で編み上げることで、
しなやかさの中に、しっかりとしたハリを持たせています。
上質なコットンならではの深い艶は、
コットン100%とは思えないほど美しく、
シンプルでありながら、どこか品のある佇まいに仕上がっています。




CREIDT
nonnotte ”Unstructured Tailored Jacket”
nonnotte ”Draw Cord Wide Straight Trousers”
EYEVAN7285 ”374【420-GM MD.GRY】”




CREDIT
m's braque ”CROPPED TUCKED BAGGY PANTS”
EYEVAN7285 ”358【352-GM LT.GRY】”
今の時期は、上からシャツやジャケットを羽織る。
インナーとしては物足りなく感じがちな“普通のカットソー”ですが、
上品な光沢を持つこのロンTならしっかりと成立する。
そして何より、一見普通であるということが重要。
そうでなければ、常に手元に残り続ける
“Essential”なアイテムにはならない。
とはいえ、シンプルでベーシックな服は世の中に溢れている。
その中から選ぶには、やはり飛び抜けた理由が必要です。
それが着心地なのか、佇まいなのか。
理由は人それぞれですが、
cantáteの服はそのどれにおいても確かな違いを感じさせてくれる。
他では代えが効かない、
自分にとって必要不可欠な一着。
僕にとって、そして皆さんにとっての“Essential”です。
cliché 石橋