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役満レザージャケット。

役満レザージャケット。

Fish-Tail Coatのルーツは知っていますか?

これ以上を知りません。

広い心で包み込んでくれます。

 

こんにちは。

レザー大好きおじさんの橋本です。

 

さて今回は、sssteinが表現する"LEATHER FLIGHT JACKET"のご紹介。

一目見てすぐに心を鷲掴みにされてしまったのでご紹介させてください!!

 

sssteinというブランドは、私がclichéに入ってから初めて知ったブランドでした。

入社して初めて展示会に行ったブランドでもあります。

 

その時に直感的に感じたのは、どのジャンルにも溶け込みつつも、

どのジャンルにも"該当しない"ということ。

 

もちろん展示会に行く前にブランドの予習はしていましたが、

パッと見でsssteinの強みを感じた、素敵な空間と時間でした。

  

ssstein

"LEATHER FLIGHT JACKET"

¥140,800 (TAX IN)

 

レザーといえばルイスレザー、25SSでオーダーしたcantate、

モデルはシングルかダブル、カーコートこそが正義!

そう思っていた、僕にとっての当たり前を覆してくれたレザージャケット。

 

MA-1のオリジナルを彷彿とさせるデザインはそのままに、

フライトジャケットをベースに仕上げた"LEATHER FLIGHT JACKET"。

レザーとミリタリーなんて役満じゃないですか...。(こんなのアリか...)

 

sssteinファンの間では、もはや代名詞となっているオーバーサイズで、

私が着ても袖が長く、着丈が若干長い縦長の特徴的なフォルムです。

ブランドのコンセプトを理解してなければ、

大きいわ…と、ネガティブ要素がチラつき、諦める方もいたかもしれません。

 

当然、人それぞれ好みもあるので無理強いはしませんが、

一度このサイズ感の魅力に目を向けてもらえば、

sssteinというブランドに対する見方が変わってくるのではないかと思います。

 

このサイズ感は、スタイリングの幅を広げてくれるのが強み。

前回の冬も短かったので、ヘビーすぎないボリュームが、

一番使えるポジションになってくるでしょう。

 

173cm / Size: S

175cm / Size: S

 

フィット感から与えられる暖かさが特徴的なMA-1と違い、

内側のキルト、中綿、シープスキンの柔らかさに包み込まれるように保温性をキープ。

 

インナーにロンTやタートルを合わせた時の余白、袖のゆとり、首のすっきりとした抜け。

これらを味方につけられるのは、

ssstein"LEATHER FLIGHT JACKET"だから成せる技であると思います。

 

着込めば着込むほど色んな表情を醸し出してくれそうで、

この安心感と期待値は、現代化されたものでないと出せませんよね。

 

デザイナー浅川さんが何を考えて、どのような意図でこうなったのか。

縦と横に走るハギすらもデザインとして強みになっていることなど、

やはり若干、単純な現代化とは、また違うようなsssteinらしさというか…。

 

シンプルだけに、合わせ方にも悩まず済む。

sssteinとしての真骨頂が上手く表現された逸品ではないかと

 

 

昨今、オーバーサイズのMA-1はたくさんのブランドが出していますが、

古き良きを伝えるためのデザインや、

オリジナルをベースに、再現性へと徹したオーセンティックな仕様など。

それぞれ良さがある中で、どっちも譲れないなんて方には、

この LEATHER FLIGHT JACKET がベストではないでしょうか。

 

 

 

その訳は、細かく紐解いていくと自ずと感じていただけます。

 

ポリエステルの段リブ。

適度に艶感があり、袖と裾をブラウジングするのに十分なテンション。

ウールには出せないストイックな表情。

 

 

ファスナーはお馴染みのririを使うことで品良く。

ダブルジップなのも嬉しい。

 

 

ボディはきめ細かい美しい表面感で、

柔らかいシープレザーの風合いと相まったミニマルな雰囲気。

裏地には中綿キルティングが施され、適度なボリューム感と保温性も完備されています。

 

シガレットポケット、フラップポケットは残しながら、胸のオキシジェンタブは無いデザイン。

23AWでも展開したナイロンバージョンと同様に、

MA-1でいう6番目モデル、"E-Type"がモチーフかと思われます。

ちなみに、Eタイプには付いていないICSループにはスナップボタンを施し、

ドットボタンを隠しているのも"らしさ"でしょう。憎いです。

 

細かいですが、小技が グサっと刺さるんです!

 

CREDIT

cantate“Denim 1955 Trousers” ¥42,900 (TAX IN)

 

Tシャツはあえてインし、

LEATHER  JACKET のサイズ感を味方にあくまでシンプルに。

インナーを軽くすれば、気温に応じて使えるので、

見た目以上にシーズン幅が広いと感じていただけるはずです。

 

CREDIT

cantate "Denim 1955 TROUSERS" ¥51,700 (TAX IN)

 

石橋は183cmあるため、より短丈になってしまいますがそれもまた一興。

時々インナーをチラ見せして印象を変えてあげるのもいいですし、

裾を馴染ませたければ、ダブルジップを調整すればいい。

 

お気に入りのTシャツをチラ見せした、フライトジャケットの王道スタイル。

昔のパイロットのようで、前回のブログで登場した トム・クルーズが思い浮かびます(笑)

 

でも、なんでサングラスしてないんかな〜笑

 

CREDIT

cantate "Baker Pants 24AW" ¥55,000 (TAX IN)

cantate “Turtle Neck L/S Shirt” ¥27,500 (TAX IN)

 

以前のブログでcantate の MA-1 を取り上げましたが、やはり!

この手のアイテムは Baker Pants との相性が抜群です!!

グッと締まって色っぽくなるのも 、この組み合わせの嵯峨なのでしょう

 

ミリタリースタイル特有の堅牢さはそのままに、

全体的にイージーな雰囲気出しつつも、しっかりと漢らしく仕上げてくれます。

 

 

単にフライトジャケットと言えども、

歴史、発想、柔軟性、デザイン…あらゆるジャンルからから新たなものとして生まれ変わらせ、

見事なまでに適応力を発揮した洋服を創り出す ssstein

背景からくる表現の仕方にも説得力があり、かつ今っぽさもしっかりと取り入れる、

なんとも言い難いですが…私、一瞬で好きになっちゃいました。

 

単に現代化されたレザージャケットではないことを伝えるだけだったのに、

伝えたいことが他にもどんどん出てきてしまう始末。 

これから先、どんな"ssstein流"が世に生み出されるのか、楽しみで仕方なくなる洋服だと思います。

 

25SSでは"Le Corbusier Jacket"をオーダーしてしまったのに、

懲りずに"British Leather Jacket"のNOIRも買おうとしてしまっているのです...。

 

レザーは漢のロマンなので、やめられないのです。

着る機会や所有数なんて関係ないと思ってしまうくらい大好きなので。

 

そんなところに、sssteinから伏兵が登場。

レザー大好きおじさん、ピンチです!笑

 

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cliché 橋本

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