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The DoorsでLight My Fire。

The DoorsでLight My Fire。

 

魅惑のTバック。

エイジングマン 。

clichéだけかもしれないRIER。

妥協という言葉がこの世で一番嫌いです。

服の重さは正義。

コーデュロイが好きだ。

これは、モダナイズされたMA-1です。

 

こんにちは。

clichéの杉村です。

 

最近の店頭での話を少し。

 

木下はアウター欲が爆発。

cantateのハリントンジャケットからムートンベスト、

BUZZ RICKSON'SのL-2B、RIERのフリースジャケットを既に着ている。

 

オーダーしているアウターの入荷が続き無双モード突入、

着回しに忙しそうですが、いつも鏡の前でニヤついて満足そうです。

 

僕は、念願のcantate モヘヤカーディガンをゲットしてドヤ顔で着ている。

側から見ると、かなりキモい顔をしていると思う、、

って元々やないか!要チェックや!

 

そして、ふと外を見ると、

半袖短パンで散歩している人、シャツを腕まくりしている人。

 

ここはどこだ?異世界か、、?

「異世界に転生したら、四季がバグっていた件。」なのか、、?

であれば、少しキツめのヒロインがいるはずなんだが。

 

僕たちは、この服装が通常運転なので違和感がない。

というよりも、早く秋服を着たい気持ちが我慢出来ないし、

今時期に秋冬物を着ていない販売員ってなんだ?って話で、、

季節の境目あるあるで、去年の今頃は何を着てたっけ?

と、インスタを遡るのですが、去年の9月末はニットをヘビロテしていました。

 

待ちに待っているcantateのレザージャケットもオーダーし、

大物を買ったことで満足し過ぎて、ニットへの関心が薄れていたかもしれない。

 

いかんいかん。そう焦っていると、

steinの展示会に行った時から目に焼きついていた、あのニットが届きました。

 

 

stein 

"ROUND COLLAR RIB KNIT LS"

¥52,800 (TAX IN)

 

Vネックでもクルーネックでもなく、後ろのネックは高く、まるで台衿がついているよう。

深めにラウンドした目新しいネックラインが特徴的なニット。

 

繊細なラムと荒めのクリンプのあるウールを混紡し、メリットを塩梅よく取り入れて、上品でありながら耐久性に富んだ風合いになっています。

片畔で表情もあり、肉厚でむっちりとした、上質感が存分に漂う仕上がり。

 

初めて見たときには木下と2人で、コレ、めっちゃいいなあ。

を繰り返していました。

 

新しいデザインだけど、着ているところが想像出来る。

マルジェラエルメスで、首元がざっくりと開いたレディースのニットが出ていて、

タートルネックで合わせていたLOOKを思い出していた。

今入ってきたのも運命かと思うほど出来たタイミング。

 

シャツにネクタイ。

当たり前のドレスを当たり前にこなす練習の身。

首元を主張する多くの選択肢が浮かんできます。

 

さて、準備は万端。どうやって空白を埋めてやろうか。

 

 

CREDIT

stein "OVERSIZED MELTON HARRINGTON ZIP JACKET" ¥85,800 (TAX IN)

cantate "The Shirt" ¥48,400 (TAX IN)

cantate "Fine Corduroy Trousers" ¥55,000 (TAX IN)

 

まずは、タイドアップ。

このニットを見た時から決めていたスタイリングです。

 

MILITARY KHAKI / GREYの落ち着いた雰囲気の2色なので、

ドレスな雰囲気に寄せたくなる。

 

ぜひお試しいただきたい組み合わせ。

インナーはもちろん、cantateのシャツでしょ。

 

CREDIT

CLASS "CCDS11UNI A" ¥63,800 (TAX IN)

cantate "Turtle Neck L/S Shirt" ¥27,500 (TAX IN)

m's braque "EASY PANTS" ¥46,200 (TAX IN)

  

僕が着たら坊主が相まって、コタツでくつろぐおじいちゃん。

でも相性抜群なタートルネックでスタイリング。

クルーネックではレイヤードしにくい悩みも解消してくれます。

 

首元の見え方は非常に重要。

寒い時期が来たらマフラーを巻いても良いし、

ネックウォーマーを被ってもバランスが崩れません。

女性が来ても実に可愛いので、ぜひ兼用で選んでも良いと思います。

 

こんな風に、もう冬の服装を考えている。

頭の中は一面の雪景色、 横には頬をピンクに染めた彼女がいる、はず。

 

あ〜モテてえ。

 

CREDIT

RIER "SAKKO JACKET" ¥330,000 (TAX IN)

cantate "T Shirt" ¥20,900 (TAX IN)

m's braque "NEW FLAIR PANTS" ¥50.600 (TAX IN)

 

シンプルにクルーネックのインナーを合わせても良い。

 

もうすぐアウターの出番が来る。

軽いジャケットを着る時、重めのコートを羽織る時など、

全身で見た時の重さのバランスを考えて、

首元の抜け感で調節してあげるのが1つの着方です。

 

抜け感抜け感ってよく言いますが、

このニットがまさに抜け感という表現にふさわしい。

 

いつものニット、いつもの服装に、

クルーネックニットには出せない存在感がここにあります。

 

stein

"OVERSIZED DRIVERS KNIT ZIP VEST"

¥48,400 (TAX IN)

 

もう1点、ドライバーズニットのベスト。

袖ありのドライバーズニットも仕入れていましたが、早々に完売。

 

こちらも前述のニット同様に肉感が特徴的で、袖底を深く、

着込んでレイヤードすることを前提にしているかのような、

スタイリングの選択肢を増やしてくれるアイテム。

 

強い魅力を放っているベストを、服好きの皆さまが見逃してくれる訳もなく、

これは早く紹介しないとヤバいと、紹介の優先順位を繰り上げました。

 

モタモタしてたら置いていかれる。速攻着替えてスタイリングだ。

 

CREDIT

stein "OVERSIZED FLIGHT JACKET" ¥101,200 (TAX IN)

m's braque "HIGH NECK LONG SLEEVE PULLOVER" ¥37,400 (TAX IN)

cliché "EX WIDE TROUSERS" ¥30,800 (TAX IN) 

 

アウターのインナーとして、活躍間違いなし。

ネックが少し広がるような作りなので、余裕のある見え方が上品かつ綺麗。

 

袖がないので羽織りやすいのはもちろん、

生地に弾力があり膨れづらいので、インナーの収まりが良い。

肉感からボリュームがあるように感じますが、

意外にも縦のラインが際立ち、スタイルも崩れません。

 

見ての通り、袖の開き具合も広いので、

Tシャツからスウェット、ニット等のボリュームのある服まで、

満遍なく重ねることが出来ます。

  

CREDIT

cantate "The Band Collar Shirt" ¥49.500 (TAX IN)

cantate "Garment Dye Pants" ¥55,000 (TAX IN)

 

シャツにスウェットパンツを合わせれば、こなれた大人の休日感を演出。

シャツ1枚での外出が寂しく感じる時期もすぐそこ。

備えとして持っておくと大変心強い存在になるでしょう。

 

衿を立てても寝かしても、フロントを開けても閉めても、

いかようにも楽しめる。

 

CREDIT

cantate "WW Ⅱ T-Back Jacket" ¥66,000 (TAX IN)

 

CREDIT

cantate "Thermal L/S Shirt" ¥27,500 (TAX IN)

cliché "EX WIDE TROUSERS" ¥30,800 (TAX IN)

 

あとは、ダブルジップの使い方がキモ。

上だけ開いてインナーの衿を覗かせたり、

下だけ開いて裾を広げてAラインに見せたり。

 

ひたすらにジップを上げ下げして試してみてください。

個人的には、下を開けてAラインにするのが好みです。

 

今季のテーマはいつもと少し違い、

シンプルさを際立たせる為に、あえてデザインが入っている服が多いと感じる。

 

そのデザインをどう受け取って服装に落とし込むか、

steinの服は、組み合わせを考える時間が本当に楽しい。

ブランドが仕掛けてくる新しいデザインは、

服を通して新しい発想をプレゼントされるようで、ドキドキします。

 

完成されていて格好が良い服はたくさんあるけど、

自分なりの着方を考えられる余白を残して、

その人なりの100%を楽しめる服は、そう多くないと思います。

 

服が好きな人は拘りが強い人が多く、

100%に近づけていく作業は終わりがなく、果てしない道のりです。

でも、何より試されている気がして、燃えるのも事実。

 

夏終わりの小麦色ギャルくらい、完成しているのに挑戦的。

一夏のアバンチュールに向けて男を奪い合う盛りのよう、

誰よりもお洒落に着てやろうという気持ちにさせてくれるニット。

 

まだ秋冬に気分が向いていない方、

ハートに火を付ける意味でもオススメします。

それでは聴いてください。

The DoorsでLight My Fire。

 

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cliché 杉村 

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