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譲れないTシャツへの拘り。

譲れないTシャツへの拘り。

お互いにスタイリングを組んでみました。#1 

お互いにスタイリングを組んでみました。#2 

縦に長いジャケット。

木下は不機嫌そうに舌打ちをした。

誰もが主役になれるジャンプスーツ。

 

こんにちは。

clichéの杉村です。

 

とある日の着替え中の会話。

 

木下 (以下:木)  お前、いつもそのTシャツ着てない?

 

杉村 (以下:杉)  いや、cantateの半袖Tシャツは7枚持ってるんで、洗ってローテーションしてます。汚くないですよ、、

木下さんこそ、インナーは数種類ですよね?

 

木: よく気付いたな、だいたい3種類で着回してる。

同じcantateの半袖Tシャツと、steinのオーバーサイズTシャツ、薄いのが良い時用のHanesのパックT。

 

 

杉: cantateのTシャツだけで、インナー足りません?

サイズ・着心地・色展開とか、言うことなしに完璧じゃないですか。

 

木: いや、もちろん足りるよ?でも、その日着る服によっては、他のテンションが欲しい時ってあるじゃん。

胸元が広いシャツを着る時は、ネックの広いインナーが良いし、

着丈の長いインナーを着て、レイヤードしたい気分の時だってある。

 

杉: んー、まあ僕もタンクトップを着る時くらいはあるので、分からなくもないですが。。

やっぱり、袖有りのインナーTはcantateがあれば、他は要りません!

前に着てたインナー用のTシャツ、引っ越しの時に全部捨てましたもん。笑

 

木: いや人の話聞けって。。

cantateのTシャツの良さは分かった上で、他のTシャツも着回してるんだよ。

steinのオーバーサイズTシャツも着てるけど、ネックの高さとか、生地の柔らかさとか、

インナーの選択肢の幅を増やせるし、、

取り合えずズボン穿けよ、先に着替え済まそうぜ。

 

 

ひょんなことから始まった、2人のTシャツ談義。

薄着の季節が迫り、好みのカットソーの話題になることはよくあることですが、

これだ!という、納得のいく結論にいたったことはない。

 

ローテーション派の木下。

決まったものしか着ない杉村。

 

2人とも共通して、cantateの"T Shirt"をメインに着ているので、

どのTシャツがインナーに着やすいのか、というよりも、

どのようにTシャツを選ぶのが良いのか、が、

今回の議題になります。

 

cantate

"T Shirt"

COL: MID NIGHT / SKY / MANDARIN / OFF WHITE

¥20,900 (TAX IN)

 

まずは、2人とも愛してやまないcantateのT Shirt。

好きすぎてお客さまはもちろん、地元の友達にもオススメし始めました。

100%の確率で、満足の声が届いています。

この良さが広まり嬉しい限り。人気!

 

色展開が多いので、相手によって似合う色を考える時間も楽しく、

ベーシックなMID NIGHT / OFF WHITEに加えて、

SKY / MANDARINの2色が新登場しています。

 

お気付きの方いますか?

アニメ"シティーハンター"の冴羽 獠が愛用している、

ジャケットとインナーのカラーリングです。

常夏の一張羅としてワクワクを加速させる色味ですが、

2人とも持っているカラーなので、店頭で色被りしないよう、

お互いに牽制しながら着ています。

 

そんな遊び心も忘れず、着る人を虜にするT Shirtですが、

僕が出会ったのは、今から3年前。

 

当時は、cantateの30万円するシルクのスカジャンを羽織っていながら、

インナーには、3枚9,000円のパックTを着て、

外見だけを気にして生きていました。

 

パックTは、大体3ヶ月のサイクルで捨てるか掃除の時の雑巾、、寝巻きにするなど、新しいものに変えていたのですが、

3ヶ月目は、見た目から使用感が伝わってくるし、

着心地もゴワゴワ。生乾きの臭いも取れづらい、、、

パフォーマンスが落ちているのを肌と鼻で感じる。

買い替えるスパンも短いので、安く済ましているつもりが、

長い目で見ると、値段も結局、高くつく。

これがリアル、安物買いの銭失い。

 

せっかく良い服を着ているのに、

外見だけに拘って、中身のインナーは適当って、僕の人生みたいじゃん。

肝心なのは中身だろ、、。

 

そんな恥ずかしい気持ちが生まれ始め、

cantateのT Shirtに身も心も委ねました。

 

 

以前に買い足してから、1年くらい着ている私物のT Shirt。

週に1回の着用と仮定して、1年で約50回の洗濯をしています。

 

普通であればダメージが予想されますが、

極限まで度目を詰めて編まれた生地が、日常的な着用ダメージを全て弾き返しているかのごとく、

ネックは伸びておらず、袖口の広がりもなく、生地の伸び縮みも見られません。

 

それどころか、芳醇な綿ロウを含んでいるので、

洗濯するほどに馴染んでいき、トロっとした触感へと育っています。

着替える時も、肌触りが素晴らしく、ストレスを感じたことがないほど。

1年の間に着てない時間の方が短いかもしれない、このT Shirtシリーズ、

ここまで良さを知ってしまったら、もう手放すことは出来ず、

リピートするしかありません。

 

 

シルエットは、身幅は広めで少し肩を落として、余裕が感じられる形にしています。

度詰めされた生地には、適度な硬さとハリがあり、

常に綺麗なシルエットを形成。

暑くなってきたら、1枚で着るだけでも十分に満足出来るように、

高いファッション感も持ち合わせています。

 

インナー映えするSKYカラーを、ジャケットの下に差し込んでみたところ、

見事に爽やかさ全開。

インナー使いにしても着膨れしない、

1枚でも格好が良い、考えられたサイズ感。

 

この手のインナーとしても、1枚でもどちらでも着られる、という言葉は

よく聞きますが、このT Shirtは別物です。

 

一応着ることには着られる、という妥協の意味ではなく、

どちらの使い方をしても良いように、抜かりなく作られているので、

常に100点の見た目が保証されている感覚。

まさに、大谷翔平の二刀流。

 

ちなみに、腕を上げた時に脇毛が見えない袖丈になってます。

初めて知った時は気遣いに感動した。。。

だって他人の脇毛誰も見たくないじゃん。

 

stein

"OVERSIZED POCKET TEE (SUPERIOR PIMA)"

COL: DARK NAVY / WHITE

¥14,300 (TAX IN)

 

続いて、steinのオーバーサイズTシャツ。

こちらもブランドを代表するアイテムで、

色や素材など、これまでに幾度となく更新されてきた、

シーズンを重ねるごとに進化している1枚です。

 

 

カラーは、シンプルな2色で、

混じり気のないWHITEと、深みのあるDARK NAVY。

clichéの別注で、赤のレザーやバーガンディーのブルゾンなど、

目立つ色の印象が強くなっていますが、本来のブランドカラーは、

落ち着いて静かな色がメイン。

 

今作の生地は、スーピマコットンを度詰めで編んだ生地。

cantateのT Shirtと比べると、表面のサラサラ感が強く、

空気を含んだような、少し軽めの質感、加えて光沢もあり、

無機質なデザインの中にも表情が見えます。

 

23SSのオーバーサイズTシャツは、見えないところで変わり続け、

進化することを止めない、ブランドの真髄が感じ取れる内容です。

 

(左: 木下私物 / 右: 新品)

  

木下の私物と新品を比べてみると、

洗濯を繰り返すことで、生地の光沢が落ち着き、少し色が濃くなったようにも感じられます。

生地感は、少し硬い質感に変わったものの、

大きな縮みやヨレは見られず、元のシルエットをキープ。

 

 

シルエットを比べてみると、

cantateが塩梅がいい長方形に対して、

steinはより着丈の長い長方形。

 

大振りなシャツや、ゆったりとしたアウターに合わせるインナーとして、

レイヤードスタイルに活躍すること間違いなしなのが、

このオーバーサイズTシャツの強みです。

見た目にも軽い質感なので、レイヤードの重みを気にしないで済むのも

実用的なポイント。

 

暖かくなってきたとはいえ、羽織りものがないと朝晩が寒い今の時期、

羽織りものとsteinのTシャツをセットで考えてみると、

服装のウエイトバランスを想像しやすく、

季節に適したスタイリングが、簡単に完成します。

1年を通して使えるTシャツですが、

アイテム数の限られる夏場にも組み合わせやすい、特化型のポジションとしてお考えください。

 

 

両ブランドの良いポイントが出揃ったところで、2人でもう一度じっくり話し合い、、

結論は、cantateのTシャツを1枚は持っておくべき。

 

そして手持ちの他のTシャツと着比べて欲しい。

着心地の良さや生地のタフさ、どれだけ着込んでも崩れない完成されたシルエットを、肌で実感出来ます。

 

さらに、豊富な色展開から好きな色まで選べたりと、

Tシャツに必要な全ての要素が揃っており、高い水準でバランスを保っています。

例えるなら、レーダーチャートのグラフが、それぞれMAXの値まで伸びきって、

綺麗な六角形が完成している感じ。

 

基準を高く設定することで、

ついつい無駄なTシャツを買わなくて済むようになるし、

長く着続けることで、インナーT = 消耗品の感覚も変わってくるので、

良い物を長く着るスタイルが、自然と身についてきます。

 

T Shirtの万能さを実感したうえで、それでも足りない要素を発見した場合は、

着丈の長さをsteinのTシャツで取り入れたように、他のもので補う買い方をオススメします。

 

1つだけ、心配することがあるとしたら、

着替え中に聞こえてくる、

"お前いつもそのTシャツ着てない?"

 

だって、脇毛見えないし、毎日着られるくらいタフ。

そんなTシャツに出会えることはこの人生何回もない。

出会えた喜びが優って、

そんな言葉は何も気になりませんよ。

 

 

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cliché 杉村

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