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強さの内訳。

強さの内訳。

僕、168cmです。

違和感の理由。

共感するということ。

新色、本領発揮。

 

こんにちは。

clichéの杉村です。

 

毎年12月中旬、年末の空気が少しずつ感じられる時期になると、

その年買った服のことを思い返しては、

あれは良かった。来年もいっぱい着よう。とか。

服の整理をして頭の中で、服忘年会をします。

よし、振り返るぞ!じゃなくて、ふとした時に、

寝る前、お風呂中とかに回想が始まったりする。

夜更かしの原因になって、めちゃ大変です。

 

今年の印象深い購入品は、

・Rios of Mercedes "MLB" BROWN

・cantate "Stupid Border Inspired by Kurt"

・cantate "Regular Chino Trousers" OLIVE DRAB

・cantate "Buffalo Check Overshirt" BLUE×BLACK

・RIER "WALKER GILET FLOWER"

・m's braque "ALOHA SHIRT" 鳥獣戯画

・cantate "Pile Duffle Coat" BOTTLE GREEN

 

購入時期の新しいものから順番に書き出しただけですが、今年もたくさん服を買った。

ラインナップ数は毎年6、7着くらいで、

いつもは思い浮かんだ服の中から、

これを着て海に行ったのが懐かしいな、あのデートの時に着て行ったな、とか1人でやってる痛い陰キャっす。

 

cantateの赤黒ボーダーニットに始まり、

OLIVE DRABのレギュラーチノトラウザーズ、

青黒のバッファローチェックオーバーシャツまでも。

cantateの別注を3連続買い。

特にこの赤黒ボーダーと青黒バッファローチェックという

キャラが濃く、色は赤と青という主人公的な色味な2着。

購入に至るまでのシーンを回想する、ということも服の忘年会に含まれているのですが、

なんでだっけな、、思い出しました。

 

まずは、カリスマ性に惹かれたんでした。

服にカリスマ性っていうのも変な話ですが、

着ている人まで想像で見えてくるような、

"着たくなる、着ることで自分により自信を持てる"

物語の主人公になった気持ちにさせる鎧のような強さを感じました。

 

バッファローチェックオーバーシャツについては、

先日投稿したブログに書いた通り、熱のあるトレンドを巻き起こせる服。

 

温度の低い服が多く、火傷するような熱のある服が少なくて、

バッファローチェックに感化されたんでしょう

当時の熱量はタイムトラベルする以外に知りようがないので、

合わせ方はあまり気にせず、今の気分で思いっきり楽しんで着ています。 

 

赤黒ボーダーのカートニットも同じ匂いを感じた。

 

 

 

cantate

"Stupid Border Inspired  by Kurt"

¥132,000 (TAX IN)

 

私物のダメージ有りVer.

基本的にダメージ無しのものを販売していますが、

スペシャルとして用意されていたものを購入しました。

誕生までの流れは後ほど紹介します。

 

別にカートコバーンのファンではない

ギターも演ってない

グランジの雰囲気に憧れてる訳でもない

大スターですから、勿論カートコバーンは知っています。

でも、背景を含めずとも純粋に魅力的なシルエットをしていて、

バッファローチェックと同じ熱を感じたことが購入に至った理由です。

 

値段の高い、安いはその人の環境やその人次第。

”世間から見て高いというより、あなた自身から見て高い、安いなんだ。”

と松島さんはずっと言ってます。

人によっては安く感じ、違う人にとっては高く感じる。

その熱、品質などに対して自分が目利きになれるかどうか。と教えられて

目利きにならないと、値段の良し悪しに分別が出来ないということだと腑に落ちました。

それ以上に、他の人には譲れない、言葉にできない購入材料がある場合もあると思います。

 

 

赤黒ボーダーニットの購入までのステップはよく覚えていて、

購入した当時は入社前だったこともあり、clichéに普通に買い物に来ていました。笑

100%の目的を持って買い物しに来た訳ではないのですが、

ラックに掛かっている一際目立つ、赤と黒のボーダーが気になりました。

新品のものと、ところどころ破れてボロボロのものが掛かっている。

ボロい方が圧倒的にカッコ良く思えて試着。

「イモ、よく似合ってんじゃん。」と松島さん。

全部手作業で破いたんだよ。5時間掛かった。

カートコバーンが実際に着てたやつを忠実に再現したよ。

→カートの着画を見せられる。完璧に一致している。

それ(ダメージ有り)1枚しかないよ。

 

 

 

カートコバーンが実際に着ていたボーダーニットを、cantateの技術とクオリティで現代版として忠実に再現。

 

その場で購入を決めました。

 (僕が買ったことで、その後2枚目のダメージ有りが生まれました。松島さんはまた5時間、、、すみません、、、)

 

赤と黒ボーダーの服なんて持ってないし、

合わせやすい配色でもない。

火傷をする温度を持つ服の前にはそんなことは問題にならない。

更に言うと、段階を踏んでイメージを持って購入した服は、

飽きない、熱は冷めない、必ず自分から着たくなるんです。

合わせやすいに越したことはないですが、、

逆に言うと、購入時にどれだけ気に入って似合っていても

熱がない、ステップを踏んでいないと今後ずっと着るかは怪しい。

次を買って、飽きたらまた次、

手元に残る服はどれ?

結局、ちゃんとした服が残るはずなんです。

 

青黒バッファローチェックのオーバーシャツ

赤黒ボーダーのカートニット

正直なところ、着やすさ、使い回しの良さ、色合わせの難易度

どれをとっても青黒バッファローチェックの勝ちです。

じゃあ、なぜこんなにも気に入っているのか。 

 

"服が持つ強さに、委ねることで変身できる"

この一言にまとまると思います。

派手で着辛いとか関係ない、毎日でも着ていたい勢いと気持ち。

今のシーンに対してのアンチテーゼ、

そんな中指を立てた姿勢が持つ強さに、僕は喰われたはず。

 

 

すごいですよね、別にカートのファンでもない、派手色が好きな訳でもないのに、めちゃくちゃ欲しくなる。

そんな強烈なことなのに安心を委ねられたのは、

cantateが妥協なしに作った服であること、というのが非常に大きいんです。

 

CREDIT

cliché "BDU JACKET 357 改 SET UP (ジャケットのみ着用)" ¥77,000 (TAX IN)

cantate "Regular Chino Trousers" ¥42,900 (TAX IN)

 

肘のダメージ部分がスースーするので、今の時期にはアウターを羽織ったほうが安心出来ます。

その分、春先に1枚で着るのが楽しみ。もう少し待ちましょう。

 

赤と黒の象徴的なカラーリングなので、

少し柔らかく、且つ際立たせるイメージで合わせてみました。

黒い部分が出過ぎないよう、アウターを黒で馴染ませ、

赤色がより、目立つように。

パンツは最初のリストに上がっていたレギュラーチノトラウザーズのOLIVE DRABを穿いて。

 

主役の周りを固める感覚で着ていくと、

いつもの服装に温度感が加わり、完成します。

 

ちなみに、僕が買ってしまったが為に生まれた、2枚目のダメージ有りニット。

実は2枚目も早くに売れてなくっています。

で、買って頂いたお客さまから

これだけ穴があるとインナーがチラチラ見えるので気にしますよね?

いつもインナーに何着てます?

とのリアルなご質問が。

 

 

 

いつもcantateの半袖Tシャツを下に着ています。

それぞれOFF WHITE / BEIGEカラーです。

インナーには薄めのカラーで、色合わせなど気を遣わないようにしています。

柄のあるインナーを着て、柄をチラ見せしよう

と考えたこともありましたが、、安直でした。

 

混率は見たことがない比率で理解し難い。

モヘヤ54% / シルク40% / ウール6%。

化学繊維を使わないことでモヘヤが持つ毛の抜けやすいイメージを覆し、

毛が抜けづらく圧倒的に長持ち。

長めの毛足が光沢感をはらんで、着てみると見たまんまの上質さが感じられる。

そして配色は、ナチュラルなカラーではなくて、

カートコバーンをインスパイアした赤黒ボーダー。 

 

強い。

 

CREDIT

cantate "Fluffy Parka" ¥49,500 (TAX IN)

cantate "Denim Flare Trousers" ¥49,500 (TAX IN)

 

たまにcantateのスウェットパーカーを合わせて、

首からフードを出して着たりします。

やはりインナーの色は落ち着いたCREAMカラー等が、

一歩引いて主役のニットを引き出してくれます。 

 

サイズ0のワンサイズのみ、身幅が広くてざっくりとした形なので、

インナーのサイズ選びには幅があります。

今後、インナーにSAXカラーシャツを着ようと思案中です。 

これくらいであれば蛇足にならず枠に収まるはず、、

 

 

購入に至るまでに何かエピソードがあるものは後に残る。

 

当然と言えば当然ですよね。

そりゃ悩んで、話して、試して、買った服が、

わー、これ良いじゃん。でササっと買った服に思い入れで負けるハズがない。

買うまでの部分にどれだけステップがあって喰われるか。

着る服を選ぶ時に重要になります。

 

買って着るまでのストーリーを描いてくれるのが

cantateの作る服なんです。

特にこのニットには、完成形の更に先が見えて、

まだまだ、続きがあるんだろうなと楽しみにさせてくれます。

 

 

僕たちを浮かす服の熱。

着辛いとか関係なく、勢いや気持ち、その年の空気感を全て含んだ熱に浮かされています。

このcantateの赤黒のボーダーニットを見るたびにグッと熱があがるんです。

ブログを書いていたら体温も上がってきました。

明日は多少寒くても赤黒ボーダーのボロボロのニットをスースーしながら着ようかな。

 

セフレ有りをバラされ、その子と終わりそうなのでそっちもスースーしそうです。

いやー、この会社2人、松島さんと木下は強いっすわ笑

 

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