僕たちの楽な服装。
こんにちは。
clichéの木下です。
クリスマスを数日後に迫った、年の瀬。
忘年会や帰省とイベントが盛りだくさんですね。
話は変わりますが、お休みを頂き沖縄に行きました。
久しぶりに飛行機に乗ったのですが、
乗り物は酔ってしまう人間でして、着く前からもうクタクタ。
しかもその時の服装はレザージャケットにデニム。
飛行機あるあるですが、空調が寒すぎたため、
ジャケットを着たままだったのも祟って超グロッキーでした。
まず、着る服を間違えていました…。
帰りはその反省を踏まえ、ナイロンジャケットにワイドパンツ、スニーカー。
速攻寝たので酔ったかわかりませんが、最後までぐっすりだったところを見ると、
快適なフライトだったんだと思われます。
動きやすさって大事ですね。
年齢を重ねると洋服がどんどん楽な方へ行く、
と多くの方がいいますが、今までは全然同意できていませんでした。
そう初めて実感したものの、やはりシーンに応じて合わせたい点は譲れない。
何事も形から入りたい性分なので、日常的に楽するのではなく、
シーンに応じて洋服を準備するのが望ましいかなと。
さて、帰省時はぼくの天敵。
飛行機や新幹線が立ちはだかって来ます。
最高に酔ってしまうのが見えている。
備えあれば憂いなし。
今回は、移動時に向けた洋服提案を。
cantate
“Garment Dye Crew Neck Pullover”
¥55,000 (TAX IN)
楽な服として浮かぶのは、スウェットやフリース。
ありがたいことにclichéには、
超最高なスウェットがあるので、まずはこちらをご紹介。
cantateではパンツがリニューアルして4シーズン目となるスウェットシリーズ。
今までの洋服屋人生で、1番このパンツを売った自信があるほど、
実際に魅力を実感し、思い入れがある洋服です。
吊り裏毛を使用したリバースウィーブ。
じっくりと時間をかけ、1日にわずか数着という、
気が遠くなるような生産効率の悪さあってこその賜物。
縦、横の糸のテンションが均一になっていることで、
伸び・縮みが限りなく少なく、洗っても硬くならない。
言うなればスウェット界のキング。
落ち感も素晴らしく、鮮やかなカラー展開でリリースされたスウェットで、
今季は製品洗いをかけたNAVYとBEIGE、既に雰囲気もムンムン。
上質・上品な仕上がりが売りですが、
上下で着用しても品よくなりすぎない魅力があり、
程よいやさぐれ感を味方にできます。
ちなみに、編むスピードをインチキして作っている吊り裏毛も多く存在するので、
このスウェットとは別物と考えたほうがいいらしい。
吊り裏毛であれば全て同じようなクオリティとは限らず、
質感やその後の変化なども異なるため、ご注意が必要ですね。。
そんなcantateのスウェットは、
せっかくなら上下で持っておくべき。
日常的に、街着として。(就寝時にも)
スウェットを着てこなかった方にこそお勧めしたく、
実際にそういった方が、どんどんのめりこんでいくのを目の当たりにしています。
上下では着ないけど、絶対上下で持っておくべきやねん!
という猛者な方もいるほど、このスウェットは格別。
判断能力を狂わされます。
さて、どう合わせる?
CREDIT
is-ness “THM FLEECE JACKET × Y(dot)by NORDISK” ¥60,500 (TAX IN)
Nine Tailor "Nandina Watch" ¥9,900 (TAX IN)
襟が高く、ボリュームが魅力的なボアフリースを使用した、
is-nessのフリースを軸に合わせたラフなスタイル。
色を使いすぎないよう注意を払い、シックにまとめることで、
落ち着きがあって幼くならないようになります。
移動中は髪も気にしなくていい、ニット帽がマスト。
髪が長い方は共感してくれる方も多いはず。
また、このフリースはネックが高いのが特徴的で、
首周りをマフラーのように覆ってくれるので、これ一つで十分な万能感。
オーバーサイズで苦しくもならず、優しく包み込んでくれるので、
新幹線でもスヤスヤ眠れてしまいそうです。
暑くなったら裾にあるベンチレーションを開けて通気口をON。
ダウンまで行かない、程よいアウター枠として選んでみて下さい。
CREDIT
RIER “HALF ZIP FLEECE” ¥159,500 (TAX IN)
is-nessのフリースも然り、このRIERのフリースも同じく実体験に基づくもの。
どちらもよく着ていますが、
ラフな洋服との相性もよく、登場頻度が高くなる洋服だと思います。
アダルティーな印象が漂うこのフリースですが、
ネック周りが広く、立ち襟なのに首周りがすっきりとしているのがポイント。
必要であればマフラーやネックウォーマーをプラスすれば良くて、
コンパクトな防寒を見込める上に、動きやすいのが嬉しいです。
カラーの魅力、ファスナーの高級感など、
着崩していたとしても、いい洋服だとわかる面構え。
丈は短く、太パンとの相性も良し。
室内移動が多い時や、移動手段が車の方には特にお勧め。
is-nessのフリースのように首周りを覆いすぎると、
僕みたいにすぐに酔ってしまう方もいると思うので、
そういった方は、RIERがいいのではないでしょうか。
それいいね、って絶対家族に褒められると思うので、
今回の帰省にはこのフリースを選ぼうと思っています。
合わせとしてはスニーカーが楽ですが、
僕たちの場合は、スニーカー以上に信頼を置くRiosがある。
沖縄の時もほとんどリオスでしたが、本当に疲れず、長時間移動にも最適。
トップスとのギャップを楽しむのも醍醐味です。
cliché
“EX WIDE TROUSERS”
NAVY / GRAY / BEIGE / OFF WHITE
¥30,800 (TAX IN)
次はお決まり、cliché産のEX WIDE TROUSERS。
それこそ帰りのフライトで、大活躍してくれたパンツです。
人それぞれ着用の雰囲気が異なるパンツで、
革靴を履く方はアイロンでクリースをバチっと入れてドレッシーに。
スニーカーに合わせてカジュアルに着用したい方はクリースをあえて取ったり、
バチバチに遊んで穿いてください。(サイズを上げる方もいます)
僕は普段から、何も気にせず穿く”楽なパンツ”として。
ジャケットやシャツと合わせたりしたいときは、
アイロンをかけてピンっと伸ばした状態で穿いています。
SNSで投稿してくれている皆さまも、多種多様なスタイリングで見ていて楽しく、
こればかり穿いていると書いてくれている方も多く、本当に嬉しいです。
今回は移動時に楽、動きやすいというテーマに沿って紹介していても、
次紹介するときにはドレッシーな合わせ方に変貌しているパンツ。
シーズンも問わず、自宅で洗濯も可。ぜひ一度お試しいただきたいです!
CREDIT
cantate “Harrington Jacket” ¥99,000 (TAX IN)
cantateのハリントンジャケットにclichéのパンツ。
何も考えたくない時に、実際よくしているスタイリング。
タックインしてウエストを見せ、ジャケットのコンパクトさを活かし、
パンツを全面に見せてスタイリングするのがマイスタイル。
僕たちの思う楽な服ですが、そう見せないのも技の一つですね。
ジャケットのサイズは44。
僕でも全然着用できるサイズ感で、まだ内側の余裕あり。
無双仕立て=二重構造なので、ナイロンアウターといえど今時期も大活躍。
防寒とはいえませんが、
こういった移動が多いシチュエーションには持ってこいのアウター。
スポーツブランドではラフすぎる!なんて方に。
CREDIT
cantate “Harrington Jacket” ¥99,000 (TAX IN)
どちらもインナーはスウェットのままで。
ネイビーとベージュのメリハリに対して、トーンを合わせて馴染ませています。
なにしろこのスウェットは、
BEIGE表記ながらピンクのようにも見える絶妙なカラーなので、
一枚での着用はもちろん、インナーにしたときの縁の下の力持ち感がすごい。
杉村も着ながら、
「この感じで帰省するの、めっちゃわかります!」と言っていました。
多分僕はブーツですけど、、と全スタイリングで足元はRios。
僕たちなりの、程よくクセを出した楽チンスタイルです。
cantate
"Traveler Bag"
合わせてご紹介したいバッグ。
信じてもらえないかもしれませんが、出勤時に毎日使っています。
これも信じてもらえないかもしれませんが、
いつも持っている時の中身はパンパンです。笑
容量が大きい分、入れられるだけ入れてしまう。
そのせいか手が疲れすぎるパターンもありますが、
"Traveler"と名が付く通り、旅行や帰省、遠出こそ使いたいもの。
大きいバッグはただ持っているだけでもサマになり、
ガンガン使ってもダメージではなく、経年変化として表れる。
クタクタになってきた僕たちのバッグも雰囲気があり、今となってはもう相棒。
※杉村私物
※木下私物
中身の量の違いが、この写真でもわかりますね...。
いわゆるビーントートではありますが、ハギがないレザーを底面に贅沢使い。
ハンドルにも使用し、倉敷産の重厚なキャンバスを使用したXLサイズ。
本来のXLサイズにはファスナーがないので中身が丸見えですが、
ミリタリーのように存在感のあるコの字止めファスナーを採用することで、
男らしく、実用度向上と共に心くすぐるデザインに。
シンプルなのに、持つだけで全体の雰囲気をガラリです。
ぜひ実家に連れて行ってあげてください。
しかも現在ARCHIVE SALE中。バッグ含め、お得にゲットして、
秋冬の装いをもっと楽しいものにしていただければ嬉しいです。
去年は年末に帰らず東京で過ごしたので、
今年こそ年末に帰って、地元で年越しを迎えたいと思います。
家族、友人、ペットのツクネ(うさぎ)、
ワッフル(犬)にも会わなければいけません。
盛りだくさんな予定に合わせて準備を整え、
完璧なファッションで挑みましょう!
あれ持ってこればよかった..。これは超・遠出あるあるです。
荷造りが苦手な僕ですが、今回のブログを書くことによって、頭の中で荷物整理。
参考になれば嬉しいです!
cliché 木下