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おかえりマイリオス。

おかえりマイリオス。

良いシャツに、良いネクタイ。 

歪なアプローチ。

石橋だってタックイン。

ようやく纏まりました。

色んな表情を見せてくれるんです。

メガネは派手なものに限る

夏の準備を始めましょう。

 

数ヶ月前に親元(僕)から離れて、修理の旅に出ていった僕の第2の足、

Rios of Mercedesのウエスタンブーツ。

 

持っている中でも初めて買った1足だったこと、

唯一のブラウン、厚手のEVAソールということもあり、

手元からなくなって困りました。

 

先日ようやく帰ってきたので、大喜びで履いています。

帰ってきた高揚感に身を任せ、他のブログを押しのけてご紹介させてください。

  

Rios of Mercedes 

“Harness Latigo Cowboy Roper Style”

¥220,000 (TAX IN)

 

こんにちは。

clichéの木下です。

 

ご存知Riosのローパーブーツ。

 

2足目、程よくとんがったトゥのブラック、

3足目、エンジニアブーツを模したStovepipe

そして1足目、唯一のブラウンカラーなコイツ。

 

何しろ1足目なので思い入れが強いのですが、

他2足に比べ、馬具用のレザーということもあってとても丈夫。

品はあれど、どちらかというと男臭く、ド直球にアメカジを全面に押し出してくれる。

 

ベタにジーンズというより、

モダンなアメカジが好きな僕としては、

洋服を今っぽく、足元だけクラシックにこのブーツを合わせたい性分。

 

いやー、夏に履きたかったので、なんとか間に合った…。

 

 

足の形が不細工すぎる僕は、どんな靴を履いても足が痛い。

長時間なんて言語道断。ある程度は耐えて履いていますが、

チャックテイラーを強く縛ったりできず、ワイズの細い靴が苦手です。

 

ドレスシューズはまだ改善の余地ありですが、

足の形上、幅を圧迫されて骨が痛くなってしまうんです。

 

よく耳にする"外反母趾"とは逆の、

小指に影響する"内反小趾"と呼ばれるものなんだそう。

これがなかなか厄介で、痛みだけではなく靴の形も変わってしまうんですよね...。笑

 

リオスにもそんな不安を感じていましたが、履き始めてみたらどうってことがない。

なんならスニーカーよりも楽だと感じるほど、自分の足という存在に近いんです。

 

まず蒸れないこと。

布製がほとんどなスニーカーだと、当たり前に蒸れてしまうと思いますが、

リオスは蒸れることもなければ、靴擦れもしません。

スニーカーは足くさっ!ってなったとしても、リオスは匂うこともなくレザーのいい香り。

 

また、返りがよく、歩行の負担を軽減してくれます。

足を自然と前へ、前へと踏み出してくれるかのような安心感があり、

持ってみて重く感じたとしても、着用時の重量感はないと言っても過言ではない。

結局は木型がいい、作りが素晴らしいなんて言葉に落ち着きますが、

実はリオスの靴は、荒削りなハンドソーンのような作りと言われています。

 

この手の靴にハンドソーンとは考えてもいませんでしたが、

以前リオスの公式インスタグラムで投稿されていた断面図の写真をご覧ください。

 

 

“It’s what’s inside that counts.”

-大切なものは内側にあるものだ。-

 

たった一文だけですが、丁寧に、昔ながらの製法を変えない、

Rios of Mercedesの芯の太さを感じられます。

もちろん"荒削り"なので、レザーソールの半カラスや丸コバも少々雑。

でも、MADE IN USAのリアルを感じていただけます。

 

 

グッドイヤーとは違い、ハンドソーンと同様にリブテープを使用せずウェルトを中底に直接縫い付けているので、

足元には異物がなく、リブテープの縫い代、接着剤という人工物の干渉がないことで返りがいい。

耐久性も高く、修理すれば一生履いていただけるブーツ。

インソールレザーはとても分厚いために沈まず、着用を重ねてフィッティングが変わることもありません。

 

世の中にウエスタンブーツはたくさんあります。

古着屋に行けば並んでいるし、その中でも格好がいいと感じる色味もあったりしました。

でもリオスを知ってしまったら、これ以外のウエスタンブーツは今のところ選べそうにありません。

 

選べない理由の1番は履き心地ですが、僅差で2番目の理由は、

返りがいいことによって甲の部分が沈んでトゥがぐっと上がり、

履き込んだ面構えが全く違うから。

他のウエスタンブーツと比べてみて見ると、シワの入り方も全然違うことに気づくはず。

 

 

さて、長くなってしまいましたが、里帰りした僕のローパーブーツ。

 

いいですねぇ〜…。

シャフトのシワ、トゥの下地が見えてきた感じとか、最高です。

 

修理をお願いしたのは、いつもの”福禄寿”さん。

なによりこの綺麗なソール、修理技術。

新品以上になって帰ってきたんじゃないかと思っています。

 

とても丁寧で、ソールだけの修理にも関わらず、

それ以外にも木型を入れた修理のため形をリセットしてくれたり、履き心地をリフレッシュ。

配慮と共に、いつも格好を良くしていただきありがとうございます。

 

後日談ですが、前に修理へ出した黒い方は、僕の履き方が酷すぎて引かれたとのことなので...、

今度は大事に大事に履いていこうと思います。

 

CREDIT

cantate "Sulfur Back Satin Safari Jacket" ¥60,500 → ¥30,250 (TAX IN)

cantate "Kinchaku Bag" ¥66,000 (TAX IN)

 

最後に、ウキウキの出勤スタイリングでお別れ。

やっぱり茶色はこうやって合わせたい!

 

一生を共にできる物こそ妥協してはいけません。

 

ウエスタンブーツって履きやすいの?疲れないの?

暑くないの?蒸れないの?しんどくないの?

そんなマイナスイメージを、真っ向から否定してくれることでしょう。

 

でもそれは他のウエスタンブーツでは実感できない、

Rios of Mercedesだけのロマンです。

 

  

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cliché 木下

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