内容をスキップ

“MULTI PERSPECTIVE”

“MULTI PERSPECTIVE”

 

cliché "EX WIDE TROUSERS"

初めてのレザーはcantateでした。

スーツとコートのすゝめ。

僕たちの楽な服装。

これが本当のモダンアップデート。

本年もどうぞよろしくお願いします。

買い始めは10eyevanで。

 

こんにちは。

“馬面”と、よく言われる木下です。

 

馬という生き物は視野が広い。

広い草原で暮らす馬にとって、視野は広くないと命取りになる。

そのため目の位置が顔の真横にあるのですが、

馬面だからといって視野が広いわけではありませんよ。

 

僕の視野はおそらく平均的、、もちろん広く保つように努力はしているが、

歳を重ねるにつれ、狭くなって来ている。

というか、子供と比べたら大人なんていうのは視野が超狭い生き物。

 

生きていればどんどん知識豊富になっていくので、

知ってしまった後を深掘りしようとしたり、疑おうとしたりしない。

 

多くの大人が、先入観のせいで狭い視野を持ってしまっている。

 

 

 

例えば、今僕の目の前にある代々木の景色を描いてください。

と言われた時に紙に描くのは、

 

木々、青空、月や太陽、杉村、車、看板などなど。。

 

では子供を対象に、同じ課題を出した場合はどうだろう。

昼夜に関係なく、月と太陽が描かれることがある、と言います。

 

月と太陽。

僕らからしたら目を凝らして確認しない忘れてしまう。

ただ子供たちから見たら違う。

 

子供達の絵からは、凝り固まって考えるのではなく、

柔軟にものごとを考えるということを教えられているかのようです。

 

 

僕たちは地球に住んでいるが、

これは星ではなく、宇宙に浮かんでいる一つの宇宙船である。

 

地球上の資源の有限性や、資源の適切な使用について語るため、

20世紀を代表する技術家、バックミンスター・フラーが提唱し、

環境問題に警笛を鳴らした経済学者のケネス・E・ボールディングが、

自身の講演で喩えたものとも言われている、“宇宙船地球号”。

 

掘り下げすぎると脱線しそうなので、ぜひ調べてみてほしいですが、

何を言いたいのかって実はこれ、

CLASS 24SSのテーマに沿ったキーワードなんです。

 

毎度哲学的な紐付けに目が点になってしまう僕ですが、

堀切さんの口から聞くと聞き入ってしまって、

メモをとっていなくても覚えているのだから不思議です。。

 

またも興味をそそられて止まないCLASSの24SS。

そう来たかと、あらゆる角度からグサグサ刺されるラインナップでした。

 

“CCES19UNI”

¥35,200 (TAX IN)

 

コットンとポリエステルを使用したボーダーTシャツ。

 

長袖と半袖がありましたが、

半袖のみに施された、スケーターならではのデザインに惹かれて、

半袖のみオーダーしました。

 

ありそうでないボーダーTシャツ。

早くも春物の準備をする猛者も現れ、サイズ3はすでに完売。

 

“CCES18UNI”

¥24,200 (TAX IN)

 

まるでレディースデザインなタンクトップ。

色味、リブの雰囲気が好みドンズバだったので白のみオーダー。

 

去年の夏はタンクトップにシャツを着るスタイルが多かったので、

ぜひとも試していただきたくてご用意しました。

  

 

“CCES02UNI A”

¥60,500 (TAX IN)

 

Levi’s REDをモチーフにした変形デニム。

 

とんでもなく大きいワタリ幅と、超深い股上。

対する裾幅は細めにした、まるでサルエルを彷彿とさせる一本です。

 

エイジングしたL/INDIGOと2色ありましたが、

今年はINDIGOが気分なので1色に絞りました。

ボンタンみたいで格好が良く、リオスのブーツと相性抜群なのが憎い。

 

“CCES05UNI A” 

¥152,900 (TAX IN)

 

DORMEUIL社製の”mohair tonik technical”を使用したポンチョ。

 

あぁ、こんな贅沢使い。。

 

スーツやメンズドレスで用いられる上質な生地。

ドライな質感ながら光沢があり、玉虫のようなシャンブレーならではの色の出方が美しい。

 

クラシカルなスタイリングに相性抜群なポンチョ、

レザー手袋にシャツ、スーツの上から着るなど、

これからの楽しみが倍増する1着です。

 

生地、形、サイズ、フォルム、

億とある組み合わせにルールを設けず、教科書にはない考え方で作られた洋服。

 

これがコットンやバックサテンなど、他の素材を使用していたりすれば、

もっと価格もお手頃で、手に取りやすいのは言うまでもありませんが、

この生地でなければ魅力的には感じていないと、口を揃えて言うでしょう。

 

 

CREDIT

CLASS "CCDS01UNI B" ¥140,800 → ¥98,560 (TAX IN)

cantate "Ribbon Belt" ¥48,400 (TAX IN)

AVM "vinter" ¥242,000 (TAX IN)

 

CREDIT

cantate "Thermal L/S Shirt" ¥29,700 (TAX IN)

cantate "Denim Flare Trousers" ¥40,700 (TAX IN)

Nine Tailor "Aristata Watch" ¥17,600 (TAX IN)

 

CREDIT

cantate "Pile Stadium Jumper" ¥275,000 → ¥192,500 (TAX IN)

cantate "Pure Cashmere Grunge Sweater" ¥165,000 → ¥115,500 (TAX IN)

 

CREDIT

cantate "Turtle Neck L/S Shirt" ¥27,500 → ¥19,250 (TAX IN)

cantate "Dress Collar Shirt" ¥46,200 → ¥27,720 (TAX IN)

cantate "Sulfur Back Satin M-51 Half Pants" ¥47,300 → ¥33,110 (TAX IN)

cantate "Traveler Bag" ¥198,000 → ¥138,600 (TAX IN)

 

CLASS 24SS “MULTI PERSPECTIVE”

 

Paul CezanneとRichard Buckminster Fuller

一つの視点のこだわりを排除する

構造的視点

ゲシュタルト崩壊

LESS IS MOREとDO MORE WITH LESS

宇宙船地球号

DYMAXION

 

 

このようにいつも冒頭に述べた以外にも、

たくさんのキーワードを挙げています。

 

長くなるので割愛しますが、

20世紀の芸術に大きな影響を与えたというPaul Cezanneのみ触れておきます。

 

調べていくと、ポスト印象派、キュビズム、デフォルマシオンなど、

数々の気になる言葉が出てくる芸術家セザンヌ。

 

その頃の印象派は光の変化にばかり着目し、

対象物の表現自体が不十分であるとし、独自の絵画路線を追求した芸術家です。

 

 

この絵を見たことありますでしょうか。

 

デフォルマシオンと呼ばれる、

対象を意図的に変形させて主観的に表現する方法を用い、

真横から見たかのような果物カゴ、傾いたポット、前のめりな壺など、

視覚から得た情報以外を統合することで、彼の思う”自然”を表現した作品です。

 

一点から見ていると思っていたその絵も、

様々な角度や視点から見ないことには、自然は完成しない。

これが自然では無いと感じる人もいるかもしれませんが、

当時の芸術には大きな影響を与えたのには間違いありません。

 

そしてもちろん、CLASSの洋服作りにも通ずるものがある。

絵はこういうもの、服はこういうもの。

ルールは必要ではありますが、常に従う必要もない。

そうして生まれる素敵なプロダクトもあります。

 

ミーハーであれ。

5,6年前に、当時の上司から言われた言葉です。

 

正直その時はウザッ…って思っていましたが、

今考えると、そう思ってしまった自分が非常に恥ずかしい。

おそらく少し成長したであろう、

今の僕にとっては、その意味の刺さり方な角度が全く違って感じられるからだ。

 

見よう見ようとしても何も見えず、普段と変わらない景色しか見えない。

でもひとたび頭を柔軟にしていくと、

いつも見えない何かが見えてくるということなのでしょう。

 

cliché OFFICIAL INSTAGRAM.

 

cliché 木下

ショッピングカート

お問い合わせありがとうございます。ご返信をお待ちください。 購読ありがとうございます ありがとうございます。利用可能になり次第ご連絡します。 これ以上追加できません 一点のみカートに追加できます カートに追加できるのは点だけです