本気になった俺の負け
僕が洋服へはまったきっかけはUNDERCOVERだった。
でも先日ブログにも書いたように、当時の熱狂ぶりを知らない。
こんにちは。
clichéの木下です。
今は、誰でもブランドを立ち上げられる、洋服を作れる。
SNSも発達し、あらゆる情報が溢れている飽和社会の現代。
当時のように特定の一つにスポットが当たり、流行が集中することもなければ、
オンラインもあるので、買えなかった洋服も手に入っちゃう便利な世の中です。
ブームという、誰しもがのめり込んだ現象。
東京という情報の震源地にいなければ、いち早く情報をゲットして
あれ、流行ってるんだな。よく見るね。
良いよな、とお目当ての洋服を買いに行く。
東京の良いところは、旬をすぐ味わえるところだと思っている。
そんな現象を上書き保存される程の揺るがしっぷり、熱狂ぶりを側で感じたかった。
そう思いつつ、今はどうだろう。
今はただ溢れすぎた結果、ブームが自立していないのに一人歩きし、
すさまじいスピードで去っていってしまう。
非常に面白くない。
cantate
"Buffalo Check Overshirt"
¥82,500 (TAX IN)
明日から名古屋のkink chikaramachi lab.、大阪のSilver and Goldと3店舗合同で発売する特別なアイテム。
情報解禁し、露出が増えてからというもの多方面からの反響が相次いでいます。
別注の企画を進行してから、いつも熱量が強い僕を凌駕する
熱量に飲まれっぱなしだった松島さんやその周りの人たちに置いてけぼりで、
やっべ、なんでいつもみたいに話に付いていけないんだろう。
それは実際に身近で見てきたからこそ。
買えなかったからこそ。
持ってたけど今は恥ずかしくて、着れないと思っていたからこそ。
リアルタイムな世代だった方を中心とする、"めっちゃいいじゃんあれ!"。
という僕みたいな20代との、圧倒的差。
その反応を側で見ていると、何となく当時の熱量を感じられた気します。
冒頭にも書いたように、自分がハマったきっかけとなったUNDERCOVERですら、当時の熱狂ぶりを知らない。
けれども、こういった洋服を手にすることで、そのストーリーを近い距離に感じ、
どっぷりハマることができる、もっと愛着が湧いてくる。
純粋にイケてるなあ、俺もその服着たいなあ、と。
あくまで現代的に、着やすくアップデートされてはいるが、
猛烈にフィットしてしまったのでGREENを購入しました。
というわけで今回は、
着用写真・スタイリングをメインにご紹介したいと思います。
ブルゾンのようにオーバーシャツということで身幅、肩幅のサイジングは少し大きめになっているので、いつも通り僕は48サイズ、松島さんは46サイズ。
ワイドパンツを履く方や往年の着方を求める人はワンサイズ下を、選んでみてください。
身長が近い方は是非参考までに、それぞれ着方に応じてくださいね。
サイズ46 (175cm)
ジャストでビタっと着用する場合は44でも着られますが、
ジャケットのように着用したいのでこのサイジングで選びました。
やや肩が落ち、袖が少し長いくらい。
インナーはTシャツなので、ニットやパーカーを着れば少し上がって丁度かなと。
陰影から生地の肉厚さが伝わってきます。
夜くらいの気温ならTシャツに羽織っていい塩梅。
ちなみにまじでウール独特のチクチクな不快感もありません。
サイズ48 (175cm)
気持ちルーズになって、全体的にゆとりができます。
細かなサイズスペックは、オンラインストアに既にアップ済みなので、そちらを参考にしていただけると嬉しいです。
アウターを着る機会が少ない方、例えば車移動が多かったりするならば、
このサイズでインナーに着込む用のアウターとして選んでもいいかもしれません。
羽織るだけも良い。
襟は開襟仕様なので、第一ボタンを開けてシャツのようにラフな着方も。
これだけでも、様々な表情を見せます。
という意味でも、やっぱりオーバーシャツって魅力的。
非常に登場頻度が高いであろう、既に一軍候補に名乗りを挙げています。
CREDIT:ALL私物
チノパンに巾着ポーチ、ウエスタンでベタベタなスタイリングなんかも良い。
CREDIT
cantate "T Shirt" ¥19,800 (TAX IN)
cantate "Moleskin Trousers" ¥60,500 (TAX IN)
陽気にAF1なんて履いて、公園をぶらりしても良いです。
そもそもバッファローチェックの起源はアウトドアなので、キャンプにも馴染みそうですね。
保温力も申し分ないですし、この上からダウンを着てインナーとしてチラつかせましょう。
ちなみに以前ご紹介したRIERの洋服のように、これも圧縮ウールに近いもの。
ちょっとの雨であれば浸透はしないはず。
サイズ:48
これも王道に、デニムに茶色のリオスでスタイリング。
夜の風景にも馴染みます。
CREDIT
cantate "T Shirt" ¥19,800 (TAX IN)
cantate "Denim 1955 Trousers" ¥42,900 (TAX IN)
Rios of Mercedes "Harness Latigo Cowboy Roper Style" ¥220,000 (TAX IN)
夜の代々木八幡、猛烈にエモい。。
今いいじゃん!
そんなナウな言葉の積み重ねで作られたシャツ。
ぜひ、買ってからでも遅くないから”PRIDE”を見て欲しい。
ハマってる。まんまとやられた。
そんな一言を言わせるほどこの洋服にはみんなの憧れが詰まってる。
“本気になった俺の負け”
ゲームしようぜ。
※cantate "Buffalo Check Overshirt"は、10/1(土)12:00-より下記店舗にて発売開始します。
・cliché
・kink chikaramachi lab
愛知県名古屋市東区主税町2-18
052-971-3800
・Silver and Gold Umeda
大阪府大阪市北区鶴野町1-3 安田ビル103
06-6375-8288
cliché 木下