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大人の象徴。

大人の象徴。

装飾のない説得力。

季節はまたぐ。

“LABYRINTHE” — CLASS 26SS

501の話が、なぜ噛み合わないのか?

 

革は、ずっと遠い服でした。


子どもの頃、革ジャンは“大人の象徴”でした。


いつか着るもの。

似合う日が来たら着るもの。


でも本当は、

着ることで似合っていく。

 

こんばんは。cantáte 松島です。

 

21日12時よりレザージャケットと加工デニムを発売します。


加工デニムの話はまた後日。

今日は、レザーだけ


今季のレザーは、デザインよりも先に“素材”から始まりました。

 

 

思想から選んだ革


水牛ボタンと両玉縁ボタンホール

歪な形、貝の力ボタン

ちゃんと手でトリミングされ、ボタンの通りをよくしているボタンホール


使っているのは、Spanish Heavyweight Sheepskin


スペイン原産の肉用種から採れた、100ds近い大判個体を選定。

一般的な70ds前後とは、面の迫力がまるで違います。


なぜそこまで大きさにこだわるのか。


これまで「用尺都合で接ぎをなくすため」と伝えてきました。

でも正確には、少し違います。


理由は、シルエットのため。

布の服と同じで、横接ぎをなくすと、革はまるで布のようにストンとドレープが出る。


逆に、パーツを細かく分断し、パッチワークのように繋ぎ合わせると、

同じ型紙でも、落ち方はまったく別物になります。


接ぎが多い革は、どこか線が立つ。

面が分断されるから、空気の流れが止まる。


ぼくが目指しているのは、

革なのに、布のように落ちる服。


だから大判を選ぶ。


あまり言葉は良くないかもしれないけれど、

お客さまに届ける服を、賄い用の食材で作る精神は持ち合わせていません。


一枚革で取れる面積が広いほど、

服は静かに強くなる。

 

なめしは日本国内でクロームなめし。

厚みを持たせながら、触れると驚くほど柔らかい。

見た目はカーフのように整い、指先ではシープ特有のしなやかさが広がる。


着込むことで、艶が深まり、縫い目にパッカリングが浮かび、フラップは反る。

それは加工ではなく、時間の痕跡です。


だから、防水スプレーはご法度。

革は呼吸を止められるのが一番苦手です。


この革は、強さを誇示するためではなく、

日常に落とし込むための革。

 

 

Sheepskin Le Corbusier Jacket

再解釈という設計


183cm  Size : 48

<cantáte>

”Sheepskin Le Corbusier Jacket”

COL : NOIR 

SIZE : 44, 46, 48

¥484,000 TAX IN

 

「コルビュジエジャケット」と聞けば、ある原型が浮かぶはずです。


でも正直に言えば、ぼくはあのオリジナルがあまり好きではなかった。

サイズの重心、前立てのバランス。

どこか自分の身体に落ちてこなかった。


だから、再構築しました。

使い込むと反り返るフラップ、パッカリングが楽しめるWステッチ

 

シングルでありながら、深い内合わせでダブルのように見せるフロント。

大きく主張する胸ポケットと腰ポケット。

歪なフラップ。ダブルステッチ。


見た目は近い。

けれど、重心はまったく違う。


ボックスシルエット。ドロップショルダー。

短すぎず、長すぎない着丈。


重たい革では出ないバランス。

柔らかく、面が大きいシープだからこそ自然に落ちる。


裏地はウールバックサテンギャバ。

袖裏はサックス×白のキュプラストライプ。

ボタンは水牛。

力ボタンには歪な黒蝶貝。


見えない部分を削らない。

そこが服の品位を決める。


もし彼が生きていたら、きっとこちらを選ぶ。

そんな軽い皮肉と遊び心を込めました。

 

 

Sheepskin Rive Gauche Jacket

軽さという設計

183cm  Size : 48

<cantáte>

”Sheepskin Rive Gauche Jacket”

COL : NOIR 

SIZE : 44, 46, 48

¥451,000 TAX IN


もう一型は、もっと肩の力を抜いた2Bレザージャケット。


レザーコートは重い、と感じた人へ。


筒袖。ベントなし。削ぎ落とした設計。


着丈はカバーオールとハーフコートのあいだ。

肩はドロップ、身幅はボックス。


まるで着古したワークジャケットのように、

育っていくレザー。

大判の腰ポケット、ポケットのスレキにも工夫があるので触ってみてください。

あると嬉しい襟吊

 

ディテールを削ったぶん、素材の質感とシルエットが前に出る。

柔らかなシープだから、レイヤードも自然。

Gジャンを重ねても硬さが出ない。


こちらも裏地はウールバックサテンギャバ。

袖裏はキュプラストライプ。

ボタンは本水牛、力ボタンは黒蝶貝。

とても丈夫なウールの裏地と、袖通りが抜群なキュプラの袖裏

 

革を、特別な日のものにしない。

春も、秋も、冬も。


重さや堅苦しさを感じさせない。

それが、このレザーの設計思想です。

 

子どもの頃、革ジャンは“大人の象徴”でした。


いつか着るもの。

似合う日が来たら着るもの。


でも本当は、

着ることで似合っていく。


革は時間を受け止める素材です。

“いつか”を、今日に変える一着。

 

大人になりたい人へ。

お待ちしています。

 

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cantáte 松島 紳

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