cantáteが教えてくれたベルトの答え。

”ファッションパーツとしてのバッグ” ー ancre POPUP STORE ー
スタイリングでわかる、“WOOL LINEN UTILITY JACKET”の正体。
「シャツなんて、どれも同じ?」
“こうあってほしい”を叶えたUTILITY JACKET
こんにちは。
clichéの石橋です。
皆さんはパンツを選ぶとき、何を基準にしていますか?
シルエット、丈感、素材、色。
多くの場合、このあたりを気にして選んでいるのではないでしょうか。
その時の気分や、手持ちのトップスとのバランスで理想のイメージを決めていく。
では、ベルトはどうでしょう。
ふと考えてみると、理想のベルトについては意外とイメージが湧きにくいものです。
「ブラックかブラウンか」
「バックルはシルバーかゴールドか」
せいぜいこのくらいの判断基準で、とりあえず選んでいる方も多いはずです。
確かに目立ちにくい部分ですし、パンツほど深く考えることも少ないかもしれません。
けれど実は、ベルトひとつでパンツの印象は大きく変わる。
もっと言えば、スタイリング全体を左右する要のパーツだと思います!
では、何を基準に選ぶべきなのか。
もちろんレザーやバックルの色は、理想に合っていることが大前提。
そのうえで一番重視すべきは、パンツとの相性です。
ベルトはあくまでプラスワンのアイテム。
主張が強すぎればスタイリングがまとまらず、異物感が出てしまう。
かといって平凡すぎても全体がぼやけて、引き立て役としての役割を果たせません。
その絶妙なバランスこそが、ベルト選びで最も重要なポイント。
<cantáte>
”Ribbon Belt”
COLOR : BLACK, BROWN, NATURAL / CAMEL
SIZE : 0(71cm~84cm), 1(83cm~98cm)
¥48,400- TAX IN
cantáteのベルトは、パンツとの相性、そしてスタイリングを引き上げてくれる力が圧倒的です。
デザインはあくまでシンプル。
フロントは細く、センターバックは太い。
細いベルトの格好良さはそのままに、ベルトループの中で遊んでしまう不快感を解消した一本です。
それでいて、スタイリングに組み込んだ時には上品で静かな佇まいを放ち、存在感を失いません。
その理由は、オリジナルのバックルと、緻密に計算されたベルト幅の設計。
角が立ちすぎないように滑らかに仕上げたスクエアバックルに、程よい輝きを与えて上品さを演出。
さらに、前から後ろにかけて幅を広げる独自構造によって、
正面からはすっきりとスタイリッシュに、背面ではしっかり固定されてずれにくい。
見た目の美しさと実用性を両立させたこのデザインバランスが、パンツとの馴染みを完璧にしてくれます!
(上 : 新品、真ん中 : 松島さん私物、下 : 石橋私物)
僕自身、このベルトを手に入れてから一年ほど。
気づけばほとんどこの一本しか使わなくなってしまいました。
それくらい、どんなパンツにも自然に馴染んでくれるんです。
スウェットを穿くときや、たまに茶色が気分の日以外は常に着用。
365日のうち300日くらいはこのベルト。
そのくらい生活に溶け込んでいます。
おかげで僕の私物もすでにかなりエイジングが進み、深みのある艶としなやかさが増してきました。
そしてその変化が、パンツとの相性をさらに良くしてくれる。
デニムなら色落ちとともに雰囲気が増し、スラックスに合わせれば奥行きのある上品さが際立ちます。
ということで、今回はclichéにあるいくつかのパンツと合わせてみました。
パンツとの相性、そしてスタイリング全体で見た時の存在感に注目してご覧ください。
<cantáte>
”Fine Garbadine French Trousers”
COLOR : BLACK×OFF WHITE, NAVY, MARON
SIZE : 44, 46, 48
¥132,000- TAX IN
cantáteのスラックスには、ブラックのベルトでシックに。
CREDIT
cantáte ”Washable Wool L/S Shirt”
着用しているベルトは僕の私物。
自然な艶がパンツの品の良さを際立たせ、シボ感が奥行きのある表情を添えてくれます。
スラックスにロンTというシンプルな合わせでも、ベルトが全体を引き締めることで、どこか洗練された雰囲気に仕上がります。
<cliché>
COLOR : BLACK, GRAY, BEIGE, OFF WHITE
SIZE : S, M, L, XL
¥33,000- TAX IN
GRAYの落ち着いた雰囲気のスラックスにはBROWNで洒落っ気をプラス。
CREDIT
まず、GRAYのスラックスにSAXのシャツ。この組み合わせが最高です。
そこにブラウンのベルトをプラスすると、一気にこなれ感と余裕が生まれる。
もちろんブラックでも悪くはないのですが、どこか単調になってしまう。
だからこそ、あえてのブラウン。
SAX × GRAY × BROWN。
この秋ぜひ試してほしい組み合わせです。
<cantáte>
COLOR : BLACK, INDIGO
SIZE : 28, 30, 32, 34
¥45,100- TAX IN
シルエットの美しいフレアデニムには、CAMELのベルトでアクセントを。
CREDIT
cantáte ”EX Wool Deep Skipper L/S Shirt”
暗めのトーンのニットポロとデニムでクラシックな雰囲気を演出。
そこにベルトとバッグを明るいブラウン系で統一すれば、色味と軽やかさがプラスされます。
「なんだかスタイリングがまとまらない」
そんな時は、小物の色味を揃えるだけで全体が引き締まる。
<m's braque>
COLOR : SAX BLUE
SIZE : 38, 40
¥53,900- TAX IN
淡い色味のパンツには、NATURALのベルトでトーンを合わせるのも良さそう。
CREDIT
cantáte ”Stupid Shaggy Cardigan”
ゆったりとしたモヘヤカーディガンにワイドパンツ。
リラックス感のあるスタイリングも、ベルトをナチュラルで合わせればパンツに馴染みつつ、しっかりとした存在感を発揮します。
ナチュラルは特に経年変化が大きく表れるカラー。
使い込むほどに深みが増し、飴色のような艶が生まれてくる。
カジュアルには柔らかさを、きれいめには品のあるアクセントを。
ベルトが育つ過程で、スタイリングの見え方までも変化していくのは、この色ならではの魅力です。
ベルトは「ただパンツを留めるもの」ではありません。
スタイリング全体の完成度を底上げしてくれる大切なピース。
だからこそ、どんなパンツにも馴染みながら存在感を放つ一本を選ぶことが大切です。
日常のあらゆるスタイルに自然と溶け込み、経年変化とともに自分らしい一本へと育っていくベルト。
cantáteのベルトは、まさにその答えです。
cliché 石橋