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木下は不機嫌そうに舌打ちをした。

木下は不機嫌そうに舌打ちをした。

 

お互いにスタイリングを組んでみました。#1 

お互いにスタイリングを組んでみました。#2 

縦に長いジャケット。

  

こんにちは。

clichéの杉村です。

 

まだ気が早いですが、外を見渡すと半袖で外出する人が増えてきました。

ここから徐々に洋服のバリエーションが限られてきます。

 

季節感のある開放的な服装を楽しめる反面、

この時期になると決まって、"ある悩み"が発生しますよね。

お客さまともよく話題になりますが、、その代表例。

"手元の寂しさ"。

 

袖のある服で隠れていた手元が、羽織りを脱ぐ、

または腕まくりをすることで、あれ何か手元が寂しいな、、と、

今になって急に、気になり始める問題です。

 

そういえばアクセサリーを買っていなかった、、

なんてことを毎年の夏に繰り返すことになりかねないので、

どこかで改善する必要があります。

先物買いしたし、夏服の準備は完璧!という方も、少し立ち止まって。

 

裸になる夏の手元。

誰に見られても良いように準備は出来ていますか?

 

僕は"AVM"のアクセサリーを買ったので、準備万端です。

 

 

AVM(アーム)

北海道は根室で、1点1点手作りで生産されるジュエリーブランド。

シンプルで繊細、それでいて存在感のある力強い形をしています。

 

AVMは、装飾が少なくシンプルな見た目のものが多いのに、

ふとした時に目に留まる、他とは違う力強い存在感を放っています。

服とアクセサリー、気持ちまでにも調和を生んでくれるので、

いろんな服装と合わせても、合わないわけがありません。

 

大量生産はせず、デザイナーの一人の手から生み出されるバイオーダー形式で生産。

サイズを測り、一つ一つその人に合わせて作ってくれ、

シリアルナンバーはもちろん、イニシャルなどもお願いできる特別感。

 

オーダーしたら、納品はおおよそ3週間から1ヶ月後。

多少前後してしまいますが、今オーダーすると手元に届くのは6月辺りです。

 

この夏、自信を持って手元を見せたいという方は、

今オーダーして準備しないことには、非モテ。

 

すでに持っている僕なんかに先を越されないよう、

ぜひこのタイミングで選んでいただくことをお勧めします!

 

"ANGEL"

SILVER950 ¥55,000 (TAX IN)

K20 ¥264,000 (TAX IN)

 

まずは僕も購入した、"ANGEL"、丸いフォルムのピンキーリングです

繊細な形に惚れ込んで購入を決め、3月に届きました。

 

裏には、"夜にメッセージを交わす天使"の意味が込められた彫刻が施されています。

天使の囁きを想わせるデザインと、その周りに散りばめられた星々、

ナンバリングとブランドの刻印。

それぞれ136、137と彫られているのは、シリアルNOですね。

 

表面の丸く柔らかい見た目との対比で、

裏面の緻密で見惚れるようなデザインが際立って見えます。

 

日光が差し込んでいる朝とかに眺めていると、

いつの間にか5分くらい経っていたりするくらい美しい。

 

"KNIGHT (K20)"

¥220,000 (TAX IN)

 

"HUNTER (K20)"

¥539,000 (TAX IN)

 

重厚感のある、20金を使った2モデル。

裏側には手彫りの彫刻が施されており、

やはり朝の掃除中に、慎重に手にとっては見惚れています。

 

"KNIGHT"には、騎士や市民、太陽と月。

"HUNTER"には、生い茂る木々と鹿。

 

手作業で彫り込んでいるのが信じられないくらいに細かく、

小さなリングに、1つの物語を読んでいるような情報量が詰め込まれています。

 

 

rythme 細 (右・左)

SIZE : S / M

¥85,800 (TAX IN)

 

 

rythme 太 (右・左)

SIZE : S / M

¥110,000 (TAX IN)

 

rythme 細 (右)

K20 

SIZE : S / M

¥550,000 (TAX IN)

 

リングだけではなく、このバングルも購入していたので、

AVMのアクセサリーは2つ目です。

 

鯨のあばら骨をモチーフにしたバングルで、湾曲したフォルムが印象的。

どうやって作ったのか、、ずっと考えている内に、

気が付いたら細い方を購入していました。

 

短いスパンで2つ目を買ったわけですが、正直なところ、

アクセサリーにはあまり興味がありませんでした。

 

AVMのアクセサリーに出会うまでは、

上京時に買ったビンテージのリングをずっと着けていただけ。

着けていたというよりは、リングが抜けなくなったので、

外せなかったというのが正しい(この前松島さんに外してもらいました)。

その、ある種の呪いみたいなものを解いてくれたのも、AVMなんです。

 

手は、爪を切って冬はクリームを塗って、そのままで綺麗にしているのが1番。

と思っているクラシックなタイプです。

何も着けなければ着けないで良いと思いながらも、結局は何か着けてないと寂しい。

 

AVMのアクセサリーは、自然体だから、合わせる服を気にしない。

逆に言うとどんな服に合わせても、AVMの持つ整ったバランスは崩れません。

変な話、ハンドクリームを塗っているのと同じ感覚で、

当たり前に着けているし、スッと馴染むのも、ポイント。

 

ジャラジャラしているイメージの木下ではなく、

アクセサリーのイメージすら薄い僕が言うのだから、それは間違いないです。

 

"PRAY"

¥81,400 (TAX IN) 

 

木下もAVMのリングに出会い、手元のバランスを見直した1人です。

これまでは全部の指にリング、腕にはバングルを重ねてジャラ着けの手元ギャルでしたが、

今では蝦夷鹿のツノを使った白いタイプの"PRAY"を中心に、

すっきりと清楚に変身しています。

 

蝦夷鹿のツノは、爪などと一緒のタンパク質で出来ているので元々は透明に近い乳白色、

着用に伴い少しずつ色が変わり、ベージュっぽく黄色みを帯びてきます。

  

 

左(PRAY)が木下の私物。

元々外側にも縁取るように柄が入っていましたが、

次第にとれていき、跡のみが残ります。

柄が好きな方にとっては寂しいかもしれませんが、それがいい。

 

"TAIGA"

¥55,000 (TAX IN)

 

"BISHOP"

¥81,400 (TAX IN)

 

同じく、蝦夷鹿のツノを使用したリング2種。

 

表面にムラっぽい模様のある"TAIGA"の内側には、

針葉樹林のタイガが彫られています。

"BISHOP"の表面に見える模様は、1つ1つ半田ゴテで焼いて表現。

 

神秘的な雰囲気が感じられ、実際に行ったことはないですが、

根室の広大な大地とそれを囲む木々の様子が思い浮かびます。

朝は日光に照らされて、自然の生命力を感じ、

夜になると一変、シン...とした静寂が訪れる。

 

心に拠り所やお守りのような、懐の深いリング。

 

"Butter Knife" 

※上: 新品 / 下 :私物

¥22,000 (TAX IN)

 

バターの消費量が全国4位の北海道ですから、バターナイフもあります。

ツノのタンパク質にバターの油分が入り込み、素敵な女性の爪先のように艶っぽい。

使用前と比べてみると、使用後は質感も滑らかで艶も素晴らしい変化。

色の変化具合をチェックしながら、日々の食卓を楽しんでみてください。

 

 

夏の手元の寂しさ解消に、

純粋にアクセサリーが欲しい方にもオススメ出来る、作り込みの深さ。

数あるブランドの中から、どの種類の物を買って良いのか分からず、

悩んでいる方にも満足してただけるはず。

 

ブランド力が先行しているところのジュエリーを買うよりも、

モノ自体を自分の目で見て、緻密さや制作に至るまでの背景をより感じ取れるほうが愛着が湧く。

 

ビンテージのリングを長い間着けて、

服装の変化に馴染まず、次第にしつこく感じてきた僕の体験談を踏まえて。

AVMのように先入観なく、モノとして素晴らしいジュエリーをオススメさせてください。

 

分かり辛いのが良い、とは全部のことには言い切れませんが、

パッと見が良いだけのアクセサリーなんて、毎日ずっと着けていると必ず飽きます。

夏が来て、海、山、花火、

ビアガーデンと色んな楽しいことが待っているのに、

顔だけの子と行ってもつまらない・・。

 

簡単には核心に迫れない、神秘的な一面があってこそ、

考える時間が出来て、日に日に魅力は増していきます。

さて悩んでる人に、もうひと押し。

オーダーした時の一幕です。

 

2023年2月某日、杉村直人は生涯初めてとなるアクセサリーをオーダーした。

欲しくて欲しくて堪らない顔になっていた閉店後に、

木下からの"欲しいと思うだけ着けてみなよ。"

その一言を信じ、AVMのアクセサリーを着けれるだけ着けた。

バランスを取りながら少しずつ外していく。

ある時、木下は不機嫌そうに舌打ちをした。

 

"俺より似合ってんじゃん、、、"

 

彼もAVMが欲しくて堪らない一人。

その一言を発した瞬間のバランスが2023年杉村夏男。

僕は夏まで待てない。

激モテの夏を俺は掴む。

今年の夏は例年以上に賑やかになりそうだ。

 

 

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