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スプリングコートの優秀さについて語る。

スプリングコートの優秀さについて語る。

 

これが本当のモダンアップデート。

本年もどうぞよろしくお願いします。

MULTI PERSPECTIVE

cantate 24SS

23AWの人気第一位

 

こんにちは。

薄いコートが好きな木下です。

 

もちろん分厚いコートも持っていますが、

本日は、なぜ薄いコートが好きなのかという話をさせてください。

 

これは特にアパレル、

中でも販売員の方に該当すると思うので、

共感してもらえたらとても嬉しいです。

 

 

第一に、僕たちは毎日私服。毎日が勝負。

常に見られることを意識して、いつ何時も気を抜いてはいけない職業です。

 

ましてや売り出し中の商品を着なければいけないなど、

朝、前日にスタイリングを考えていると、

あれも見せたい、これも見せたいと、着たい服に溺れそうになる。

 

そこにヘビーアウターを着たら着膨れてしまい、

もしくは暑すぎて灼熱地獄になる可能性が出てきてしまいます。

でも今は真冬だし、メインアウターを着ないわけにはいかない。

見た目のボリュームを出すという点においても、締めの一着が迷子になるのである。

 

販売員は基本室内なので、

室内用のライトアウター(ジャケットやカーディガン)も必要なんです。

着ていくのか、カバンに入れていくのか、

これが1日のストレスとして降ってくる。

なぜならそれだけで服装がガラリと変わってしまうからだ。

 

カバンに入れるのは重い、冬用のコートを着るわけにはいかない。

ならば!

という風に、スプリングコート(薄いコート)が大変役に立つわけです。

 (実はこれが、ダウンを頻繁に着ない理由でもあります。)

 

cantate

"Fish-Tail Coat"

¥121,000 (TAX IN)

 

もちろん便利だから着るわけではなく、レイヤード感による洒落っ気出る。

 

先日ご紹介したcantateのハリントンジャケットですが、

今シーズンより共生地を使用したフィッシュテールコートが登場しました。

 

過去4回目となるこのコートですが、

初回のバックサテン以降は、シルクやモヘヤなど”超”がつくほど上質だったため、

金額も上がってしまい、どれほど扱いやすくても気を遣ってしまう等、

手に取り辛かった方も多いのではないかと思うので、朗報かと思います。

 

生地が良く、着心地が良いのは大前提。

必要なのは、気軽に着用できて、悪天候にも対応したイージーさ。

春、秋冬で着用できて、生地の厚みによる干渉、

レイヤードの制限を受けないちょうど良い厚み。

 

僕は今日も薄いコートを着ていますが、

インナーにセーター、RIERのフリースを着ているので全然寒くありません。

というように、

ライトアウターの上から着用できる、ルーズなサイズ感も必要不可欠ですね。

 

 

ハリントンジャケットと同様のものなので、

初期撥水、撥油、帯電防止搭載のナイロンを使用。

 

無双ではありませんが、しっかりと打ち込みのあるナイロンはハリがあり、

立体感と程よいドレープ、光沢を持ち合わせた上品な仕上がりです。

 

デザインは今までも何度かリリースしている、M-51のフィッシュテールコートで、

cantateのフィルターを通して、洗練されたデザインに生まれ変わったもの。

 

フードをなくし、スタンドカラーですっきりとした襟元。

ゆったりと、ワンサイズの”0”で展開しているクラシックフィット。

他ウエストのドローコードや袖のタブ、アクションプリーツ、

スナップボタンやフラップポケットはそのままに仕上げ、

粗野な雰囲気を一掃し、品よく作り上げたフィッシュテールでしょう。

 

 

また、今回からナイロンになったことで、ギャザーの表情が抜群。

 

縦にパッカリング、横にギャザーが入る後ろ姿、、格好がいいです。

 

 

襟のフードはなくとも、オリジナルのようにボタンホールを残したデザイン。

 

当たり前だからか気にしたことがありませんでしたが、

ボタンホールにも裏表があるので、ボタンホールステッチが肌に当たることも考慮され、

ちゃんと肌に優しい仕様になっています。

 

これだけに留まらず、ナイロンとはいえ丈夫な生地感である点や、

動きやすく、天候にも左右されない、

日常生活に豊かさをもたらしてくれるデザインは、

ある意味現代のミリタリーと定義できるのかもしれません。

 

CREDIT

10eyevan "NO.3 III BR" ¥89,100 (TAX IN)

 

着方についてですが、冒頭にもあるように気にせず着るのが1番。

まずは、まだまだ寒い今時期のレイヤードとしての着用例を。

 

シャツ、タイ、ジャケットを着ていた私服に合わせたものですが、

ここからヘビーなコートを着ると動き辛く、もし着るのならば、

ジャケットを脱いでシャツ、セーター、その上から着たいと思ってしまうもの。

 

代わりにこのコートを羽織ってみてください。

そのままのスタイリングで組みたい時に活躍してくれる1着です。

 

CREDIT

cantate "The Shirt" ¥46,200 → ¥23,100 (TAX IN)

cantate "BIG Trucker Jacket" ¥71,500 (TAX IN)

cantate "Fine Flannel Suit" ¥440,000 → ¥308,000 (TAX IN)

10eyevan "NO.6 III" ¥84,700 (TAX IN)

 

杉村にも同様に、今時期に着るなら?という感じで、

シャツにセーター、デニムジャケットでスタイリングしてもらいました。

 

このジャケットはご存じBIG Truckerなので、

合わせるなら薄いコートが最適解であり、

ストレスなく着用できるのがポイントとして挙がります。

 

タイトなトラッカージャケットをシャツのように着ているのならいいですが、

このボリューム感ならば、

真冬でもいけるし、マフラーをすればもう完璧です。

 

CREDIT

cantate "Thermal L/S Shirt" ¥29,700 (TAX IN)

is-ness "BALLOON BAKAER PANTS" ¥29,700 (TAX IN)

BLESS "Packaging System 25th Anniversary" ¥25,300 (TAX IN)

Nine Tailor "Aristata Watch" ¥17,600 (TAX IN)

 

続いては春先に向けた着用例。

 

ベージュやブルーグレーとくすんだカラーリングにしているので、

パンツはオフホワイトにしてクリーンな印象にし、 

最後にBLESSのバッグで色をちょい足し。

 

サーマルにワイドパンツで、

最後に軽いジャケットを羽織る感覚でフィッシュテールコートを。

 

CREDIT

CLASS "CCES19UNI A" ¥35,200 (TAX IN)

stein "NYLON COMBINATION CHEMICAL BLEACHED DENIM" ¥79,200 (TAX IN)

cantate "Ribbon Belt" ¥48,400 (TAX IN)

10eyevan "NO.3 III BR" ¥89,100 (TAX IN)

 

杉村はボーダーTシャツにデニムパンツで。

 

カジュアルな雰囲気にまとめていますが、

まるで飛び道具なドッキングパンツにブーツを合わせて、モードに昇華。

 

配色がいいですね…!

春も間近なのかもしれないと、洋服が感じさせてくれる時期がやってきました。

 

まだまだ雪が降ったりと寒さは拭えず。

なんならニュースでは、雪で立ち往生になってしまっているなど、

今まさに真冬といった気温と天候が増えてきたような気がします。

仕事が終わって帰る時間帯も今まで以上に寒く感じるし、

天気予報を見ても、最低気温がグッと下がっている様子。

 

そこに逆行するように、春物がドシドシと入荷していますが、

半袖?ショーツ?

 

寒すぎるぜ...。

 

cantate

“Fish-Tail Coat”

¥121,000 (TAX IN)

 

微妙な今時期にこそ手に取っていただきたい、このコート。

 

まだスプリングコートの優秀さを知らない方にこそお勧めしたく、

先物買いも意識できるという点も申し分ありません。

 

年中使えるコートという枠組みで選び、着て魅力を実感したあとは、

僕の代わりにスプリングコートの優秀さについて語ってください。

  

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cliché 木下 

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