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誰もが主役になれるジャンプスーツ。

誰もが主役になれるジャンプスーツ。

 

お互いにスタイリングを組んでみました。#1 

お互いにスタイリングを組んでみました。#2 

縦に長いジャケット。

木下は不機嫌そうに舌打ちをした。

 

こんにちは。

clichéの木下です。

 

発売時期から数ヶ月経ちましたが、

この気温なら、長袖をレイヤードせずとも着られるぜ!ということで、

 

今一度、ジャンプスーツをご紹介させて下さい。

 

前職に買ったネイビーから2着目。

友達には古事記に出てきそうとか弄られましたが、

オフ白、まじでいいです。

 

今夏もめっちゃ着ることは確定しているし、

むしろ今も着ています笑 (タイにいます)

 

ちなみに、こちらはかなり暑くてもう限界。

長袖なんて、頑張っても着れそうにありません。

最高で40度を超えているので、日本の真夏のように身体に異常をきたしそうなくらい。

 

12日の金曜日から店頭にいるので、

またお会いできるのを楽しみにしています。

 

m’s braque 

“HALF SLEEVES JUMP SUIT”

¥68,200 (TAX IN)

 

今まで探していて出会えなかったジャンプスーツでしたが、

ずっと見つからなかったのは、

この1着に出会うためだったといっても過言ではないです。

 

それくらいぶっちぎりで格好が良い1着。

 

おさらいしておくと、初めてはレディースでしか展開がなかったアイテム。

見た目から全てが刺さってしまったので、どうしても欲しくて、

ベルトループ、バックポケットを追加し、メンズ用にサイズアップしてもらったもの。

 

そこから数シーズンにわたって、長袖や柄・生地違いで展開が続いていますが、

今季は思い切ったオフ白でリリース。

 

  

元々欲しいと思っていて、別注でお願いしたいと考えていたところ。

その矢先に展示会でデッドストックのため数量限定リリース。

それなら、ということで全部買い占め、cliché限定として用意してもらいました。

 

残りわずかなので、持っている方はもちろん、

持っていない方にも、この着心地、楽さを布教したい気持ちでいっぱいです。

 

夏なんてTシャツとパンツがあればいい。

でも、僕は長袖を着ていたい人間です。

理由は、日焼けしたくないこと、

シンプルなのがつまらないってだけの話。

 

もし同じような思考の方がいるのだとすれば、

ジャンプスーツはナイスな立ち位置ですよ。

 

インパクトがあって画力十分、楽チン。

出会ってしまったが最後のように、ついつい着てしまう洋服になるはず。

 

ただ、、

 

この見た目なのでヘビロテしていたら、

”おま、それ、また着てる!”となってしまうので、

そう思われるのは回避したいところです。

 

好きすぎるが故の悩み、、ご安心ください。

 

ということで、今日はジャンプスーツの着方について。

 

 

僕は175cmですが、丈はベルトで絞って調整して着用しています。

ベルトを着けたい方は、詰めすぎるとツンツルテンになってしまうので、

あえてレングスは長めにして余裕を持たせてから、

ブラウジングするとシルエットが綺麗に出ます。

 

そのため、ベルトでの着用は飽きたな、、くらいで丈つめ推奨。

一回ベルトで楽しんでください。

 

僕自身、1着目に買ったネイビーはすぐに直してジャストにしたくらいなので、

ベルト無しの方好み。

ですが、オフ白となると話は別。

CAMELのベルトとの相性に惚れ込んでしまいました。

 

そのくせ、まだCAMELのベルトは後回しで買っていません。

いつか合わせられますように、、、

 

+ m’s braque “QUILTED MESH REVERSIBLE MA-1” ¥92,400 (TAX IN)

 

まだまだ夜は冷える今時期に適した、

軽いジャケットを羽織っただけのスタイリング。

生成りっぽい色味なので、他のカラーとも合わせやすいです。

 

生地もサラッとしたオーガニックコットン。

テーブルクロスのようなテロテロ生地。

 

パキッとしたハリのある生地になると格好良すぎて合わせ辛そうですが、

動きがあって、ジップを調整すれば渋く、大人な装いに。

ベルトのカラーにしても、大きな違いが出るので楽しみ方も十分。

 

難しいと思いがちですが、

見た目以上に、抵抗を払拭してくれる1着です。

 

+ stein “REVERSIBLE SNAP BLOUSON” ¥68,200 (TAX IN)

 

合わないと思っていたシャカシャカ系も、全く問題ありません。

意外にもすんなりと合う。

むしろジャージなんかを着てもいいと思います。

 

沢山試してみては、毎回悩むことはなく、

その中でも気に入った合わせを永遠にリピートしてしまう感じです。

  

+ cantate “Sulfur Back Satin Safari Jacket (MILK) ” ¥60,500 (TAX IN)

 

軽めにして、シャツジャケットを羽織ったスタイリング。

 

ツヤのあるアイテムになると品よく見えますが、

デニムやバックサテンなど、荒い生地を合わせると途端に男らしくなります。

 

白で統一してもインナーを濃くすれば問題ありません。 

というか重ねなければ既に真っ白なので、

思い切って真っ白で統一しても、なんてことはありません。

 

+ CLASS “CCDS11UNI A” ¥63,800 (TAX IN)

 

インディゴになると一気にモダンに仕上がります。

 

ステッチ、袖の裏に赤と青のトリコロールが潜んでいるので、

デニムジャケットにスカーフといった、マダムのようなラグジュアリーな合わせも◎

 

色落ちしたヴィンテージのデニムジャケットを合わせても良さそうだなと、 

あれも、これもと、どんどん候補が躍り出てきます。

 

1週間あっても足りません。

普段仕事柄私服を着ない方からしたら、土日しか着られないので、

他の洋服の登場を奪ってしまう罪な存在になるかもしれません。

用法・容量にご注意ください。笑

 

続いて、長袖を着つつ季節感を出していくなら、、

 

普通に着用したらこうですが、、

 

+ cantate “Sulfur Back Satin Safari Jacket” ¥60,500 (TAX IN)

+ Nine Tailor “Borage Hat” ¥19,800 (TAX IN)

  

インナーにアロハシャツ、ハットにサンダルなんていかがでしょうか。

 

ジャケットを着て見た目が重くなってしまっても、

足元で軽く、ハットで季節感を演出すればok。

 

こんな風に、ライトアウターを脱ぎ捨て始めるタイミングでは、

ウエストで絞って着る、ガテン系スタイルもおすすめです。

 

+ cantate “Assemblage Grange Cardigan” ¥159,500 (TAX IN)

 

クーラー避けにもなる、cantateのコットンカシミヤカーディガン。

 

時期的にどうか、、と思っても仕方ない素材ではありますが、

“コットンニット”と思えるような着心地と重みは、今時期に最適。

肌触りがとても良い、コットンニットだと思ってください。

 

ダメージが入っている分通気性も良く、ジャンプスーツとの色味も完璧、、

一色で統一することに抵抗があるなら、素材で表情をプラスしてあげると◎

 

+ stein “OVERSIZED DOWN PAD SHIRT” ¥35,200 (TAX IN)

 

+ ROTOL “BASIC SHIRT (LINEN) ” ¥35,200 (TAX IN)

 

夏場になってもシャツを合わせる場合は、

 

コットン/レーヨン/リヨセルを使用した、ドレープが豊かで、

ひんやりと接触冷感のあるsteinのシャツ。

リネンで軽やかなROTOLのシャツを是非。

 

ボタンを留めずに羽織るか、ウエストに巻き込んでタックイン。

 

シンプルにシルエットの美しいオフ白のパンツとしても活躍しますし、

ウエストに目がいくので、シャツを脱いでTシャツになっても、

ばっちり決まるのがポイント。

 

+ cantate "Ribbon Belt" ¥44,000 (TAX IN)

+ AVM "PRAY" ¥81,400 (TAX IN)

+ AVM "rythme" ¥85,800 (TAX IN)

 

ここまで来たら、半袖Tシャツとの合わせも想像できますね。

一枚で着る時はベルトにも拘って、

手元のアクセサリーにも気を配ってあげると個性が出せます。

 

秋も春も、夏も活躍するジャンプスーツ。

綺麗すぎず、m’s braqueらしい土臭さと品の良さが共存した1着です。

 

発売時のブログで細かいディテールも紹介しているので、

併せてご覧いただけると嬉しいです。

  

 

約100年前に、パラシュート部隊から始まったジャンプスーツ。

呼び方としては近いですが、

ボイラースーツ(つなぎ)、オーバーオールの起源にもなっています。

その中でも最も細身でスタイリッシュであることから、

ファッションの目線で支持されるようになったのが始まりだと言います。

 

30年代にイタリア人デザイナーの”エルザ・スキャパレリ”がコレクションで発表し、反響を呼ぶが、前衛的さから、人気が出たのは一部の層だけ。

その後数々のデザインで、他ブランドからリリースされるも、オシャレすぎてウケなかったんだそう。

 

その後の1964年に"ギ・ラロッシュ"が作ったジャンプスーツがVOGUEの表紙を飾り、ようやく市民権を得るようになります。

VAGUEの表紙を調べると多く出てきますが、猛烈にオシャレ。

今でさえ先入観なく見られますが、確かに当時からしたら、

真新しすぎてアリなのかナシなのかの判断が難しそうですね。

 

そんなことを調べて考えながら、

真っ先に白のジャンプスーツで思い浮かぶのは、

エルヴィスプレスリーか、錦野旦でした。

 

テンションは違いますが、

キング・オブ・ロックンロールと呼ばれた男と、

スターと呼ばれ続ける男、どちらも半端なく主役級です。

(若い頃も非常に格好良く、僕も画像を沢山保存しています)

 

最高じゃないですか。

 

もう毎日がお立ち台みたいに、

誰もが主役になれるジャンプスーツです。

 

cliché OFFICIAL INSTAGRAM.

  

cliché 木下

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