日曜日は最高気温13度。
こんにちは。
clichéの木下です。
来週は寒くなる。いや、来週は寒くなる。。
って、暑いやないかいっ。
念仏のように唱えては、騙され続けた気温のお話。
やっとこさ、12日より下がるようです。
Yahoo!天気万歳。
なによりも的確に、当たることを祈りたいところです。
こちとら、ニットが、アウターが早く着たいのよ。
リアルなところ、サーマルやスウェットが目に入り、
季節感にバグが障じている僕たちの場合は、
無理やりニットを着ている今時期。
アウターではなく、今セーターを探し始めたと店頭でもよく話しています。
もう、11月なのに...。
改めてご紹介したいアイテム含め、今回のブログでは、
セーターが着たい気持ちを全面にぶつけるというシンプルなものです。
冬といえばコタツとミカン。
着込んで可愛らしいあの子と、
欠かせないのはやはり、セーターの存在でしょう。
cantate
"Pure Cashmere Grunge Sweater"
¥165,000 (TAX IN)
魅力といえば、それはもう暖かいこと。
加えて柔らかく、着ていて気持ちが良いに尽きるセーターは、
物によって大きく良し悪しを分けます。
高いのが良いというわけではないですが、
良い糸、良い原毛を使ったセーターを着ると、
手前味噌な表現ながら、やっぱりセーターはいいなと再確認することができます。
反対に、今までチープなセーターを着てきたという人にこそ、
セーターを好まない人が多い。
スウェットしか着なくなったという人は、それが理由の方も少なくないはず。
素人が触ってもわかるフワッフワの触り心地、
着れば着る程増す、表情や風合い。
電車で隣にいたり、たまたま飲み屋で居合わせた人が、
すごく気持ちよさそうなセーターを着ていたら、
触れてはいけないのに触れてしまいそうになるし、
間違いなくその人は素敵な人だ、というフィルターすら入ります。
シワのないシャツを着ている人、
ピンと伸びたスラックスを穿いている人。
気持ちよさそうなセーターを着ている人。
洋服はその人の内面を表すものだと思っていますが、
良い男性を選ぶにあたって参考にしても良い、
と思う程に重要なポイントだと思っています。
カシミヤ100%のセーターを手にして、良いセーターを実感した僕。
身振り手振りにも気を遣うようになった僕。
気温の低下がきっかけになり、
改めてcantateのPure Cashmere Grunge Sweaterを紹介したいと思ったんです。
詳細は以前のブログに沢山書いたので、是非そちらを。
今日はスタイリングをメインにフォーカスを当て、
冒頭にも書いたように、単純に気持ちをぶつけます。
セーターを着ない冬なんて冬ではない。
ならば一癖あって抜群に良いセーターで、
冬をニヤニヤして乗り越えようじゃないですか。
CREDIT
m's braque "EASY PANTS" ¥48,400 (TAX IN)
Nine Tailor "Kauri Watch" 9,900 (TAX IN)
ワンサイズのセーター。
身幅が広く、丈が短いボックスシルエット、
袖と裾のリブのテンションは弱め。
レイヤードのし甲斐:★★★★★
なんでも重ねたりタックインしたりしてしまう木下としては、
鋭い眼光で睨みつけ、したり顔が止まらないデザインです。
タートルにサーマル、シャツ、、、なんでもOK。
ダメージが入っていることで、一枚でリラックスして着用するのも良い。
半袖の上から着ても快適そのものなので、
深く考えず着ることに長けているのも魅力です。
ダメージが無い方がいいという方も、
一度着てみることをおすすめしたい、さりげなさ。
ちょっとしたアクセントとして捉えられる、
あくまで小さい"模様"ですからね。
CREDIT
cantate "Pile Double Half Coat" ¥330,000 (TAX IN)
cantate "Thermal L/S Shirt" ¥27,500 (TAX IN)
cantate "Fine Corduroy Trousers" ¥55,000 (TAX IN)
さりげなくレイヤードを楽しめる穴。
サーマルを仕込めば裾から出る良いバランス、
ダメージからは、チラリと差し色が全体を引き立てる。
"今日はダメージの気分ではないスタイリングだ。"
そんな日もあります。
模様程度なのでシックにまとまりますが、
もし目立たせたくない場合は、同色を仕込みましょう。
使い方次第でいろんな表情が見れる、
いい意味で感情の起伏が激しいセーター。
MINTカラーのサーマルと重ねてもこの見栄えなので、
目立たない、模様程度ですってことを証明できるはず、、!
CREDIT
cantate "The Shirt" ¥48,400 (TAX IN)
cliché "EX WIDE TROUSERS" ¥30,800 (TAX IN)
Rios of Mercedes "Waxy kansas" ¥275,000 (TAX IN)
シャツにスラックスでクリーンさを全面に。
でもユニークさにかける、なんて時が大活躍のステージになる。
ただひたすらに、着るだけ。
いわゆる抜け感ってやつを気軽に出せる、
見るものすらもリラックスさせるムードが漂います。
色も濃淡異なるグレーの2色なので、
いつも着ているスウェットを合わせる感覚でトライ。
CREDIT
cantate "Mouton Vest" ¥495,000 (TAX IN)
cantate "Turtle Neck L/S Shirt" ¥27,500 (TAX IN)
m's braque "NEW FLAIR PANTS" ¥50,600 (TAX IN)
全力で冬っぽさを楽しむかのように、
ムートン、カシミヤ、ツイード、
そしてタートルネックの4コンボ。
パズドラならカスみたいなコンボですが、
冬のファッションに置き換えれば、一気に優勝候補として躍り出るスタイリング。
袖がないベストは寒いと言われがちですが、
レイヤード×カシミヤで難なくカバー。
お金がなくていろんな着方を試しては、
冬の着こなしで遊んでいた学生時代を思い出します。
ギャル男時代もまあまあ今に生きてるってこと。笑
今は洋服の価値観も変わっていますが、
やっぱり冬こそ、ファッションの醍醐味を最大限に感じられる楽しい季節。
事前に考えてきたスタイリングでしたが、杉村からも大絶賛。
タートルを着たらナダルにしか見えない彼ですが、
今回ばっかりはそれすらも抑え込んでいます。
CREDIT
stein "OVERSIZED GRADATION PLEATS JACKET" ¥79,200 (TAX IN)
cantate "Turtle Neck L/S Shirt" ¥27,500 (TAX IN)
cantate "Denim Flare Trousers" ¥40,700 (TAX IN)
色の溶け込み方が心地いい、Flare TrousersのL/INDIGO。
ジャケットとセーター、どちらも淡い中間色なので、
デニムでさりげなく色味を足したかと思いきや、
タートルネックでさらに足していく欲張り具合を披露してみてください。
柄がなきゃ、自分で柄を作るだけ。
穴を埋めるか埋めないかで具合を調整しながら着てみてください。
今までの洋服にはない角度の楽しみ方。
グリーンもバーガンディも、派手な柄もすべて、相性は保証します。
CREDIT
KOOKY ZOO "JUVENILE KNIT BLOUSON" ¥77,000 (TAX IN)
cantate "The Shirt" ¥48,400 (TAX IN)
cantate "Fluffy Flight Parka" ¥70,400 (TAX IN)
cantate "Garment Dye Pants" ¥55,000 (TAX IN)
cantate "Kinchaku Bag" ¥66,000 (TAX IN)
最後はこのスタイリングでお別れです。
数日前ふとインスタグラムで目に入った、
KOOKY ZOOのニットブルゾンを使ったルック。
この合わせ方だったか、、と悔しくもありながら、
悔しさを裕に上回る歓喜に満ち、翌日すぐにコピーしました。
ルックに映る子供たちのような、
あどけなさなんてものは何処かに落っことして来ましたが、、
スタイリングやビジュアル以上に、やはりセーターやニットに目が向く。
無意識のうちに手に取ってしまいます。
気温なんか見ずにセーターを着て、外に出てから、暑っ!てなることもしばしば。
それくらいに溢れ出てしまっているセーター欲。
抑え切るのなんか勿体無い、良いセーターで過ごさなきゃ勿体無い。
もっと冬の日常を豊かにしてくれるなんてことは、言うまでもないのだから。
日曜日は最高気温13度。
日曜日は最高気温13度。
日曜日は...
念仏のように唱えては、毎日かじり付いている天気予報。
今回ばかりは当たると信じています。
僕はセーターもコートも、マフラーだって準備万端なのだから。
日曜日は最高気温13度。
日曜日からは...
Yahoo!天気さん、まじで頼みますよ。
cliché 木下