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“こうあってほしい”を叶えたUTILITY JACKET

“こうあってほしい”を叶えたUTILITY JACKET

Cassidy Red / Sundance Gold ― 最後のRios of Mercedes

どの型にする?どのサイズにする?徹底比較。

美しく整えること、粗を引き受けること。

時折リリースされる特別な存在。

 

こんにちは。

clichéの石橋です。


秋冬の入荷が続き、店頭はすっかり秋冬仕様に切り替わりました。


7月中旬から徐々に1stデリバリーが届き始めて、毎日「今日は何か届くかな」と胸を躍らせていました。

きっと僕だけではなく、皆さんも同じだったのではないでしょうか。


新作の情報や入荷のアナウンスを待ちながら、ブランドやお店のインスタをこまめにチェックしてしまう。

この時期は毎年のことながら、やっぱりワクワクが止まらない季節ですよね。


今季も大満足のラインナップが揃い始めましたが、「そろそろ入荷も終わりに近づいてる…」と思うと、どこか寂しい気持ちにもなります。

もっと届かないかな、なんてつい期待してしまうものです。


そして先日、その気持ちを吹き飛ばしてしまうほどのアイテムが到着しました。

今季の中でも、一番楽しみにしていた“あの”アイテムです。



最近はなんだか天候がすぐれない日が多い。

いつもなら気分もどんよりしがちですが、今時期に限ってはそれすらも気持ちよく受け入れられる。

シャツやジャケットを、カットソーの上から軽く羽織れる季節だからです。


店頭にも秋冬物を探しに来てくれるお客様が増え、

なんだかいつもより楽しそうな表情で服を選んでいる姿を見ると、こちらまで嬉しくなります。


僕自身はというと、季節を無視して無理やりジャケットを着てしまうことも多いのですが、

さすがに外出となると汗だくになることもしばしば。笑

それが最近になってようやく、快適にジャケットを着られる時期になってきて最高の気分です。


そんな愛してやまないジャケット。

古着なら「あのブランド」の、もっと言えば「この年代」のものが調子良い。

でも今の気分には少し違う。

このタイミングで買うなら、やっぱりもっと今の気分に寄り添うものが欲しい。


古着や既製品ではどうしても満足しきれない。

そんな思いから始まったのが、今回の企画です。


ジャケット好きはもちろん、これまであまり挑戦してこなかった方にも手に取ってもらえるよう、

“こうだったらもっと最高なのに”を叶えたパーフェクトなジャケットを作りました!


サンプルが上がってきた瞬間から、早く皆さんにお見せしたくてうずうずしていたほど。

本当に待ち遠しかった一着が、ようやく完成です。

cliché

“WOOL LINEN UTILITY JACKET”

Color : BLACK / BEIGE 

Size : S / M / L


これまでclichéオリジナルシリーズでは、

BDUジャケットのセットアップ、ニット、スラックスといったアイテムをリリースしてきました。


ありがたいことにどれも多くの方からご好評をいただき、

発売するたびにすぐサイズ欠けが出てしまうほど。


そして今回、そんな人気アイテムたちに続く待望の第5弾として選んだのは――

ジャケット」です。

 


今回このジャケットを製作するうえで意識したのは、

テーラードジャケットの堅苦しさを取り除き、日常的に着られる一着にすること。


肩を落としてラインを緩やかにすることで、リラックスした印象に。

ただしオーバーサイズになりすぎないよう着丈はやや短めに設定しました。


全体はボックスシルエットにまとめているので、

パンツやインナーを選ばず、幅広いスタイルに馴染む仕上がりになっています。

 

もう一つのポイントは、あくまでジャケットでありながらアウターとしての顔も持たせたこと。


年々秋は短くなり、薄手の羽織りの季節が来たと思えばあっという間に冬がやってきます。

せっかく買ったのに出番が短いと、不完全燃焼になってしまいますよね。


どうせなら、秋の季節感を楽しみつつ、冬までしっかり活躍できる一着を。

そう考えた結果、たどり着いたのがアウターライクな面構えのジャケットでした。


中に着込めるよう広めに取った身幅とアームホール

そして見たことがないほど大胆に広げた袖幅

これによって、ジャケットでありながらアウターとしての存在感を放ちます。

 

でも、ただ大きくすればいいわけじゃない。

着たときに野暮ったくならないよう、

肩の落ち具合や着丈のバランスには徹底的にこだわりました。

冬はニットやスウェットの上からでも無理なく羽織れる余裕がありながら、

シャツの上に着てもすっきりと見える仕上がりです。


 

生地は経糸に英国羊毛、緯糸にリネンを織り合わせたヘリンボーン。

クラシックな表情の中に、リネン特有のざらっとしたタッチや軽やかさがのぞきます。


仕上げにはタンブラー加工を施し、しっかり揉みほぐすことで柔らかさと膨らみをプラス。

それでいてウールの芯は残しているから、見た目は固そうなのに、触れると驚くほど柔らかい

手に取ったときのギャップに思わず「おっ」と声が出てしまうはずです。


つまりこの生地は、ドレスとカジュアルの中間。

きちんと感とラフさを同時に楽しめる“抜けたクラシック”が、このジャケットの肝になっています。


本来、ベンツはある方がカジュアル、ない方がドレス寄りのつくりです。

今回のジャケットは裾まわりに十分なゆとりがあるため、機能的にはベンツは不要。


けれども、ベンツをなくすとドレスジャケットのような見え方に寄りすぎてしまいます。

そこであえてセンターベンツを入れることで、程よくカジュアルな雰囲気を加えました。


袖山はギャザーが入ったように見える設計にすることで、さりげなくドレッシーな雰囲気をプラス。

緩やかな傾斜でリラックス感のある肩まわりを、ほどよく引き締めています。


小さなことですが、こうした細部へのこだわりこそ理想のジャケットを形づくる大切な要素

シルエットやバランス、生地感で柔らかさを表現した分、

ディテールによってテーラードジャケットとしての品格をしっかりキープしています。

 

Size : L


Size : M


そして気になるサイズ感について。


正直、届く前は「僕なら迷わずLサイズでしょ!」と思っていました。

でも実際にMサイズを着てみると、これも全然“あり”なんです。


僕と同じような背格好の方であれば、

 

  • オーバーサイズが好き/アウターとしての雰囲気を楽しみたい → Lサイズ

  • よりクラシカルで引き締まった印象に寄せたい → Mサイズ

 


こんな選び方がおすすめです。

 


こうあってほしい。こっちの方がいい。

そんな気持ちをぎゅっと詰め込んだジャケット。


あれこれお願いして出来上がったものは、想像通り…というか、余裕でその上をいく仕上がりでした。


それぞれのバランス、生地の雰囲気。

一見、普通のジャケットに見えてまったく普通じゃない

同じものを探しても絶対に見つからない、唯一無二の1着です。


袖を通せば、きっと「なんかいいかも」と思っていただけるはず。


ジャケットが決まれば、パンツが決まる。インナーも決まる。

僕自身も最近は「パンツは何に合わせよう」「インナーはこれにしよう」…

そんなことばかり考えてしまいます。

完全にこのジャケットの虜です。


振り返れば、僕がファッションにハマったきっかけもジャケットの存在でした。

だからこそ、この1着を多くの人に袖を通してほしいと強く思います。

 

※WOOL LINEN UTILITY JACKETは 9/20 (土) 12:00より店頭 / オンラインストアにて発売開始します。

 

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cliché 石橋 

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