離れて気付く帽子の必要性。
こんにちは。
clichéの杉村です。
少し前までの僕は、帽子を被っていなければ、
そわそわしてしまっていました。
単純にファッションアイテムの1つとして好きなこともありますが、
被ってないと家に帰ろうとも思ってしまうほど、もはや体の一部。
マッチングアプリのアイコンも、全部帽子ありです。
しかし、ここ最近は髪型もスタイリングの1ピースとして楽しみたい、
という気持ちが表れ始め、帽子の出番は激減。
独り身の今の内にいろんな髪型に挑戦しておこうと思い立ち、
ロン毛に始まり、今はボウズにまで変化してきた髪型模索旅の甲斐もあって、
今はニュー杉村として、今は帽子の存在をどうしてやろうかと眺めている。
大好きだったからか、やはり存在がチラつく。
なのにどうしてだ、手が伸びません。
どうやら帽子離れをしていたこの半年の間に、
僕にとって "見慣れないもの" に変わっていたのだ。
一度切り離した一部は、そう簡単に戻らない。
反対に良かったこともありましたよ。
帽子を被らなくなったことで、その重要性を再確認することが出来たことです。
離れてみて初めて気付くことがある、恋愛にもありがちなアレ。
まだまだ擦りますが、ありがとう、ほなみ。
やっぱり俺には、なくてはならない存在だった。
今はもう遅いかもしれないけれど、戻って来てはくれないか?
今は頭のフォルムを曝け出し、どんな帽子でも受け止める準備が出来ている。
もうすぐ冬、、ココロもカラダも、もはや氷河期、、ここは昭和基地か?
そばにいてくれるだけで安心感があって、暖めてくれる。
アウターを着て全体にボリュームが出てしまった時、
頭部にボリュームをだしてバランスよく仕上げてくれる。
今の僕には、キミが足りないんだ。
やっぱり、誰よりも相性抜群だったから。
Nine Tailor
¥9,900 (TAX IN)
Nine Tailorのニット帽。型数が多いのが専業ブランドとしての持ち味ですが、
かなりフォーカスを当てて、今季オーダーしたのは3型のみ。
それだけ、皆さまに気に入っていただける自信もあります。
ネップが作る風合いが豊かで、見ていると暖かい気持ちになれるニット帽。
帽子を通して秋の風景が想像出来るので、洋服選びがスムーズで楽しくなります。
気温のことは一旦おいて、気持ちを一気に10月までジャンプさせてくれる、
こんなにも秋をたぐり寄せる引力のある帽子は、そう簡単に見つからない。
気に入りすぎて、全色つけちゃいましたよ。
CREDIT
RIER "HALF ZIP FLEECE" ¥159,500 (TAX IN)
cantate "Garment Dye Crew Neck Pullover" ¥55,000 (TAX IN)
cantate "Garment Dye Pants" ¥55,000 (TAX IN)
CREDIT
stein "BUMPY PATTERNED KNIT CARDIGAN" ¥50,600 (TAX IN)
cantate "Turtle Neck L/S Shirt" ¥27,500 (TAX IN)
m's braque "EASY PANTS" ¥48,400 (TAX IN)
Rios of Mercedes "Waxy Kansas" ¥275,000 (TAX IN)
フリースやニットなど、季節性のある服に合わせたくなりますね。
だいぶ気が早いですが、手袋をはめてマフラーを巻けば、
気分はホームアローンのケビン。
室内の雰囲気に合いますし、北国っぽいスタイルにも使える。
漫画のキャラクター等いろんなモチーフが浮かんでくるので、
合わせ方も十人十色でエンタメ性も抜群。
ちなみに、僕の被っているBROWN×KHAKIは、ツバの部分を1つ折り返しています。
ニット生地なのにしっかりとした硬さがあり、アレンジしても型が崩れないので、
新しい被り方にも自然と挑戦してみたくなるもの。
CREDIT
stein "OVERSIZED FLIGHT JACKET" ¥101,200 (TAX IN)
cantate "Thermal L/S Shirt" ¥27,500 (TAX IN)
CLASS "CCDA02UNI B" ¥82,500 (TAX IN)
Rios of Mercedes "Waxy Kansas" ¥275,000 (TAX IN)
CREDIT
cantate "MOUTON VEST" ¥495,000 (TAX IN)
m's braque "FLY FRONT OVER SHIRTS JACKET with LINING" ¥63,800 (TAX IN)
BLESS "OVERJOGGINGJEANS A" ¥125,400 (TAX IN)
こちらは被り口部分を2枚仕立てにしているので、
僕が被っているGREEN×MUSTARDのように、
広がりを付けてハット風に被ることも出来ます。
木下のBLACK×BROWNのハットのように、
おでこを出してタムのように被るのも良い。
1パターンにならないので、飽きとは無縁の寒い季節を楽しみ尽くせるニット帽。
2人ともスタイリングを組むのに盛り上がり過ぎて、いつもより着替えの回数多めでした。
なにはともあれ、早く涼しくなってほしいですね。
結局Ninetailorの帽子は、いつもコレコレ!ってなる品番が絶対にある。
イメージして作ってくれたのかなと思うほどに。
展示会に行くと、こんにちは!の流れから、
clichéはコレとコレじゃないですか。
って、僕たちが興味を示さない限りは、一部商品しか紹介してくれません。
一通り全部見た結果、的確に今季のオーダーにも反映されています。笑
ありそうでない。チープな言葉ではありますが、
USEDでしか見つからなさそうなのに、古着屋に行っても決まってない、
この洗練された今と昔のマリアージュが、僕らのツボを刺激する。
毎日帽子を被っていた頃を思い返すと、
離れてみた今だから気付けたことがあります。
帽子をマスクのように便利グッズとして使っていたな、と。
ごまかすために、とりあえず被っておこう。
なんか、雰囲気出るし、、(デュフフコポォっww
マスク詐欺ならぬ帽子詐欺。
マッチングアプリのアイコンは帽子を被っている写真にしているのですが、
今は被っていないし、ご存じボウズでもある。
実際に待ち合わせで会った後に、
"あれっ、、なんか違うね、、"と僕みたいに言われる前に、
帽子をうまくコントロールしてあげてください。
ファッションアイテムの一つではあるが、
結局日常には、脱帽しなければならないシーンばかりが溢れているのだから。
物には正しい使い所がある。
マスクは風邪の時に、熱からの風邪なら青のベンザ。
帽子はとびっきりのお洒落したい時に。
ここしかない!というタイミングで被ってみてあげてください。
いい意味の、"あれ、、なんか違うね!"が聞けると思います。
そしてコレは、僕の体験談だ。
cliché 杉村