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良い佇まいですね。

良い佇まいですね。

 

Fish-Tail Coatのルーツは知っていますか?

これ以上を知りません。

広い心で包み込んでくれます。

みんな違ってみんな良い。

一着の服を選ぶって事は、1つの生活を選ぶってこと。

 

こんにちは。

clichéの木下です。

 

先日、お休みをいただいて韓国に行ってきました!

 

特に目的はありませんでしたが、最高に楽しかったです。

なぜか日本語が飛び交っていたので不思議な感覚でしたが、

飲んで食って、ホテルについて食い倒れての繰り返し。

 

詳しくありませんが、

最近では音楽シーンも盛り上がり、韓国発信のファッションも沢山。

ファッションに対してのイメージは固まっていませんでしたが、

いきたかった洋服屋にもいけて色々と吸収してきました。

 

またいきたい!ありがとうございました!

 

 

帰ってきたら、お店にも韓国からの納品が。

本日は、”ROLIAT”のご紹介です。

 

“ROLIAT(ロリエット)は、デザイナーのHONG SUNG WAN氏が

“TAILOR” から発想して名づけ、2009年にスタートしたソウル発のブランド。

イギリスの伝統的なテーラリングがもつ気品をモダンに解釈し、

確かなクオリティによって、あたらしい男性像を描き出す独自のスタイルを表現しています。”

 

デザイナー: HONG SUNG WAN氏は、自国でのキャリアも長く、

コネクションやパイプも沢山持っていると言います。

資材調達、提携する工場など、通常使用することができない、

韓国にあるハイブランドのみが提携する工場でも生産可能なため、

品質も高く、とてもいい佇まいの洋服が出来上がっています。

 

中でもブランドイメージとしても根強い、”HAND MADEのリバーシリーズ”。

今回はその中から2型をセレクトしました。

 

ROLIAT

“HANDMADE round collar blouson jacket”

¥145,200 (TAX IN)

 

発色のいいキャメル。

デザイン、色ともに心を射抜かれてしまいました。言うことなしです…。

 

ROLIAT

“HANDMADE regular collar zip-up blouson jacket”

¥145,200 (TAX IN)

 

落ち着いた色味のジップブルゾン。

m’s braqueと同じショールームで、入室してすぐ目に入ったこのジャケット。

僕の脳内から”m’s braque”という存在を一時的に消し去りました。

適当にかかっているだけでも着てみたくなってしまう、溢れ出るいい洋服感。

  

 

さて、キーワードは”リバー縫製”なのですが、

なんぞや?ということでご紹介します。

 

レディースの洋服や高級衣類などに用いられる縫製技術で、

日本の職人も引退続きで生産できる工場が限られ、時間もかかる。

当然、工賃も高い。

 

二重織生地の真ん中に接結糸という表と裏を繋いでいる糸があるんですが、

それをカッターで割き、縫い代を折り込んで縫い合わせたもの。です!

わかり辛いと思いますが、ラペル端など縫い代が少し膨らんでいるのがリバー縫製の特徴です。

  

リバー縫製の魅力は、見た目の美しさ、

見返しなど本来必要であるパーツがないことで軽く、美しいドレープを生み出すこと。

 

熟練の職人による確かな技術、時間、コスト…

とても陳腐な言葉ではありますが、この仕上がりで驚きのプライス…。

ジャケットにしては高いと感じるかもしれませんが、

全くそんなことはないと思わせてくれるはず。

 

 

ジップブルゾンはウール/ナイロン/モヘヤで奥行きのある、控えめなシャギー感。

WALDESの8号ファスナーの引き手が存在感を放っていますが、

ボタンとファスナーともにブラックに統一することで、落ち着いた雰囲気です。

 

 

ノーカラージャケットはウール90%/カシミヤ10%で、滑らかな触り心地。

レディースらしい印象で、個人的にとても好きな形です。

 

コートを直線的に切り落としたような形をしているので、

ストンと落ちる肩/袖に対し、横から見た時にはふんわりと広がるAライン。 

 

ダーツも入っていることで少しだけ丸みを帯び、

ボタンには"R"の刻印など、ブランドらしい細かな気遣いを感じデザインとしても嬉しい。

  

サイズは48, 50。

MとLになりますが、ブランドのサイズとしては大きめを仕入れました。

 

CREDIT

is-ness “OVER COAT” ¥81,400 (TAX IN)

cantate “Fine Flannel Suit (パンツのみ)” ¥440,000 (TAX IN)

Nine Tailor “Borne Cas TW” ¥12,100 (TAX IN)

m's braque "DEADSTOCK CRACKED BEADS NECKLACE" ¥19,800 (TAX IN)

 

サイズを活かした着方も想像しながら、手に取ってみてください。

 

秋口、冬のはじめにはタートルネックやスウェットに。

セーターやマフラーで真冬仕様になった後の選択肢として、コートの上にも。

 

CREDIT

cantate “Turtle Neck L/S Shirt” ¥27,500 (TAX IN)

BLESS “SMLXL Skirt” ¥130,900 (TAX IN)

RIER “KEYHOLDER NECKLACE TRAPEZE CURLS” ¥80,300 (TAX IN)

 

CREDIT

refomed “WRIST PATCH WIDE SHIRT” ¥30,800 (TAX IN)

Atto Vannucci “MOD 6 SF” ¥36,300 (TAX IN)

10eyevan "NO.1 III BR" ¥89,100 (TAX IN)

 

CREDIT

cantate “Turtle Neck L/S Shirt” ¥27,500 (TAX IN)

BLESS “ULTRAWIDEPLEATED JUMBO CORD” ¥119,900 (TAX IN)

Nine Tailor “Borne Cap TW” ¥11,000 (TAX IN)

 

ずっとレディースの洋服が好きなので、

女性服を男性用にサイズアップしたようなニュアンスを、ROLIATからは感じました。

 

実際、特に凝った形ではありませんが、

どの人の目にも、"良い佇まいの洋服"として映ってくれるでしょう。

 

今年はリバー縫製を用いた洋服が他にも入荷予定です。

ROLIATは大きめのサイズでファッション性も高い形ですが、

もう一方はクラシックに着られるジャケットとコート。

 

そちらもぜひ楽しみにしていてください。

  

 

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cliché 木下

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