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意表を突かれる。

意表を突かれる。

モダンヴィンテージジーンズ。

cantate "Denim Flare Trousers EXCLUSIVE"

 

こんにちは。

clichéの木下です。

 

三連休は別注発売があったので大盛り上がりで、

沢山のご来店ありがとうございました!!

 

別注のデニムパンツは、オンラインでも既に掲載しております。

サイズ欠け、ラス1も出てきているのでお早めにどうぞ。

 

さて今回は、これがなければ生きていけない、

僕の中での存在が非常に大きい"m's braque"から22AWが到着したのでご紹介します。

m's braqueは、"モードとクラシックの間のリアルクロージング"をコンセプトに、

ヨーロッパ各地を周り、ヴィンテージやデッドストックなどの現代では再現できない貴重なもの、意匠的な素材や付属で独自のパターンメイキングを表現することによりスタートしたブランドです。

 

僕の中での存在が大きい、というのも、このド派手なデザインありき。

代替えのきかない色味やテキスタイル使い、一点投入するだけで一気にイメージを変えてしまう雰囲気を持っているところが魅力。また、パターンも独特で、テーラリングを得意とするからこその、ジャケット以外の洋服への応用も面白い。

そんなデザイナーの松下さんはパリ在住。

デザインはパリ、生産は日本。

勿論お会いしたことはありませんが、メーカーの吉田さんやネットのインタビュー記事(といっても全然無い)、展示会で見る洋服を見て、なんとなく人柄も見えてきたような気がしています。

聞くと、実家は呉服屋だそうで、

僕が気に入って良く着ているベストや大判のストールは、角字柄という和柄のようなものを採用していたりと、時折垣間見えるジャポニズムもポイントだったり。

和洋折衷でうまく昇華したラインナップがまた、固有の雰囲気を助長しているように思います。

そこには、美しい所作を感じさせるようなキリッとした雰囲気が。

 

反面、先日SNSでご紹介したようなキャップもあり、振り切ったユーモアも感じられます。僕個人としては面白いプロダクトであり、切り口やそのユーモアも最高に好きな部分。

でもメーカーの吉田さんが、これすべってないかなあ、、笑

って言っていたのがとんでもなくツボすぎて、よりm's braqueが好きになりました。笑

 

そんなデザインに惹かれ、初めて買ったのがハーレムパンツ。

ブランド定番の、裾にかけて丸みを帯びるボンタンのようなパンツでした。

デッドストックの家具生地を用い、そのジャケットも買い、、パンツも追加購入。

かっこよさが先走ってしまって買ったものの、

奇抜すぎてその頃の僕にとっては、本当に着るのか、、?という少し不安もありました。

ですが結果、そのままズルズルと柄物や色物、奇抜な物を好むことになる入り口となったんです。

翌シーズンに買ったアロハシャツなんかも、

古着らしさを踏襲しつつ、古着に足りないラグジュアリーさがあり。

気に入りすぎて、こちらも3着ほど追加購入、、笑

 

そういえば欲しかったキャップも、

別注の発売やらでてんやわんやしていたら無くなってしまいましたが、

ラックにかかっていても一際目を惹くm'sの洋服。

今回は特に目を惹くこのシャツをチョイス。

 

"SIDE SEEM LESS SHIRT (TIGER)"

¥39,000 (¥42,900 TAX IN)

 

沢山のトラと目が合う、デッドストックの生地を使用し、

ボディサイドの脇線を無くしたシームレスのシャツジャケット。

ポリエステルが軽く、光沢もあり、

ドレープが豊かな一着となっております。

 

今年は、壬寅という60年に一度の特別な年だそう。

そんな寅年にちなんでいるのかは定かではありませんが、

目があったので入れることに決めました。

また、僕の中ではアロハとも同じ枠で、長袖のアロハシャツのようなこのシャツ。

今時期に一枚でも着られる程のウェイトであり、

これからの時期のインナーにも新鮮な風を吹き入れてくれることでしょう。

 

そこまで大ぶりなサイズ感とはいきませんが、

ジャケット味を感じさせる大きめのボタンや、

袖口のギャザー、肩のディテール、サイドスリットもアクセントとなっています。

肩の作りは、おそらくスーツなどに用いられる前肩仕様の応用。

 

このシャツの場合は、やや首を抜いて着たくなると思います。

 

脇下のシームをなくすことでより着心地も良くなり、

肩の馴染み、全体的な丸みを帯びたフォルムに。

 

ばっちり決めるのもよし、ですがちょっと小っ恥ずかしい方には

スウェットパンツやイージーなもので外すスタイルをお勧めします。

ただ、どちらにせよチンピラのような印象も醸し出す。

髪をオールバックにして、色眼鏡なんてしちゃったり。

 

でもそれもかっこいいポイントでしょう。

CREDIT

cantate "Fluffy Pants" ¥41,000 (¥45,100 TAX IN)

 

 

身近なブランドでここまで思い切ったものを出すところもないでしょうし、

気になっている方は是非、とゴリ押ししたいところ。

 

奇抜な印象が先行するかとは思いますが、

実際に見てみるとどこか奥ゆかしさの残る、品の良いシャツ。

これもまた、デザイナーの松下さんを体現するシャツなのではないかと。

 

パリに住んでいるのは、情報が入りすぎてこない分、

トレンドに左右されない、自分が作りたいものだけを作れるから、と松下さん。

日本でどのようにしてm's braqueが着られているのかも上手く耳に入ってこない中で、マーケットに合わせることのないアバンギャルドな精神からなる洋服。

そして松下さんはおそらくとても自由な人、自由すぎる人なんだろうなと感じる洋服。

よく旅に出ているとも言うので、会うことすらタイミング的に難しい程なんだと思いますが、是非一度、お会いしてみたいものです。

 

それらのマインドは、洋服からも見て取れるし、だから気になる、というのもある。

常に意表を突かれている洋服である。

  

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cliché 木下

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