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"素敵な買い物だった"と、いつか言える相棒

"素敵な買い物だった"と、いつか言える相棒

いつものTシャツがBLESSだったら──

僕的No.1 Tシャツ。

大人が穿く、短パンの話。

501XXで、服を作り直す。人生ごと。

 

 

はじめまして。

 


このたび、新しくスタッフとしてclichéに加わりました栗山と申します。


簡単ではありますが、まずは自己紹介をさせていただきます。


栗山良太、30歳。

映画を原点に、感性を磨いてきました。


学生時代に観た『トレインスポッティング』に衝撃を受けて以来、

国も時代も越えて、無数の作品に触れてきました。

中でも偏愛しているのは、1960〜70年代のフランスやイタリア映画。

ピエル・パオロ・パゾリーニ、ルイス・ブニュエル、ミケランジェロ・アントニオーニ、

そしてフランソワ・トリュフォー……

語り始めると止まらなくなるほど、大切な監督たちがたくさんいます。


もちろん娯楽映画も観ますし、ジャンルにはあまりこだわりません。

もし店頭でお会いできたら、ぜひ映画の話をしましょう!


音楽はロックを軸にしつつ、ジャンルも年代も問わず幅広く楽しんでいます。

ファッションは日常の延長線上にあるカルチャーだと考えていて、

ランウェイも日常的にチェックしています。


そんな自分が、clichéという場所で、

cantateやセレクトアイテムの魅力を、自分なりの美学を通して伝えていけることに、

いま、心からワクワクしています。


こだわりが強いところもありますが、

その分“好きなもの”に対する情熱は、人一倍です。

これからどうぞよろしくお願いいたします。

 

さて、そんな私・栗山の初ブログ、

まずはcantateのレザーアイテムから始めたいと思います。

 

梅雨入りの気配に身構えたのも束の間、今度は猛暑日がやってくる。

かと思えば、また雨。

湿度も気温も容赦なく上昇して、

ここまでくると、さすがに半袖を避けるのはむずかしくなってきました。


そうなってくると、スタイリングの印象を大きく左右するのは“服”そのものではなく、

実は“小物”だったりします。


つい、面積の大きな服に目がいきがちですが、

この時期だからこそ、あえて小物に目を向けてみてください。


ほんの少しのこだわりが、

スタイル全体をぐっと洗練されたものにしてくれるはずです。

 

cantate 

“Kinchaku Bag" 

 

まずご紹介したいのは、

スムースレザーの王様とも称される “ヴォー・バレニア” を使用した、巾着型のバッグ。

上質なレザーの質感が際立つ、まさにcantateらしい一品です。


私自身、普段はあまりバッグを持ち歩かないのですが、

ジャケットを羽織らなくなるこれからの季節、ポケットが足りずに困る場面が増えてきます。


そんなときにちょうどいいのが、このバッグ。

財布や鍵、リップなど、つい迷子になりがちな小物たちをスマートに収納できる、

絶妙なサイズ感が魅力です。


撮影中にも感じたのですが、

このバッグ、スタイリングに驚くほど自然に馴染むんです。

バッグとしての実用性はもちろん、アクセサリーのような感覚で身につけられるのもポイント。


Tシャツ一枚にこのバッグを添えるだけで、

スタイル全体がぐっと引き締まり、印象に明確な差が生まれます。


ぜひ、夏のワードローブに取り入れてみてください。

そして、このバッグの魅力を語るうえで欠かせないのが、“エイジング”


左から順に、松島さん(1年使用)、石橋さん(半年使用)、そして新品。

同じレザーとは思えないほどの表情の違いに、思わず見入ってしまいます。


使いはじめは、マットでやや硬めの質感。

それが使い込むほどに、革は徐々に柔らかくなり、上品な艶と深みを帯びていきます。


画像でもわかるように、

日々の使い方や触れる頻度によって、それぞれ異なる育ち方を見せてくれるのも、

ヴォー・バレニアならではの醍醐味です。


この革のもつ奥行きや豊かさは、時間をかけてこそ味わえるもの。

“経年変化を楽しむ”という、レザーならではの美学を、ぜひ体感してみてください。

cantate 

“Ribbon Belt"


続いてご紹介するのは、cantateの人気小物 “Ribbon Belt”


フランスのメゾンブランドでは馬具用として使われている上質なヌメ革を採用し、

しっかりとした存在感がありながらも、

どこか控えめで品のあるスクエアバックルが印象的な一本です。


センターバック部分は着け心地に配慮して3.5cm幅とやや太めに設計。

一方でフロント部分は2.5cm幅と細めに仕上げられており、

主張しすぎず、エレガントなスタイリングにも自然と馴染みます


ベルトとしての機能性はもちろん、

スタイリングを邪魔することなく、確かな“雰囲気”を添えてくれる。

そんな、ありそうでなかった一本です。


ぜひスタイリング画像を通して、

ご自身のワードローブと重ねながらイメージしてみてください。

CREDIT

cantate ”The shirt”

cantate ”Silk Linen French Trousers”

10eyevan ”NO.1 3BR 45 SUN”

 

カフェオレのような、優しく柔らかなブラウンの装いに、

ほんの少し、黒を差し込むだけで——

スタイル全体がぐっと引き締まり、洗練された印象に変わります。


柔らかさの中に、静かな強さが宿る。

そんな絶妙なバランスが生まれるのです。

 

CREDIT

cantate "Deep Skipper S/S Shirt"

cliché "EX WIDE TROUSERS"

10eyevan "NO.1 3BR 45 SUN"

 

ライトブラウンの靴は、ときにスタイリングの難易度を上げる存在にもなり得ます。


けれど、そっと添えたバッグのさりげない存在感が、

そのハードルをふっと下げてくれることもあるのです。


肩の力が抜けた、ちょうどいいバランス。

そんな余白のあるスタイルが自然と生まれます。


石橋さんがまとった、ホワイトとベージュの優しいグラデーション

その中に光る、ささやかなエッジ——

そのバランスが、とても印象的でした。

 

CREDIT

cantate "Washable Wool L/S Shirt"

cantate "Denim Flare Trousers"

10eyevan "NO.1 3BR 45 SUN"

 

ネイビーのワントーンスタイルに、ブラックやブラウンのベルトではなく、

あえてナチュラルな色味を差し込む。

それだけで、ぐっとこなれた印象に変わります。


抜け感のあるアクセントが、“お洒落の余白”を生み出すのです。


バッグはベルトとあえて色を合わせず、靴のブラックとリンクさせて全体に統一感を。

主張しすぎず、静かにクリーンな空気感をまとわせてくれます。


つい、派手で目を引くデザインや、

“人と被らなそう”なものを選びがちですが、

それが毎日の相棒になるとは限りません。


10代、20代と、ある意味“失敗”とも言える買い物をたくさんしてきました。

でも、そうした経験を経たからこそ、30歳になった今、

自分にとっての“クラシックな相棒”を揃えたい。

そう思うようになりました。


特に、アクセサリーや小物のような、

毎日手に取るものほど、“正しい買い物”をしたい。


トレンドや映えを追いかけて、

買っては着なくなり、やがて手放してしまう——

それは、はたして“素敵な買い物”と呼べるのでしょうか?


cantateの小物には、“それが素敵な買い物だった”と証明できる力がある。

私は、そう信じています。


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cliché 栗山

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