目立たない部分にまで気を遣っている人は、格好が良い人だ。
こんにちは。
clichéの杉村です。
みなさんは、数あるファッションアイテムのうち、
どの部分にお金をかけていますか?
靴や時計など日常的に使うもの、費用対効果の高いアイテムだと思われますが、
気になって調べたところ、"そのアイテムが目立つものかどうか"
そんなことも、1つの判断基準らしい。
では、ベルトは?
普段は隠れている部分ではありますが、
その分、ふとした時にチラッと見えた時の印象は大きい。
綺麗な女性とご飯に行って、箸の持ち方が汚く幻滅するように、
その人の内面が見える部分のような気さえする。
ジャケットを羽織り、格好が良い革靴を履いているのに、
チラッと見えたベルトがボロボロ、、。
外見だけ気にする人、というレッテルを貼られる危険があります。
そうならないうちに、準備を整えておきましょう。
cantate
¥44,000 (TAX IN)
cantateのシンプルなレザーベルト。
23SSから革の種類を変更しており、
裏表にコントラストのあるブライドルレザーを使用しています。
最後の工程で、ロウを含むワックスで表面を仕上げているので、
表面にはロウがうっすら白く浮き出ているのが見えます。
このロウは使うほど見えなくなりますが、気になる人はブラシで馴染ませてもいいと思います。
昔、ブライドルレザーのカードケースを使っていたことがあり、
表面に白いブルームが見えるだけで期待するようになりました。
ですが、
その話を松島さんにしたところ、”二流品だから白く見える”とひと蹴り、、、
本当のブライドルレザーはこのブライドルレザーのみだそう。
このブライドルレザーに関してはあまり白くない。
実はブライドルレザーといっても様々な種類があるそうで、
このレザーは伝統的な技法で丁寧に鞣したもの。
伝統的な技法で丁寧にベジタブルタンニンで1年以上鞣され、蜜ロウ、タロウ、植物性油などワックスを最終段階で染み見込ませて強度と耐久性を上げていることで、白いロウがしっかりと中まで染み込んでいるそう。
染み込んでいるから浮き出てこない、、、納得です。
元々は馬具用のレザーだったからこその、堅牢さが伺えます。
(上 : 新品 / 下 : 私物)
使い始めて6ヶ月目ですが、新品と比べてみると艶が増してきています。
使用感については、柔らかさ増し増し。
写真のようにグルッと巻いてみると、
新品状態では、硬さが残って反りがあるのに対して、
私物は反りが落ち着いて、しなやかさが出てきているのがわかります。
ベルトの厚みは4mm。
自分が身に着けてきたベルトの中では、厚い部類に入ります。
硬さのある着け始めは、こういった風に少し浮いて見えるのですが、、
1週間もしないうちに革が馴染んで、落ち着いてくるので、
ご安心してお選びください。
あとは、、カラー選びですね。
僕の場合は、茶系の革靴をよく履くので、
色を合わせてCAMELを選びました。
アイテム数は限定して、シンプルに。
茶色のポイント使いで、品良く見せるのが最近のテーマだったりします。
様々な系統の服を着る木下は、
オールジャンルの服をカバーしてくれるBLACKを選択。
足元も黒系のシューズが多いので、抜かりなく色を拾っています。
でも、最近は茶系のブーツや、黄色のスエード靴を履いているので、
CAMELに目移りしている様子。。
最後に、ベルトの購入タイミングについて。
季節に関係なく使うアイテムですが、春夏の服が一通り揃い、
足りないモノを見直し出来る、まさに今の時期がオススメです。
秋冬物を買い占めた昨年末に、足りないものを考える時間が出来て、
購入を決めました。
アウターで隠れているので、ベルトを見せる機会はありませんが、
見えない時期だからこそ早い段階から使って馴染ませて、
春夏でお披露目しようという魂胆。
今では準備万端で夏を迎えることが出来る。
でも、2週間もあれば全体が馴染んでくることがわかったので、
今年の夏、薄着の季節にはまだ間に合う。
目立たない部分にまで気を遣っている人は、格好が良い人だ。
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cliché 杉村