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お宝やん。

お宝やん。

 

cliché "EX WIDE TROUSERS"

今年はダウンなんていらない。

スタジャンのF4。

初めてのレザーはcantateでした。

ニットが好きだと叫びたい。

"自分なりの何か"が掴める靴。

気分はT-SQUAREのTRUTH。

スーツとコートのすゝめ。

ぼくも経年変化していきたい。

僕たちの楽な服装。

 

こんにちは。

clichéの木下です。

 

clichéではただいま、アーカイブセールを開催中。

懐かしいあのアイテムや、今でも、今だからこそ欲しいアイテムが沢山。

 

サンプルセールのときにも似たようなことを言っていましたが、

今シーズン、界隈のブランドでは展開されていなかった洋服など。

どれだけ買い付けで欲しいものをオーダーしても、

シーズンが終わりに近づくにつれ、

新たに必要と感じるものが出て来てしまうのです。

 

SNSで見るアカウントやスタイリング、お店など、

趣向の幅が広くなったことで、発見に出てくるものにも変化が。

タイドアップでPコート、

NYキャップを被った白髪ダンディ男性のスタイリングが目に留まり、

ジャストサイズのハンティングジャケットも目に留まる。

 

物欲が掻き立てられてさがしはじめる一方で、

まさかお店にあっただなんて。

 

そんなことは、つゆ知らず。

 

cantate

"R.F Pea Coat"

¥200,200 → ¥120,120 (TAX IN)

 

U.S NAVYのPコートもいいですが、

暖かいとは言え、激重で硬いものは日常的に着るには不向き。

ソフトな生地で保温性も高い、モダンアップデートされたPコート。

 

cantate

"R.F French Hunting Jacket"

¥115,500 → ¥69,300 (TAX IN)

 

コーデュロイやピケ素材で作られているのが主流だったハンティングジャケット。

1940年代のフランスで着用されていたものを参考にし、

上質なウールを使用することでドレッシーな印象に仕上げている点が魅力。

細部のディテールも細かく見直し、袖やポケットの形状など、

よりヴィンテージの空気を感じていただける1着です。

 

cantate

"R.F CPO Shirt"

¥79,200 → ¥47,520 (TAX IN)

 

CPOといえばバチバチのジャストサイズ。

本来は暖かいインナーシャツなので、タイト。

Pコート同様に毎日着る気分にはなれないのではないでしょうか。

歴史を押さえながら、こちらもモダンアップデートされた1着。

 

以上3点含め、今回ピックアップしたのは5型。

残り2型も順にご紹介しますが、

うち3型がたまたま、ロイヤルフランネルを使用したシリーズのものでした。

 

Pコート、ハンティングジャケット、CPOシャツ、

フランスの恒久的なアイテムたちに、

現代の技術を存分に注いだ最高傑作たちが今ここに。

 

お店でも買い物をしまくったのに、今になって他に目が移り、

仕事終わりに古着屋に行ってしまいそうな気持ちすら抑え込むほどの破壊力。

 

"どうせならいいものを精神"が掻き立てられます。

 

 

"ロイヤルフランネル"

 

前職で取り扱いしていた頃が懐かしい、"タスマニアポロワース"を使用したもの。

何それ?とハテナだらけ、調べて出てきても知らないワードがたくさん羅列され、

さらに調べてようやく辿り着くくらい、手の込んだ生地。

 

"ポロワースとはオーストラリア・メリノ種4分の3と英国リンコルン種4分の1の交配種で、その中でもタスマニア島で採れるポロワースだけの原毛を厳選して使用。繊維長はメリノよりも長く、メリノ種のソフトさとリンコル種のハリコシや光沢、弾力性を併せ持ち、白度や発色性がとても良いのが特徴的です。"

 

贅沢に6本撚りに織り上げた梳毛ウール。 

生地を整理する段階ではシワなどに注意しながら、洗いと起毛を繰り返し、

時間をかけて毛羽を巻くという「ロイヤルフランネル」が施されています。

出来上がった後の仕上げ加工の工程、手入れの仕方など、

今まで何度もブログで書いてきた"良い生地が出来上がるまで"を、

おさらいしているかのようです。

 

アイロンをかけてピッと伸ばした生地の滑らかさ、光沢。

重厚、厚手な生地。とても目が詰まって丈夫なのにソフトな風合い。

着込んでもストレスがなく、しっかりと防風してくれる点を見ると、

"上品な重厚さ"、という言葉がよく似合うと思います。

 

CREDIT

cantate "The Shirt" ¥48,400 (TAX IN)

cliché "EX WIDE TROUSERS" ¥30,800 (TAX IN)

 

冒頭に書いた白髪ダンディなおじさまが合わせていたスタイリングを参考に。

ネイビーのPコートといえばチノパンやジーンズなど、

王道な合わせばかり浮かんでしまい、 

白パンも考えはするものの着用するまで至らず。

着てみるとクリーンな印象に仕上がり、清潔感を味方にすることができます。

 

襟を立てて背伸びするのも容易にできてしまうほど気軽に着用でき、

自信すら身に纏えるコートではないかと思います。

 

最近展開しているブランドも少ない上に、

時代に囚われることのないクラシックフィット。

 

CREDIT

ALL私物

 

個人的欲しいリスト、NO.1のジャケット。

お客さまでもこういったジャケットが欲しいという方も多く、

他インポートブランドで検討している方にはまたとない朗報です。

 

セーターを着てもややゆとりが残る程度のサイズ感で、

コンパクトな見た目に対して暖かく丈夫。

コートを着たくないなんて方は、セーターを着てマフラーを巻けば、

十分真冬のスタイリングとして過ごしていただけるはず。

 

細かい運針やシワの入り方など、見た目以上にソフト。

チノパンやジーンズ、軍パンに合わせても抜群の相性ですが、

色っぽく、スラックスに合わせるスタイリングをお勧めさせてください。

 

CREDIT

cantate "The Shirt" ¥48,400 (TAX IN)

 

サイズは大きすぎず、シャツの上から着られるジャケット感覚で。

ハンティングジャケットのように余裕があるわけではありませんが、

着ていくことでシワが入ったり、柔らかくなっていく風合いを楽しめます。

ワイドパンツを合わせてAラインにしても良いですし、

コートの下に着て保温力を高める使い方もアリ。

写真からも伝わる生地の滑らかな面構え。

カシミヤと言われても信じてしまいそうな、とても表情柔らかい背中のギャザーです。。

  

お次も猛烈に気になっているもの。

いつになっても古着屋で探してしまう、

ベージュのサファリジャケットです。

型違い、サイズ違いで見つけては、色も違うからとつい買ってしまう。

この品の良さが存分に味わえるジャケットも、例外ではありません。

 

コットンのハリがありながら超光沢あり。

緯糸シルクの生地は、今年の春に買ったシルク100%のM-51を彷彿とさせます。

 

cantate

“Cavalry Safari Jacket”

¥86,900 → ¥52,140 (TAX IN)

 

今作って欲しい、そう思いつつも、、

今お願いしたら、どんな金額になるんだろうという、

恐怖が押し寄せてくるほどのクオリティ。

 

共生地のパンツを持っていますが、

そのパンツが良すぎて作って欲しいとお願いしたことがあり、

余裕で1.5倍になると言われたことを覚えています...。

 

ツラの良さが抜群なこの生地は、

”キャバルリーツイル”と呼ばれるものです。

 

“キャバルリーとは元々は騎兵の意味で、彼らが穿くキュロットと呼ばれるパンツに使われていたことから命名されたもの。ツイルというくらいですから綾織の素材ですが、アレンジとして経糸にコットン、緯糸にシルクを用いてオリジナルで織り上げたのがこの素材。シルクが入っていますので、独特のヌメリ感があるのが特徴的です。”

 

前述にもあるようにらしい見え方でありながら、

見た目に大きな変化が出てくるのがポイント。

シルクを気軽に纏えるのも魅力で、ドレスシャツ、タイドアップ、

ドレッシーに着用したい時にメリハリなく、

すんなり馴染むジャケットになっています。

 

なにしろ色味がよく、ボタンのサイズ感、色味、

ダブルステッチの幅や、同ブランドのドレスシャツ同様に用いられているフラシ芯。

cantateの得意とする、粗野なアイテムを超上品につくったと感じ、

その象徴とも言える1着ではないでしょうか。

 

CREDIT

cantate "The Shirt" ¥48,400 (TAX IN)

m's braque "NEW FLAIR PANTS" ¥50,600 (TAX IN)

 

ライク、ウェスアンダーソン。

ヨーロッパテイストな色合わせが非常に似合います。

パンツはすっきりめのフレアスラックスを合わせて、

せっかくなので、サックスのシャツをイン。

シルクのみだとドレープが強すぎてしまいますが、

コットンの硬さが程よく作用して、横から見た時に立体的なフォルムを生み出します。

 

縦のラインを強調するシルエットバランスで、

こちらも細かい運針が全体の雰囲気を引き締める。

フロントに2本入ったダーツがフィット感を向上するなど、

細かい部分のディテールにも注目して着てみてください。

古着では味わえない、身体に吸い付く感覚を感じていただけます。

 

最後にもう1着。

スーツをよく着るようになった僕たちが目を向けたコート。

 

結局こういうのが1番着るんだよな〜、と杉村と話していましたが、

着込めば秋冬も着用できるのでおすすめ。

持っていますアピールで恐縮ですが、、

セットアップで持っている”CWM(コットン/ウール/モヘヤ)”を使用したもの。

 

これがまた良いんです。

 

cantate

“The Trench Coat” 

¥165,000 → ¥99,000 (TAX IN)

 

ヴィンテージのバーバリーを彷彿とさせる一枚袖ラグランコート。

適度なリラックス感があり、

肩から袖にかけてのシルエットが美しい仕上がりです。

 

ONとOFFで使っていただけるデザインとオールシーズン使える生地感。

ドライなタッチなので、真冬はウールコートを着たい気持ちが芽生えますが、

真冬以外はついつい手に取ってしまい、

他のコートの着用機会を奪ってしまいそうな気がします。

 

エポレットがなく、特殊なガンパッチ仕様。

ベルトのレザーバックルも品がよく、経年変化を楽しんでいただけます。

 

なにしろ立体的でして。

陰影が入ることで各部分のディテールがくっきりと見て取れるのも格好がいい。

 

 

CREDIT

cantate "The Shirt" ¥48,400 (TAX IN)

cantate "The Noble Suit" ¥363,000 → ¥217,800 (TAX IN)

 

この日はスーツを着ると決めている水曜日だったので、

杉村の出勤スタイルにそのまま羽織ってもらいました。

 

今は寒くなってきたので、春先に向けて。

実は花粉症がひどい方におすすめしたく、

僕もそれが理由で購入を決めた一人です。

 

花粉が服に付着して室内に持ち込んだことに気づかず、

お風呂に入ってリフレッシュしたのに、衣類に付着した花粉でくしゃみ祭り...

経験ありますよね。

 

この生地はブラッシングをすれば花粉が落ちてくれるので、

自宅に上がる際に払い落とすことで、いぶんひを持ち込むリスクを軽減してくれます。

上質な意味の良い生地でもあり、日常を過ごしやすくするメリット。

着用した時の格好良さだけじゃなく、

過ごしやすさを考えた、日常に寄り添うコート。

先物買いで選んでも、損をしないことをお約束します。

 

cantate 

"Fluffy Flight Parka"

¥70,400 → ¥42,240 (TAX IN)

 

cantate 

"Fluffy Parka"

¥49,500 → ¥29,700 (TAX IN)

 

自分の洋服の好みにも周期があります。

パーカーのようなベーシックなアイテムであったとしても、

インナーに使うか、一枚で着るのか。

それだけの違いでも買い直さないと気が済まないのが、服好きの性でしょう。

 

すでに何着も持っているパーカー。

圧倒的信頼度をもつcantateのスウェットシリーズですが、

今シーズンの展開はなく、他ブランドでもオーダーしませんでした。

 

これは、「パーカーって着なくね?」「寝巻きで着ることばかりだし。」

とかなんとか言っていた、半年前の木下という男の発言のせいです。

 

今年欲しいと思っていた方、大変申し訳ありません。

アーカイブセールでは少しご用意があるので、、ぜひ見てみてください!

 

割引率も先日よりアップし、よりお求め易く。

2023年買い納め、検討中の洋服とセットなんていうのも。

 

年内の締めくくりは、ぜひclichéにて。

 

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cliché 木下

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