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ニットを洗濯したその先。

ニットを洗濯したその先。

 

サマーカシミヤというジャンル。

メガネに出会って人生変わった話。

あなたの心も、ワンウォッシュタンブラー。

ヘビロテしているシャツ。 

初めてスーツを買った時の話。

もし子供の頃、今の好きな洋服に出会えていたら。

ブリーチデニムは春の季語。

 

こんにちは。

clichéの杉村です。

 

暖かい日差しが差し込み、うららかな季節を迎えています。

長かった催花雨があがり、代々木公園の桜も満開に咲き誇り、2階の店の窓からは視界がピンク一色。

カウンターに反射して「逆さ富士」ならぬ、「逆さ桜」が楽しめます。

 

気温の安定しなかった先月までに比べて出かけやすくなり、ずいぶんと賑やかな街になってきました。

関東地方でのお花見のピークは3月の下旬と、まさに今が旬。

  

cantate

"Assemblage Grange Cardigan"

¥159,500 (TAX IN)

  

"Assemblage Grange Crew Neck Sweater"

¥137,500 (TAX IN)

 

旬にちなんで、僕の旬の洋服について話します。

 

このcantateのグランジセーターは、週3のペースで着用のイチバン気に入っている服。

 

今の時期に、ライトアウターとして役目を持てるのが心強い。

 

暖かくなってきたとはいえ、シャツ1枚にはまだ早い。

サラリと羽織るだけで、

カットソーにはないニットのボリューム・高級感を足すことで、レベルアップへの簡単な近道。

余裕のあるフリーサイズの設計なので、手持ちの服に重ねるだけで自然なレイヤードを楽しめて、これしか着なくなっていくはず。

 

セーターですが、コットンと復元力のあるカシミヤを混ぜています。

気を遣わず洗っていたので、正確な回数は覚えていませんが、

最近のヘビロテにともない、洗濯の頻度も自然と高く、、、

 

そんな洗濯中に、ふと思う。

以前、cantateのウールカシミヤニットを気に入って、

洗えば洗うほど風合いが良くなっていったことがあったな、と。

 

、、、このコットンカシミヤのセーターは、どうなるんだろう。   

 

↓ 左が新品、右が洗濯後

 

洗濯を繰り返す内に、コットンとカシミヤは1つにより混ざり合って、

極上のアッサンブラージュ(組み、継ぎ合わせ)が見えてきました。

 

目で見える編み目は少しずつ境目がなくなり、

弾力と風合いを増した、束感のある表情に。

ふんわりと毛羽の質感が表面に出て、空気を含むようにボリュームアップ。

輪郭も柔らかくなり、より編み物らしく丸みを帯びています。

色はわずかに薄く、クリーム色のような優しい色味になっていきました。

 

浴室乾燥機や、部屋で陰干ししても暖かいから早く乾く。

その後のアイロン、ブラシ掛けまでスムーズで、気持ち良くケア出来ています。 

ブラシをお持ちでない人は、スチームだけでも十分かと思います!

 

ちなみに、コットンは天然のよじれを持っているため、日干しをすることにより吸収した湿気を放出するんだそう。

カシミヤと同じく、優れた"かさ回復力"を持っている素材。

 

洗濯してもペタッとすることなく、ふわっとしたボリュームを残して仕上がってくれるのも魅力。

 

 

時間をかけてデータで組み込んだ穴の位置は、100着作ったら100着とも同じ位置だそう。

 

洗っても広がらず、穴はダメージではなくイミテーションなので、洗濯後の風合いが気になっていましたが、、

 

穴のサイズはそのまま、穴の周りから吹き出した糸が穴を隠すように覆い被さって、模様のように見えてきました。

 

これは洗濯が楽しくなるわけだ。。。

 

本来はドライクリーニング推奨なので、不安な方はクリーニング屋さんにご相談ください。

僕の場合は洗濯しても、着用に問題ないどころか、より愛着が湧いてきています。

あくまで自己判断になりますので、ご参考までに。

 

 

しつこいですが、このニットは度目をしっかり詰めて編んでいるので、

洗濯後のヨレや縮みは見られません。

 

新品時代のシルエットを維持しながら、着実に生地の風合いを増し、

身体の一部のように柔らかく馴染んできています。

 

着用による生地のダレもなく、

グランジセーターの発売時期だった冬から、暖かくなり始めた春にかけて、

スタイリングの1番手の位置をずっとキープ。

 

その間に服装が移り変わり、店頭の入荷が進んでいることで、合わせる服の選択肢もさらに広がっています。

 

この先も、しばらくは1番手の座は譲らねーぜ!

そんな顔をしている気がする。

 

すでに心の中では4〜6月のスタイリングを考え始めています。

それまでにあと何回洗濯して、このニットが育っていくのかを考えているのでした。

 

CREDIT

ROTOL "WIDE TWIST L/S BORDER" ¥17,600 (TAX IN)

cantate "Regular Chino Trousers" ¥42,900 (TAX IN)

 

インナーにボーダー柄を使い、春らしく。

洗濯を繰り返し、ふわふわと軽くなってきたセーターの表情も相まって、

気を抜いた柔らかい雰囲気で着られます。

 

晴れた休みの日にフィットする、リラックススタイル。

 

CREDIT

stein "OVERSIZED SS SHIRT" ¥31,900 (TAX IN)

class "CCDS06UNI B" ¥86,900 (TAX IN)

 

BLACKの洗濯後も気になる、、グレーっぽく白くなるのかな、、

(聞いたとこによると、時間は掛かりますが炭黒、グレーになるそうです)

 

さっきのボーダー合わせがキャッチーな感覚であれば、

こんな風に大人っぽくも着られます。

上を落ち着いた見せ方にして、下のショーツでアレンジ。

 

半袖の上から羽織るだけですが、肌に触れる面積が多いこの合わせは、

極上の肌触りを一番味わえる、贅沢な着方です。

 

少ないアイテム数でも簡素に見せずスタイリングとして完成させるのは、

ラグジュアリー感のある、このグランジセーターだから出来ること。

欲張りすぎず、でも普通すぎることのない、シンプルで落ち着いた組み合わせです。

 

アイテム数を減らしても完結するので、

冗談ではなく、夏はタンクトップに着るつもり。

 

本当は裸に着たいくらいです。

 

CREDIT

cantate "Postman Jacket" ¥66,000 (TAX IN)

cantate "Thermal L/S Shirt" ¥27,500 (TAX IN)

class "CCDS06UNI B" ¥86,900 (TAX IN)

  

2スタイリング続けて、classのドーメルショーツ合わせ。

4月からショーツ解禁にしている方が多いのか、前にも増して気にして見ている方が増えてきました。

 

ニットにしか出せない丸み、ショーツにしか出せない軽快なシルエット、

気温的に、この2つを両方楽しめる時期は限られています。

前回のブログ更新が2月で、短パンを穿くには気合いが必要な寒さだったこともあり、

春が来たら絶対!と、密かに決めていたスタイル。

 

 

CREDIT

cantate "〔EXCLUSIVE〕Denim 1955 Trousers" ¥51,700 (TAX IN)

Nine Tailor "Phlox Hat" ¥19,800 (TAX IN)

 

春の柔らかい日差しに似合う、淡いデニム合わせ。 

インナーはシャツ、足元はスニーカーにして、心も軽く浮かれ気分でお出かけ。

見た目は軽く、着ている本人だけは極上の着心地を味わっている欲張りな組み合わせです。

   

CREDIT

cantate "Trucker Jacket Inspired by -On the Road-" ¥81,400 (TAX IN)

cantate "〔EXCLUSIVE〕Sulfur  dye Pants" ¥55,000 (TAX IN)

 

デニムジャケットの上にアウターとして羽織るのも良いね。 

 

CREDIT

cantate "Denim Flare Trousers (私物)" ¥40,700 (TAX IN)

 

あぁぁもう1着欲しい!

(このセーターを買ってくださった方は共感してくれるはずです。)

 

僕はカーディガンを買ったので、クルーネックが欲しくなっています。

アンサンブルで着たいのもありますが、

カーディガンを着ている内に、クルーネックにしかない、

シンプルゆえの振り幅の広さが気になり始めているところ。

 

しかも、セーターが育っていく過程を知ってしまったら、

真夏以外は着れる。

長く着ることは確定しているので、なおさら今の内に欲しくなります。

これは要検討、、。

 

 

春には春の、夏には夏の、という風に、その時その時のスタイリングがあり、

常に季節の中心になれるセーター。

雨で散ってしまう桜とは違う、旬も長いセーター。

だいぶ気が早いですが、 冬の服装だってパッと想像出来てしまう。

 

"カシミヤの王様と称される、アラシャンカシミヤ。

そのカシミヤとコットンのアッサンブラージュは未体験の肌触りなはず。"

 

着て洗濯を繰り返し、少しずつ、アッサンブラージュが進み、ワインのように熟成していく。

身をもって体験してしまえばもう、底なし沼です。 

 

着用1ヶ月半の自分は、沼に片足を突っ込んだくらいでしたが、

もうすでに3ヶ月。

半年後の変化具合が見えてくるくらい、頭の中はズブズブ。

 

あー早く洗濯したい。

 

 

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cliché 杉村

 

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