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今欲しいのはコート。

今欲しいのはコート。

強さの内訳。

洋服の化粧。

22AW STYLING SAMPLE #2

ミリタリーの定義。

 

こんにちは。

clichéの杉村です。

 

2023年に入っての初ブログ。

明けましておめでとうございます。

今年も服の力で盛り上がりを作れるように精一杯努めます。

どうぞよろしくお願いします。

 

年末年始はいかがお過ごしでしたか?

紅白歌合戦・年越しそば・おせち・餅つき・親戚の集まり・年賀状・姫始め・箱根駅伝、、

お正月イベント。

年々クリアする数が減ってきて、というよりも

あまりお正月ということを意識しなくなってきた気がします。

年賀状での挨拶はLINEで済むし(でも貰うと嬉しいからハガキで出す)、人が集まりづらくなって親戚に会う機会も減ったし。

 

今日から仕事始めの方も多そうですね。

ある意味、お正月を1番実感するタイミングは、長い休みに終わりを告げる仕事始めなのかもしれません。

そして、これもしつこく言っていますが、仕事始めがあるように買い始めも非常に重要。

おおげさに言うと、今後の指針を決めるコンパス的な意味もあると思っています。

 

みんな今リアルに何が欲しいんだろう。と考えて色々と見ていました。

店頭の様子やONLINE STOREの反応、Instagramのホットな投稿とか。

1つ辿り着いたのがアウター、それも比較的重みのある冬のコートです。

もう少し寒さを我慢すれば春という今の時期に、アウターを探している人は少ないと勝手に思っていました。

でもそんなことはなくて、寒さのピークである1月末〜2月上旬に差し掛かろうとする正に今、暖を取るのにアウターは必要不可欠。

買い物リストに優先的に上がって来ると思います。そもそも我慢でどうこう出来るような寒さではない、、。

防寒として今すぐ機能するのはマストで、欲を言えば、

春先までシフトしながら使える軽さを作れるコートが理想。

 

そしてclichéでは、年を跨いで秋冬のSALEを開催中。もちろんアウターもSALE対象です。

この機会を利用しない手はない。

 

cantate

"Mac Coat"

¥275,000 (TAX IN) → ¥192,500 (TAX IN)

 

まずはcantateのマックコート。

膝上のミドル丈で、見た目に軽やかさを感じるコンパクトな形。

生地は本パイルメルトン。

ふっくらとしているのに重厚感がある、

外から見るとシャープに見えるのに、着ると柔らかい肌触り。

両極端の性質を持ち合わせる、cantateでしか出せない生地です。

過去のブログでしっかりと余すとこなく紹介していますので、ぜひご覧ください。

  

同じ生地のダッフルコートを着ているのでわかるのですが、

本当に着心地が良く暖かいです。

ずっと着てても、過度に暑くなりすぎてジットリと嫌な汗をかくことはなく

保温性が高いイメージ、暖かい空気を柔らかく纏っている感覚です。

しっかりと度目の詰まった生地なので、

必要な空気は逃さず、不要な外気は通さず。

同じコートを持っている人とも話して意見が一致したり、本当に心地良く感じる温度を保ってくれます。

 

CREDIT

cantate "Omble Open Collar Shirt" ¥52,800 (TAX IN) → ¥36,960 (TAX IN)

 

CREDIT

cantate "The Band Collar Shirt -FLANNEL-" ¥48,400 (TAX IN) → ¥33,880 (TAX IN)

 

インナーはこんな感じに、春を意識してシャツを合わせてみました。

というよりも、自然と3月4月の着用イメージが湧いてきました。

今だけしか着れない防寒用ではもったいないから、先を見据えて使える春のエッセンスが欲しい!という人にも、安心して選んでもらえるはず。

 

CREDIT

cantate "Turtle Neck L/S Shirt" ¥25,300 (TAX IN) → ¥17,710 (TAX IN)

cantate "The Noble Suit"(パンツのみ着用) ¥363,000 (TAX IN) → ¥254,100 (TAX IN)

 

タートルネック×コート=大人の方程式が自分の中にあります。

そこに落ち着いたムードのオンブレチェックシャツを合わせて、

自分の中にあるアダルトなイメージを詰め込んだスタイルです。

 

今日のお昼が10°前後でしたが、この服装で少し寒いかな、くらいです。動いてなければ寒いですが、撮影場所までちょっと歩いて行く分には丁度良い温度感。

本パイルメルトンの生地自体がかなり暖かいので、ニットやインナーダウンを着て、もう少しだけ寒さ対策をすれば夜も余裕で過ごせます。

インナーに厚手のパーカーやニットを着てコートに膨らみを作ってあげても、シルエットが崩れないしっかりとした生地なので、安心です。

 

CREDIT

cantate "Moleskin Bellows Jacket" ¥93,500 (TAX IN) → ¥65,450 (TAX IN)

cantate "Moleskin Trousers" ¥60,500 (TAX IN) → ¥42,350 (TAX IN) 

 

セットアップの上からバサっと。

昨日の営業中に成人式の話題が出たので、頭の片隅にセットアップというワードが残っていました。

マックコートは、身幅と腕周りの余裕を確保しているので、割とボリュームのあるジャケットもインナーとして着込めます。

先ほどの大人スタイルと成人式イメージ。年齢層も問いませんね。

 

様々な要素を含んで、どの角度からも穴のない本パイルメルトンの生地。

スタイリング次第で複数の印象を作れる、マックコートの器用なシルエット。

この2つが揃うことで、その時の季節と気温・着て行く場所・合わせる服に縛られることなく、選択肢を多く持った余裕のあるスタイルが完成します。

春先まで、着ている本人的にも見ている周りの人達的にも、

違和感のないテンションで快適に過ごせるでしょう。

 

is-ness

"P COAT"

¥82,500 (TAX IN) → ¥57,750 (TAX IN)

 

もう1つはis-nessのPコート。

身幅が広く立体感があり、なによりデカい。

大きいことで温度感も見せ方も変わる、is-ness流のPコートです。

 

オリジナルのメルトン生地は保温力を備えているので、冬を越せる暖かいコートです。

でも、袖口が広かったり、ラペルを作った時のフロントの空き具合を見ると、風通しがあり少し寒そうに感じる。着用シーズンは秋寄りの印象が強い。

 

同時に、このインパクトの強いオーバーサイズを見ると、無条件でレイヤードスタイルに挑戦したくなります。インナーに着込める枚数を想像してしまう。

コート自体の暖かさにプラスして、インナーを増減しての温度調節幅はかなり広いです。

秋と春をメインシーズンに据えて、冬はインナーの枚数を増やして防寒スタイルで過ごす。

見た目には軽く、レイヤードを楽しみながらもしっかりと寒さ対策をする、技巧派な着こなしを実現するPコート。

 

CREDIT

cantate "Crew-Neck Sweater" ¥121,000 (TAX IN) → ¥84,700 (TAX IN)

cantate "The Shirt -FLANNEL-" ¥48,400 (TAX IN) → ¥33,880 (TAX IN)

 

シャツオンニット。

1月の日中の気温だと、この2枚をベースにしてコートを羽織り、無理なく過ごせます。

この3枚だと心もとないと感じる人は、ニットとコートの間にジャケットを挟んで、もう一段レイヤードを重ねましょう。

ボリューム的にきっと余裕です。なんならrierのボアフリースのアウターの上から、このPコートを着ることもありました。

アウターオンアウター。

寒ければいくらでも着込めるので、冬場の気温のことはある程度無視して良いです。

 

CREDIT

class "CCCA15UNI B" ¥69,300 (TAX IN) → ¥48,510 (TAX IN)

 

2月3月を意識しました。

寒さのピークは過ぎて、装いを軽くしていく時期。

ニットを薄いスウェットに変えたりしながら、春先までスムーズに移行出来そうです。

個人的にPコートには学校のイメージがあります。制服っぽくチェックパンツに合わせたスクールライクな見せ方がお気に入り。

 

寒いからインナーの枚数を増やすでも良いし、見た目を盛りたいからアイテム数を重ねるでも良い。

着用シーズンをある程度自分で作れる部分が、ストロングポイントです。

自分で冬のスタイルを作りたいという、そんな人に合うはず。

重すぎるアウターが苦手。冬はファッション感のあるコートでレイヤード、結果暖かければOK。

今年の秋冬は様々な系統の服を買って、一通りベースは揃っているから最後にコートを足して完成させたい。組み合わせのバリエーションを潰さない、フリーな着心地のコートが良い。

シンプルにビッグサイズのコートが気になる。

 

アウターは暖かいのが1番!ではなくて、スタイリングに道筋があり、組み立てて行く過程で自然と温度感も上がっていく。

is-nessの持つ高い自由性に手伝ってもらい、各々の完成形を描きましょう。

 

秋冬のSALEはスタートしたばかりです。

いろんなカテゴリでオススメしたいもの、自分でも買いたいものがまだまだあります。

店頭品も随時補充していますので、大事な買い始めの1点を探しにいらしてください。

真冬のピークはすぐそこまで来ているので、まずは現実的なコートのオススメでした。

 

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cliché 杉村

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