贈る前の時間。
普遍に、ひとつの違和感を。
効率より誠実。そんな服がひとつくらいあっていい。
Frisson Cashmere Scarf|洋服にも、着物にも馴染むマフラー
時間が滲む服。
こんにちは。
clichéの石橋です。
今年も残り1ヶ月になりました。
一年の中でも、12月がいちばん好きです。
これと言って理由があるわけじゃないんですが、
31日に近づくほどに濃くなる年末の空気が好きなんですよね。
そして、12月といえばクリスマス。
今年も僕にとっては、きっといつも通りの平日なんだろうなぁと思いながら、
去年のクリスマスプレゼント紹介ブログを見返していたら、
「来年こそは誰かとプレゼント交換できるように頑張ります。笑」と締めくくっていました。
……一年って、本当にあっという間ですね。
ということで、今年も皆さまのプレゼント選びをお手伝いさせていただきます。

まずは、クリスマスプレゼントの大定番であるレザー小物から。
定番だからこそセンスが試されるし、選択肢が多いぶん迷いやすい。
でも、そんな時にcantáteを選んでもらえたら安心して渡せます。
革の質の良さ、触れた時の素直な使いやすさ、
そして時間が経つほどに増す風格。
シンプルなのに、手に持った瞬間ふっと存在感が立ち上がる。
プレゼントって、使うたびにその日の気持ちまで思い出してもらえたらいいなと思うんですが、
cantáte のレザー小物はその役割をちゃんと果たしてくれる気がします。

<cantáte>
COL : BLACK, BROWN, NATURAL
SIZE : 0, 1
¥48,400 TAX IN
静かな存在感と、さりげなく輝きを放つバックル。
どんな装いにもすっと馴染んで、気づけば毎日手が伸びてしまうベルトです。
フロントはすっきり細く、バックはずれにくいようしっかりと太めに設計。
そのバランスがよくて、見た目だけじゃなく使い勝手という意味でも、
“毎日の相棒”と呼べる一本に仕上がっています。
実際に僕もこのベルトを使い始めてから、
他のベルトの出番がごっそり減ってしまったくらい。笑
気負いなく使えるのに、どこか背筋を整えてくれるような道具です。

<cantáte>
COL : BLACK, FAUVE
SIZE : 0
¥60,500 TAX IN
僕的に、もらったらいちばん嬉しいものランキングの上位を
ずっとキープしているのが財布です。
財布って、自分だとなかなか買い替えるタイミングが難しい。
そろそろ新しいの欲しいな…と思いつつ、
「まだ使えるし」で先延ばしにしてしまう。
気づけば、僕の財布ももう5年目に突入していました。
ポケットにすっと収まるコンパクトなサイズ感。
開閉しやすいL字ジップ。
日常で“無視できない”使い勝手の部分も、ちゃんと満たしています。
レザーには、スムースレザーの王様とも言われるヴォー・バレニアを使用。
手に馴染むまでの時間も楽しめて、
使い込むほどに愛着が深まっていく財布です。

<cantáte>
COL : BLACK, FAUVE
SIZE : 0
¥66,000 TAX IN
財布と同じレザーを使ったバッグもおすすめです。
財布やメガネケース、これからの時期ならリップクリームなど、
ちょっとした身の回りのものを入れるのにちょうどいいコンパクトサイズ。
僕は何も入れずに持ち歩くこともあるくらい、アクセサリー感覚でも使えるので、
今だけじゃなく一年中活躍してくれます。
使いはじめはマットな質感ですが、使っていくほどに艶のある光沢がにじんでくる。
プレゼントしてもらった日を起点に、
思い出と一緒に少しずつ育てていってください。



CREDIT
cantáte ”Turtle Neck L/S Shirt”
cliché ”WOOL LINEN UTILITY JACKET”


CREDIT
cantáte ”Brushed Nep Check Open Collar Shirt”
cantáte ”Stupid Shaggy Cardigan”


<cantáte>
COL : MID NIGHT, ECRU
SIZE : 0
¥220,000 TAX IN
冬といえば、やっぱり首元アイテムは欠かせません。
使用しているカシミヤは、硬い毛を丁寧に梳き落とし、
残った毛から汚れやアウターフリースを徹底的に取り除いたインナーフリースのみ。
そこからさらに選別し、やわらかくしなやかな産毛だけを贅沢に使った、
極上のカシミヤ100%マフラーです。
仕上げには、縮絨と起毛を何度も繰り返し行うFrisson仕上げを採用。
繊維の奥まで空気を含ませるように加工することで、
いままで体験したことのないやわらかさと滑らかな肌ざわりが生まれています。
詳しい話は先日のブログでご紹介しているので、見てみてください。
ベーシックで間違いのない無地マフラー。
ただ、それだけにとどまらず、使い勝手と優しい存在感を兼ね備えた大判サイズ、
そして極上の肌ざわりを持つ贅沢なカシミヤが魅力です。
価格もスペシャルではありますが、
手に取ってもらえれば、このマフラーが持つ特別さは一目で伝わるはず。
“良いもの”って、触れた瞬間にちゃんとわかります。
大事なクリスマスを迎える方へ、ぜひどうぞ。


<i’m here>
COL : BLACK, BROWN
SIZE : F
¥39,600 TAX IN
定番はマフラーだけど、種類が多すぎて決めきれなかったり、
「似たようなの、もう持ってそう」という不安もつきものですよね。
そんな時におすすめしたいのが、i’m hereのスヌード。
特徴的な丸いフォルムに、中央のジップとトグル。
この組み合わせによって、気分や服装に合わせて何通りもの巻き方ができます。



ぱっと試しただけでも10通り以上ありましたが、もっといろんな巻き方ができそう。
その日のスタイルや気分によって変えられるので、
色々試してお気に入りの巻き方を見つけてみてください!


CREDIT



CREDIT
i'm here ”HAOLI MILITARY COAT”



<m's braque>
”SILK-LOFT QUILTING DRAWSTRING BAG”
COL : BLACK MESH
SIZE : F
¥33,000 TAX IN
男性は基本的に手荷物が少なめです。
ポケットにギリギリ全部入るんだけど、パンパンになると途端にストレスですよね。
ましてペットボトルまで買った日には、手持ち一択になってしまう。
だからこそ、これくらいのコンパクトなバッグは普段使いしやすく、
プレゼントにもぴったりです。
中綿には、シルク原料をそのままシート状にしたSHILKLOF(シルクわた)を使用。
その上からメッシュを重ねることで、ふんわりとしたボリュームと奥行きが生まれ、
冬の空気をまとうような雰囲気が出ています。
バッグは季節を問わず使えるものですが、
クリスマスに贈るなら、こういう冬らしい空気感をまとったものが
嬉しかったりします。


CREDIT



”MOD 6 / SILK FRANK BORDER TIE”
”MOD 7 / SILK SETTE PIEGHE SMALL PATTERN TIE”
”EX) MOD 7 / PANEL BORDER SETTE PIEGHE TIE”
”EX) MOD 7 / SETTE PIEGHE TIE”
仕事柄スーツを着る人には、ネクタイも良さそうです。
良いネクタイって、自分ではなかなか買う機会がないし、
「仕事でつけるだけだし、なんでもいいか」で妥協しがち。
でも、ネクタイひとつ変えるだけで、
いつものスーツスタイルがぐっと洗練された空気になるんですよね。
Atto Vannucciは、一つひとつ職人さんが手縫いで仕上げているからこその、
柔らかい佇まいと、上品で落ち着いた雰囲気を持つネクタイです。
変化をつけづらいスーツスタイルだからこそ、
“プレゼントしてもらった良いネクタイ”という特別な一本が入ると、
気分も上がるし、仕事まで少し捗りそうな気がします。


CREDIT


CREDIT
cantáte ”Wool Flannel Forestiere Jacket”

最後に、プレゼントの定番であるアクセサリー。
AVMのジュエリーは、シンプルなデザインなのに
どこか目を惹く存在感があります。
ただ、決して派手ではなくて、
静かなのに、確かにそこに宿る洗練された気配。
きっとそれは、デザイナーが一つひとつ
時間をかけて手で作っているからこそ出る美しさ。
リングの内側にある小さな刻印を見るだけで、
一本のリングに込められた時間と、つくり手の思いが
ふっと伝わってくる気がします。
本当は全部紹介したいところなんですが、
型数が多すぎて……書いていたら日が暮れてしまいそうなので、
AVMのジュエリーはオーダー制なので、
ご注文からお渡しまで約1ヶ月ほどお時間をいただきます。
クリスマス本番には間に合わないのですが、
それならそれで、一緒に選びに来るクリスマスデートも楽しそうだなと思います。
クリスマスまで、まだ少し時間はありますが、
そろそろプレゼント選びを意識し始める頃でもあります。
一年の中で、誰かに贈り物をする機会って、
誕生日と記念日、そしてクリスマスくらい。
だからこそ、相手の喜ぶ顔を想像しながら選ぶのは、
難しいけど、やっぱりすごく楽しいんですよね。
そして今年は、自分にも何かプレゼントしようかなと思いつつ、
ふと去年の自分の言葉を思い出しました。
「来年こそは誰かとプレゼント交換できるように頑張ります!!笑」
……時の流れ、早すぎません?笑
そんなことを思いながら、
今年も皆さんにとって素敵なクリスマスになりますように。
cliché 石橋