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夏場の服装は、2種類に分かれる。

夏場の服装は、2種類に分かれる。

 

お互いにスタイリングを組んでみました。#1 

お互いにスタイリングを組んでみました。#2 

縦に長いジャケット。

木下は不機嫌そうに舌打ちをした。

誰もが主役になれるジャンプスーツ。

譲れないTシャツへの拘り。

森道に行きたい。

 

こんにちは。

clichéの杉村です。

 

夏場の服装は、2種類に分かれる。

 

ショーツを穿く人と、そうでない人。

 

松島さんは全く穿かないタイプ。

木下はたまに穿く。

僕はいつも穿いているタイプです。

 

さすがに毎日ショーツを穿くわけにもいかないので、制限していますが、

セーブしなければ、毎日穿いていたいくらい好きです。

 

服に限らず、その季節の事柄を楽しみたい派なので、

夏に食べる素麺は好きだし、冬はコタツでみかん、

夏にショーツを穿くのも醍醐味です。

ショーツラバーにとっては、ごく自然なことでしょう。

 

穿かない派の意見も、もちろんわかります。

店頭で話していると、ショーツを穿かない派の方が7:3くらいで多い気がするし、

穿かない理由にも共感する部分はある。

 

少年っぽく見えるのが気になる。

単純に長ズボンの方が好み。

リアルなところで、すね毛が気になるのもありますよね。。

 

アラサーに突入している僕も、

何歳までショーツを穿いていいものか、時々頭をよぎります。

 

が、

 

TPOを守って着用すれば、全く問題ないです。

年齢は関係なく、ずっと穿いている未来が見えています。

 

穿く人は勝又のように年中穿くし、穿かない人は穿かない。

ショーツに苦手意識がある方に無理やりショーツを勧める気はありませんが、

せっかくの暑い夏が近づいているので、

ショーツへの愛情とともに、オススメを2型ご紹介させてください。

  

cantate

"Sulfur Back Satin M-51 Half Pants"

¥47,300 (TAX IN)

 

まずは、cantateの新作から。

ここ最近で1番穿いている、cantateのM-51パンツのショーツ版で、

僕も愛用しているパンツの弟ポジション。

暑くなってきて、自然と軽いパンツを欲するタイミングとあっては、

ショーツラバーとしては、逃さない手はありません。

 

止血テープやサイドポケットなど、

オリジナルに沿った作りは踏襲、

そして膝が隠れるくらいのゆったりとした形。

この、ショーツなのに重みを出せる形が、全身のサイズバランスを想像しやすく、

フルレングスのパンツから、自然な順番でシフト出来るはず。

 

超ミニなビーチパンツも含めショーツは10枚くらい持っていますが、

スタイリングへの組み込み易さを考えると、

このハーフパンツくらいのシルエット、フォルムが圧勝。

探すと意外とないのがこの手のアイテムです。

 

CREDIT

cantate "Postman Jacket" ¥66,000 (TAX IN)

cantate "Mods Sleeve Shirt" ¥55,000 (TAX IN)

cliché "RIB SOCKS" ¥1,980 (TAX IN)

 

朝晩はまだ羽織りものが欲しい隙間の時期にも、

アウターの重みに負けず、スタイリングの土台を作ってくれます。

他のショーツでは実現できない、cantateのショートパンツだけの強み。

 

しっかりと横幅がありながら、

目を奪われるくらいに縦のシルエットが綺麗なので、

大きいだけのパンツともまた違って、上品さもある。

革靴を合わせれば、夏のデートも確変。

ムードのあるスタイルに変身。

 

CREDIT

class "CCDS01UNI B" ¥140,800 (TAX IN)

Nine Tailor "Borage Hat" ¥19,800 (TAX IN)

cliché "RIB SOCKS" ¥1,980 (TAX IN)

 

暑さに身を任せ、サマースタイルに全振りしてもOK。

スタイリングのテーマは、夏フェスで1番オシャレなやつ。

 

穿き心地の部分も、もちろん抜かりなし。

ウエストをギュッと絞って穿くので、

動いている内に落ちてこないか心配になりそうですが、、

ウエストのコードには、お馴染みの江戸打ち紐を採用しているので、

一度絞れば紐同士がしっかりと噛み合い、どれだけ歩いてもズレません。

 

終電ギリギリで走って向かう時も、ズリ落ちた経験はありません。

ならば、遅刻常習犯の方にも、、

 

CREDIT

stein "REVERSIBLE SNAP BLOUSON" ¥68,200 (TAX IN)

stein "OVERSIZED DOWN PAD SHIRT" ¥35,200 (TAX IN)

Nine Tailor "Phlox Hat" ¥19,800 (TAX IN)

cliché "RIB SOCKS" ¥1,980 (TAX IN)

  

トップスにアウターやジャケットを持ってきたいデザインでもあり、

今のようなどっちつかずな気温にも落とし込めます。

存在感がある分、Tシャツ1枚に合わせても、

スタイリングに見せ場を作ってくれる万能型のハーフパンツ。

 

OLIVE DRAB / DARK BEIGEともに、

トップスを引き立たせてくれるカラーなので、

見ての通り、SKYのT Shirtに合わせて思いっきり夏っぽくも、

組み立て次第では秋っぽくも。

 

仕上がりの幅を存分に楽しんで欲しいです。

 

( 左: 新品 /右: 私物 ) 

 

で、気になる経年変化は? 

 

私物のパンツを、洗濯(4回目)してきました。

硫化染めを施したバックサテンの生地は、最初は無骨な見た目、

穿きこんでいくごとに、柔らかい表情を見せるようになります。

昔ヤンチャしてたやつが、少しずつ落ち着いていくような。

 

まさに三井 寿。

穿き始めから長く付き合っていくことを予感させる、期待感があります。

 

写真では比較しづらいかもしれませんが、

新品状態では硬さを残し、角が多く見られるのに対して、

穿き込んでいくことで、どんどんと柔らかさを増し、

生地に起毛感が出てきて、質感が変わってきているのを感じます。

 

今では、丸くふっくらとした見た目に育ってきていますが、 

穿き込んで洗濯を繰り返すことで、日々進化していく表情を見ていると、

これでもまだまだ、成長過程に過ぎないことがわかります。

一生穿くだろうな、、 

 

 

cantate

"Satin Herringbone Cargo Short"

¥52,800 (TAX IN)

 

もう1本、合わせてご紹介したいショーツ。

 

こちらも、私物でトラウザーズを持っている、

サテンヘリンボーンシリーズのカーゴショーツ。

 

大前提にショーツが大好きなのはありますが、

普段から穿いているので、身をもって良さをわかっているシリーズ。

 

欲しくなるのは、必然です。

 

 

サテンヘリンボーンのシリーズは、

経糸にコットン、緯糸にリネンを使用した、ベネシャンのヘリンボーン生地。

見た目から、コットンのタフな印象が強く出ているので、

ショーツなのにボリュームを出せるという部分で、先ほどのハーフパンツと共通しています。

穿き心地も抜群に良く、裏地にリネンが集中する織組織なので、

穿いている本人には、ドライなタッチで常に涼しい。

 

外見はタフで、内側は涼しく快適。

この不思議な感覚はトラウザーズで体験済みですが、一度味わってしまうと、

手持ちの一軍パンツの役割を奪ってしまうことになりかねないので、

手に取る際は、ご注意ください。

 

 

 

CREDIT

CLASS "CCDS01UNI B" ¥140,800 (TAX IN)

m's braque "ALOHA SHIRT(PSYCHEDELIC)" ¥35,200 (TAX IN)

cliché "RIB SOCKS" ¥1,980 (TAX IN)

 

リネンのテロい感じがないのも、このパンツの魅力。

トップスにアロハを合わせて、全身ドレープが強いとなんだか嫌らしいので、、

絶妙な立ち位置の一本として、活躍してくれるはず。

 

ハーフパンツと同じく縦に長いシルエットを活かし、

丈を折り返しても、極端に短くなることはないので、

スッキリ見せるロールアップスタイルも推奨しています。

ショーツの丈感に合わせて、ブーツなど高さのある靴で、

肌の見える範囲を埋めてあげるのが良いでしょう。

 

レンガのように、特徴的な色味のSIERRA。

春夏の印象が薄い色味なだけに、新鮮味のあるカラーで、

普段思いつかないような組み合わせを想像させてくれます。

周りの人とも、色合わせの部分で差を作りやすく、

夏場のシンプルな服装に飽きてきた方にもオススメ。

 

僕自身、stussyのレンガ色のショーツを愛用していることもあって、

今時期の暖色ショーツの有用性は保証します。

 

 

CREDIT

is-ness "KNITTED BIG POLO" ¥27,500 (TAX IN)

cantate "The Shirt" ¥48,400 (TAX IN)

Nine Tailor "Phlox Hat" ¥19,800 (TAX IN)

cliché "RIB SOCKS" ¥1,980 (TAX IN)

 

clichéソックスにスニーカー合わせが、お気に入りの木下。

カーゴショーツの重みに、ソックスを溜める感じが好バランスです。

このくらいの露出だったら、ショーツを穿くことへの抵抗感も軽減されると思うので、

オリジナルソックスを買った人は、ショーツにチャレンジする絶好の機会ですよ。

  

インプリーツの2タック入りなので、

タックインしてウエストを見せる、スリムなスタイルもアリ。

 

CREDIT

cantate "Satin Herringbone Bellows Jacket" ¥85,800 (TAX IN)

cantate "Horizontal Stripe Shirt" ¥37,400 (TAX IN)

cliché "RIB SOCKS" ¥1,980 (TAX IN)

 

CREDIT

CLASS "CCDS11UNI A" ¥63,800 (TAX IN)

cantate "Sulfur Back Satin Safari Jacket" ¥60,500 (TAX IN)

ROTOL "WIDE TWIST TEE BIRDER" ¥15,400 (TAX IN)

cliché "RIB SOCKS" ¥1,980 (TAX IN)

 

セットアップはもちろん格好が良いし、ある種の憧れすらある。

バックサテンシリーズの上下は、先にジャケットを買い、

我慢出来ず後からパンツを買って揃えましたが、

やはりセットアップには特別感があって、着ているだけでも優越感がある。

最近は、高頻度でセットアップとして着ているので、

日々が楽しく、毎日がスペシャル。

 

服が毎日を彩ってくれるように、

僕がショーツを穿くのは、夏の楽しみの1つだからです。

夏限定のアイスとか、

"期間限定"という言葉に弱いのは、僕だけではないはず。

 

ブリーチデニムは春の季語、

m's braqueのアロハシャツは、夏の風物詩。

cantateのショーツは、夏の思い出に。

 

無造作に定番モデルを作らないcantateのラインナップは、まさに一期一会。

また、次の季節に会える保証はありません。

 

だから今年もまた、cantateのショーツに惹かれてしまう。 

 

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cliché 杉村

 

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