長所過多。
こんにちは。
clichéの木下です。
職業柄ずっと前から天気予報を随時チェックしてしまうのですが、
先の天候を見て、驚愕しました。
暑い日もありながら、今日みたいに肌寒い日も多い。
コートも薄手なら全く問題なくまだまだ着られる、安心安心。
ニットやスウェットは持っていれば凄く着るし、多く所有に越したことないものです。
けど僕としてはインナーに来た時に寂しいと感じてしまう。
ようはのぺっとするから、何かを重ねたくなってしまいます。
反面、シャツなら裾も出せたり、さらには首元にもアクセントが来る。
引き続きこのシャツが調子いいのです。
かなり個人的主観強めのブログになりますが、
シャツの詳細に関しては以前説明したので、
こちらのブログをご覧いただくということで本日は留めさせてください。
撮影回数も少なく、前回のみでは伝えきれない部分が多かったので補足をしたくて。(気になることは『お問い合わせ』からもお気軽にどうぞ!)
本日はシャツのスタイリングについてご紹介。
このシャツ、レイヤードスタイルに最適なんです。
丈が長く、スリットも深い。それでいて作りもしっかりとしていることもあり、
難しいとかそういった印象を持ちがちなアイテムかもしれません。
所謂クラシックライクなシャツ。
確かに、先にオーソドックスなシャツに手を出す気持ちもわかります。
ただこれ、実は着てみるとその印象はなくて、
あくまで背筋を伸ばしてくれる感覚があるとはいえ、正直入門し易い。
前述のオーソドックスなシャツの良さも抑えているし、
一枚は勿論、レイヤードのスタイリングを組むという観点に置いても、超秀逸。
あくまで僕はバンドカラーが好きです。
cantateのみならず他ブランド、古着でも結構持っていますし、
そろそろバンドに集中していることはバレているので、もう隠しません。
好きな理由は、首元がかっこいい、いい具合に"気が抜ける"から。
バッチリ決まりすぎている時にレギュラーカラーを合わせてしまうと、どこかソワソワします。
かっこつけすぎじゃないか、、今日。。
みたいな。
でもそれは日常のみの話なので、ONの時も着られるのはレギュラーではあるし、
シーン問わずと言われれば間違いなくレギュラーカラー。
誰しも慣れ親しんでいるものなので、同じくらい持っていますし、着ます。
というのも昨日、
「やっぱ (大きめの) ライトアウターには、バンドカラーなんですか!?」
という声があったので、重点を置いて、両方スタイリングで組んでみました。
そもそも襟元だけなので正直大差はありませんが、ご自身の好きな方を模索してみてほしいなと。
結構パキッと、好みは分かれるだろうなあ。
むしろバンドカラーをお勧めしても、「大丈夫です、着ないので!」
ときっぱり断られることもありましたし、圧倒的にレギュラー派が多いでしょう。
それではまずSAX STRIPEのレギュラーから。
なんだかんだ言っても、この"正統派"に勝るものはない。
このスタイリングは違えど、例えばヨーロッパのスケーターとかは、デカ目のレギュラーシャツを着てる。
横ノリなのに綺麗に見える、あの印象ですね。
このスタイリングだとジャケットがデカイ、加えてパンツもスウェットパンツであるからにして、ちょっとチャラい。
綺麗なサックスブルーの爽やかなシャツを着ることで、抜きすぎず、塩梅を取ってくれます。
ボタンも全締めすればどんなちゃらんぽらんなやつでも、しっかりとしてそうな面構えに。笑
自己満ながら、cantateのアイテムを一個入れることで、他がさらに生きてくる。
CREDIT
-cantate- "BIG Trucker Jacket" ¥62,000 (¥68,200 TAX IN)
-cantate- "Denim 1955 Trousers" ¥37,000 (¥40,700 TAX IN)
続いて、BROWN STRIPEのバンドカラー。
適度にやさぐれたような印象になります。
よく登場していた冬場には、軽いし収まりがいいというのもあって、3,4着重ねる時の一番下にベースとして着ていました。
もたついて邪魔になることもなく、ボタンを全部留めて、首元に重点を持っていける。
絶妙なストライプなのも、色が拾いやすくて調子がいい。
今時期にはボタンを2,3個開けて着るのが気分です。
デニムに袖を捲ってタックイン。いい男、感。
を演出できます。笑
バランスとして丈が長い時は、タックインすればいい。
裾の出方を演出したいときにはアウトにすればグッと見え方が変わる。
過去ロングシャツとかが流行ったと思いますが、あれは縦長すぎ。
合わせるのもスキニーが主流でしたよね。
まあ僕も、まんまそれやってたんですけど。。(ブルっとしますね)
素材云々もありますが、パターンも秀逸なんです。
着丈、肩幅、身幅、今っぽすぎない"緻密さ"アリ。
所謂でかいシャツではないし、タイトすぎるものでもない。
イギリス軍のオフィサーシャツや、グランパシャツに近いフォルムです。
でもそこに、古着らしい"いなたさ"といった土臭い印象はなく、
あくまで締まる雰囲気を残してくれる。
どこまで崩してもその印象が後をつけてくる。
過去出ていたリネンのシャツもよかったなあと思いつつですが、
やはり年中通して着られるという要素はでかい。
このシャツ、"良いところ取り"すぎ。
cliché 木下