スタジャンのF4。
こんにちは。
clichéの木下です。
数年前から気になっていたスタジアムジャンパー。
“THE”として想像する、
ワッペンのついたものを古着で探してみては、
デザインでなかなかピンとくるものがなく、、
粗悪な素材のレザーやメルトンは硬くてストレスに感じそうなど、懸念点も多い。
白の切り替えなどで探すとレザーの割れなども気になるので、
どうしたものかと踏み切れず、
いつのまにか2年ほどが過ぎていました。
僕のアイドル。
ダイアナ妃もよく着ていたことで、物欲がさらに加速。
そういえばウエスタンブーツを買った時の後押しも、彼女の着用が理由だったな。
ダイアナ妃はフットボールチームの”フィラデルフィア・イーグルズ”の、
グリーンのメルトンタイプを着ていましたが、
同じものを探してもつまらないだろうということで、
カスタムを視野に今季、ついに購入したんです。
探し続けて、ようやく手にしたスタジャン。
控えめに言って最高!
cantate
¥275,000 (TAX IN)
本パイルを使用したcantateのスタジャン。
BLACKとOLD ROSEの2色展開で、僕はOLD ROSEを購入しました。
聞いていると、狙っている方も多い様子で、
今はBLACKの方が優勢。
僕はスタジャンを買いましたが、コートのBLACKと最後の最後まで悩みました。
感情に素直に、OLD ROSEを選びましたが、
持っていないジャケット。
しかも一着目となると、
無難なカラーを買っておきたいと思うのも、ごく自然なことかと思います。
でも、OLD ROSEは合わせ方としても難しいカラーではなく、
ピンクのようでブラウンのようでもある。
一点だけ目立つことはなく、全体にすんなり馴染むんです。
90年代のピンクハウスのような、
どこかエモい雰囲気を纏っているように思うのは、僕だけでしょうか。
アメカジ、ストリートにも、
Dodgersの青いキャップやMetsのキャップ、
存在感のある小物と合わせてもいい塩梅でした。
今年は、スタジャンを着る。
2年間温めたのだから、着方もいくつか決まっています。
すでに何個も試したベストスタイリングたち。
それでは行ってみよう。
2023年冬、木下はスタジャンをこう着るぜ!
①
CREDIT
cantate "The Shirt" ¥48,400 (TAX IN)
まずは届いてすぐに私服で着ていた時のスタイリング。
まだ、髪が長いですね。
この時は暑いのに痩せ我慢してましたが、もう着ないと無理なほどに寒くなりました。
アウターもそろそろ買っておかないと、、、ですよ。
タイドアップでニットを着て、スクールライクな組み合わせで。
スニーカーになると幼くなる気がしたので、
レザーサンダルでキャップも無し。
それぞれが持つインパクトで見せるべく、
小物はセーブを効かせるのが吉。
②
CREDIT
cantate "Pure Cashmere Grunge Sweater" ¥165,000 (TAX IN)
cliché "EX WIDE TROUSERS" ¥30,800 (TAX IN)
とはいってもこんな素敵なカラー、ポップに合わせなければ損ですよ。
スクールライクから、次いでストリートな雰囲気を持たせて、
メジャーリーグを見に来たおじさんのようなルックをイメージ。
缶バッチでデコって、キャップはMets。
"スタジアム”を感じさせていきます。
パンツは無難なカラーを選ぶのがセオリーかもしれませんが、
オフ白の相性が抜群。
グラデーションのように合わせることができ、
逆にメリハリがなくなって統一感が出る。
最近着ている中では、このスタイリングが一番多いかもしれません。
おやおや、OLD ROSEだけなのか?
買ったからって、自分のカラーしか推さないのか?
親切じゃないなあ。
CREDIT
cantate "Pure Cashmere Grunge Sweater" ¥165,000 (TAX IN)
cliché "EX WIDE TROUSERS" ¥30,800 (TAX IN)
もちろん、そんなことはありません。
スタイリングは丸々同じで、
カラーだけを変えるのが最もわかりやすいのではないかと思ったので、
今回は全部スタイリングは同じで比較してみました。
OLD ROSEの場合は、オフ白とのメリハリがないのがいいと言いましたが、
BLACKは反対に黒くなりすぎない方がいい。
リブのラインがホワイトということもあるので、
インナーのグレーのセーターが間を取り持ち、
いいグラデーションを表現できます。
着てるとBLACKも欲しくなってくる。
こうしてブログを書くことによって、
自分の購買欲も上げてしまうんですよね。
苦しい...
③
CREDIT
cantate "Turtle Neck L/S Shirt" ¥27,500 (TAX IN)
cantate "Traveler Bag" ¥198,000 (TAX IN)
お次はスウェットで。
いつもシャツばかり着ているので、たまにはスウェットをセットアップで着ようと思い立ち、
ラフに出勤した先週のスタイリング。
ソックスインして、ラフに動き回る1日のイメージは、
公園がよく似合います。
スウェットのセットアップ、ソックスイン、
それだけでも足し算が過ぎるので、
キャップはなくしてバッグをプラス。
おしゃれをしたくて無駄に持ち歩いているように思えるビッグサイズなバッグですが、
中身はちゃんとたっぷり入ってますよ。
バッグも含めてコーディネート。
最後のワンピースまで、諦めてはいけませんぞ。
CREDIT
cantate "Turtle Neck L/S Shirt" ¥27,500 (TAX IN)
cantate "Traveler Bag" ¥198,000 (TAX IN)
お決まりでBLACKバージョンも。
ボヤけるのが良い時もあれば、
締まるカラーリングがいい時もあります。
選ぶのが難しい2色ですが、
守りに入るのか、攻めに回るのか。
ただ、それだけのことです。
木下っぽく個性を出してみたのが、①。
シンプルに合わせたカジュアルスタイルが、②。
ストリートでトレンディに合わせたのが、③。
まだまだ攻めましょう。
足りないのは、デニムを使ったアメカジでしょう!
④
CREDIT
cantate "Denim 1955 Trousers" ¥51,700 (TAX IN)
Rios of Mercedes "Herness Latigo Cowboy Roper Style" ¥220,000 (TAX IN)
届いた時に、これはインディゴと相性抜群だなと思っていたので、
いつまでも色褪せないマイ定番、
デニムオンデニムの上から羽織りました。
ブーツも茶色に変えて、ラルフローレンさながらの土臭さを味方につけながら、
ジャケットは品の良いスタジャン。
良いギャップを生むアメカジスタイルです。
CREDIT
cantate "Denim 1955 Trousers" ¥51,700 (TAX IN)
Rios of Mercedes "Herness Latigo Cowboy Roper Style" ¥220,000 (TAX IN)
BLACKになると一気に引き締まる。
BLACK×WHITEの組み合わせから成るスタジャンなので、
スタイリングがクリーンに仕上がるのは、言うまでもなさそうです。
落ち着いた色味が多い方にはこのカラーが間違いないと思いますが、
全てのジャンルで着こなしが可能なスタジャンはなかなかありません。
今後出会えるのか?
毎シーズン同じ色を買いすぎてませんか?
高額なものを買うのなら、自分に素直になった方がいい買い物になります。
色を悩んだのに後悔もなく、満足度しかない僕が証明です。
僕のスタジャンベストスタイリング。
ストリート、オーセンティックなカジュアル、
アメカジにドレッシーな装いと、
ジャンルを変えたスタイリングサンプル4つ。
つまり、スタジャンのF4ということなのだ。
2色ともスタイリングを組んだ感想としては、
どちらも順位はつけられません。
これほど試した上で選べと言われたら、
すんなり選べていなかったと思います。
ディフェンス or オフェンス、
常に攻めの姿勢を忘れない人間が勝つんです。
ここまで見てくれたあなたの答えはすでに決まっているはず。
最後に聞きますが、BLACKとOLD ROSE、
どちらを選びますか?
cliché 木下